監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。



この記事は埼玉県の解体工事業登録名簿に登録番号2893で掲載されている解体業者・株式会社インシュアラ(代表 金松裕基・解体実績1,000件超)が監修しています。八潮市で県の名簿に登録番号つきで載っている実在の業者だけを比較し、町工場と住宅が隣り合うという八潮ならではの現場条件まで解説します。
㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。八潮市は2005年のつくばエクスプレス開業でまちが大きく変わりました。それまで田畑と町工場だった場所に、次々と新しい家が建った。その結果いま何が起きているかというと、解体現場の隣が工場だったり、逆に工場の隣が新築の家だったりします。粉じんや騒音への配慮が、他市より一段シビアになる市です。それと、市内の登録業者26者のうち何者かは工場跡地の解体に慣れています。ここは探せば見つかります。
八潮市は埼玉県東南部、東京都足立区に接する市です。中川と綾瀬川に挟まれた低地で、古くは水田地帯でした。2005年のつくばエクスプレス開業で八潮駅ができ、そこから宅地化が一気に進みました。いまも市内には金属加工や樹脂成形といった町工場が数多く残り、その隣に新しい戸建住宅が並ぶという独特の街並みになっています。
この混在が、解体工事の条件をそのまま決めています。隣が工場なら振動や粉じんの許容度は高め、隣が新築の家なら一段厳しい養生が必要。同じ市内でも現場ごとに前提が変わります。
この記事では、埼玉県が公開している解体工事業登録名簿で実在と番号が確認できた業者を中心に紹介します。県内全体の相場や制度の仕組みは、先に埼玉県の解体費用相場と補助金の完全ガイドをご覧いただくと理解が早いです。


八潮市に本社を置き、埼玉県の解体工事業登録名簿で実在と登録番号が確認できた業者を8社選びました。番号はすべて県の公開名簿にもとづくもので、当社が1件ずつ照合しています。
| 会社名 | 本社の地区 | 特徴・強み | 対応構造 | 登録番号 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社インシュアラ | 八潮市対応(市外業者) | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超 | 木造〜RC・内装 | 埼玉県 解体工事業登録 第2893号 |
| 石川 博幸 | 大瀬 | 登録番号29号。県全体でも稀な二桁番号で、制度最初期からの継続 | 木造中心 | 第29号 |
| 有限会社栁沼商事 | 八潮6丁目 | 登録番号73号。こちらも制度最初期からの古参 | 木造中心 | 第73号 |
| 株式会社SKK興業 | 八條 | 八條地区の登録業者。中川沿いのエリアに対応 | 木造中心 | 第856号 |
| 林商事株式会社 | 中央3丁目 | 市の中心部に所在。八潮駅周辺に対応 | 木造中心 | 第1474号 |
| 株式会社いちかい | 伊勢野 | 市の東部、三郷市に近いエリアに対応 | 木造中心 | 第1558号 |
| 株式会社エバーグリーン | 大瀬 | 大瀬地区の登録業者 | 木造中心 | 第1603号 |
| 株式会社ニチカイ | 垳 | 市の西部、草加市に近いエリアに対応 | 木造中心 | 第1629号 |



八潮市の26者を名簿で見て目を引くのが、登録番号29号と73号という2者です。制度が始まったのは平成13年5月30日ですから、ほぼ最初期に登録して以来ずっと更新してきたことになります。県全体でも二桁番号はほとんど残っていません。八潮という工場のまちで、それだけ長く需要があったということだと思います。
弊社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されている解体業者です。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。県のホームページから名簿をダウンロードして照合できます。
八潮市には空き家の除却補助が確認できないため、業者選びで市内・市外を区別する理由が補助金の面では存在しません。純粋に見積もりの中身と総額で比べていただけます。ただしブロック塀の撤去補助を使う場合は市内に本店がある業者が条件なので、そこだけご注意ください。
当社は解体・空き家買取・リフォームをワンストップで扱っています。八潮市はつくばエクスプレスで秋葉原まで直通という立地で土地の需要があるエリアです。解体して売る、建物付きで売る、買い取ってもらうという選択肢を並べて比較できます。
大瀬の個人事業者で、解体工事業登録 第29号。八潮市の26者のなかで最も若い番号であり、埼玉県全体で見ても極めて珍しい二桁番号です。
解体工事業の登録制度が始まったのは平成13年5月30日、有効期間は5年の更新制です。29号ということは、制度が始まった直後に登録し、それから5回以上の更新を重ねてきたということになります。八潮という工場のまちで20年以上続けてきた実績そのものです。
公式サイトは確認できませんでしたが、県の名簿に所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています。
八潮6丁目の業者で、解体工事業登録 第73号。石川博幸氏に次いで市内で2番目に若い番号です。
八潮という地名の付いた町名は、市の中心部にあたります。つくばエクスプレスの八潮駅から近く、区画整理で街並みが整えられたエリアと、その周辺の古い区画が混在します。公式サイトは確認できませんでした。
八條の業者で、解体工事業登録 第856号です。八條は市の北部、中川に近いエリアで、低地で地盤が緩い箇所がある区域です。重機の設置に敷鉄板が必要になる現場が出てきます。公式サイトは確認できませんでした。
中央3丁目の業者で、解体工事業登録 第1474号です。中央は八潮駅に近い区域で、つくばエクスプレス開業後に開発された新しい住宅地が広がります。道路も整備されており、重機が入りやすい条件の現場が多いエリアです。公式サイトは確認できませんでした。
伊勢野の業者で、解体工事業登録 第1558号です。伊勢野は市の東部、三郷市に近い区域です。この付近はまだ農地が残っており、母屋のほかに納屋や作業小屋が付く物件も出てきます。公式サイトは確認できませんでした。
大瀬の業者で、解体工事業登録 第1603号です。大瀬には登録番号29号の石川博幸氏もおり、市内でも業者が複数いる地区になります。公式サイトは確認できませんでした。
垳の業者で、解体工事業登録 第1629号です。垳は市の西部、草加市に接する区域で、綾瀬川沿いの低地にあたります。公式サイトは確認できませんでした。
八潮市の8社のうち、公式サイトが確認できたのは当社だけでした。これは八潮に限った話ではなく、解体業は紹介と地元のつながりで仕事が回る業界だからです。
判断基準はサイトの有無ではありません。県の名簿に登録番号つきで載っているかどうかです。名簿には所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています。電話をかけて、対応エリアと直近の施工実績を聞いてみてください。
とくに八潮では「工場の解体はやっていますか」と聞いてみる価値があります。町工場の多い市なので、住宅専門の業者と工場もやる業者が混在しています。ご自身の物件がどちらかで、選ぶ相手が変わります。
八潮市は中川と綾瀬川に挟まれた低地で、市域の高低差はほとんどありません。条件を分けるのは地形より周りに何が建っているかです。
| エリア | 主な地区 | まちの性格 | 解体で注意する点 |
|---|---|---|---|
| 八潮駅周辺 | 中央・大瀬・南後谷 | つくばエクスプレス開業後に整備された新市街地 | 道路が広く重機は入りやすい。新しい住宅が隣接するため養生の等級を上げる必要がある |
| 工場集積エリア | 八條・垳・二丁目 | 金属加工・樹脂成形などの町工場が並ぶ | 工場跡地では地中障害物のリスク。機械の据付基礎が残っていることがある |
| 旧集落 | 木曽根・古新田・伊草 | 区画整理前からの古い住宅と農地 | 道幅が狭い区画が残る。納屋や作業小屋が付くことがある |
| 市東部 | 伊勢野・鶴ケ曽根 | 三郷市に近い。農地が残る | 敷地に余裕があり重機は入りやすいが、附属建物が増える |
| 低地全域 | 市域の大半 | 中川・綾瀬川の流域 | 地盤が緩い箇所では重機の設置に敷鉄板が必要になる |
八潮市で見積もりを取るときに、他市より一段気をつけたいのが隣に何があるかです。工場が隣なら平日の日中に多少の音は許容されますが、新築の戸建てが隣なら話がまったく変わります。つくばエクスプレス開業後に引っ越してきた世帯が多く、工事に慣れていない方もいます。
八潮市は金属加工や樹脂成形の町工場が集積してきた市です。その跡地に住宅が建っている、というケースが実際にあります。
こういう土地で気をつけたいのが地中障害物です。機械の据付基礎、古い杭、廃棄されたコンクリート塊が地面の下に残っていることがあります。これは掘ってみるまで分かりません。
見積書または契約書に「地中障害物が出た場合の負担と単価」を明記してもらってください。ここが曖昧なまま着工すると、必ず揉めます。工場跡地の解体経験がある業者かどうかも、あわせて確認したいところです。


公的に公表されている八潮市の坪単価データは存在しません。以下は当社の施工実績と市内で実際にやり取りされている金額をもとにした目安です。相場表として鵜呑みにせず、現地の条件で上下すると考えてください。
| 延床面積 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 80万〜130万円 | 100万〜160万円 | 130万〜200万円 |
| 30坪 | 120万〜190万円 | 150万〜230万円 | 190万〜290万円 |
| 40坪 | 150万〜240万円 | 190万〜290万円 | 240万〜370万円 |
| 50坪 | 190万〜300万円 | 240万〜360万円 | 300万〜460万円 |
八潮市は除却の補助金が確認できない市です。ここで浮かせられる金額は、そのまま手元に残ります。市内の登録業者は26者。3社比べて20万円の差が出れば、他市の補助金上限に近い額になります。
タイプ別に、あくまで目安の試算を示します。実際の見積もりではありません。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 99万円 | 坪単価3.3万円×30坪。重機が問題なく入る |
| 仮設・養生費 | 20万円 | 隣が新築住宅のため養生の等級を上げる |
| 付帯工事費 | 15万円 | ブロック塀・庭木・物置 |
| 基礎撤去・整地 | 13万円 | — |
| 諸経費・届出 | 12万円 | 建設リサイクル法届出・アスベスト事前調査 |
| 総額(税抜) | 約159万円 | 八潮市では条件の良い部類 |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 117万円 | 坪単価4.5万円×26坪。小型重機での作業 |
| 敷鉄板 | 11万円 | 低地で地盤が緩く、重機の設置に必要 |
| 仮設・養生費 | 23万円 | 隣家が近く養生の等級を上げる |
| 小運搬・付帯・基礎撤去 | 30万円 | 4トン車が入らず2トン車で分割搬出 |
| 諸経費・届出・近隣対応 | 15万円 | — |
| 総額(税抜) | 約196万円 | ケース1より4坪小さいが37万円高い |
木曽根や古新田は区画整理前からの古い集落です。八潮駅周辺の整った街並みとは別物で、道幅が狭い区画が残っています。同じ市内でこれだけ差が出ます。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 258万円 | 坪単価4.3万円×60坪。鉄スクラップの売却で相殺される部分もある |
| 機械基礎・土間コンクリートの撤去 | 52万円 | 据付基礎が深く、通常の基礎撤去では済まない |
| 残置物・産業廃棄物処分 | 40万円 | 油脂類・金属くず・工具・棚など |
| 仮設・養生・整地 | 45万円 | — |
| アスベスト事前調査・届出 | 22万円 | 調査の結果次第で除去費が別途発生 |
| 総額(税抜) | 約417万円 | 地中障害物が出た場合はさらに加算 |
町工場の解体では、建物本体より付随する項目のほうが読みにくいのが実情です。機械の基礎、油が染みた土壌、地中の廃材。八潮市はこの種の物件が他市より多いので、工場の実績がある業者に見てもらってください。
先に結論から書きます。八潮市の公式サイトで、空き家の除却そのものに使える補助金は確認できませんでした。使えるのは危険ブロック塀の撤去補助と、国の税制上の特例です。
| 制度 | 金額 | 主な対象・条件 |
|---|---|---|
| 危険ブロック塀等撤去改修補助金 (撤去) | 費用の2分の1、または1メートルあたり1万円の少ないほう 上限10万円 | 公道に面した高さ1.2メートル超のコンクリートブロック造または組積造で、地震による倒壊のおそれがあるもの |
| 危険ブロック塀等撤去改修補助金 (改修) | 費用の2分の1、または1メートルあたり2万円の少ないほう 上限20万円 | 同上 |
| 住宅改修資金補助金 | 市へ要確認 | 令和8年度は3月30日から12月25日まで受付。リフォームが対象で解体単体への補助ではありません |
| 空き家の除却単体への補助 | 確認できませんでした | 八潮市の公式サイトでは、解体工事そのものに単独で使える補助制度を確認できませんでした |
| 相続空き家の3,000万円特別控除 | 譲渡所得から最高3,000万円を控除 | 国の制度。八潮市は空家バンクや空き家相談窓口も設置しています |
補助額の計算式に注意してください。「費用の2分の1」と「1メートルあたり1万円」の少ないほうです。塀が短ければ後者で頭打ちになります。たとえば5メートルの塀なら上限は5万円です。長さを測ってから期待値を決めてください。
窓口は都市整備部住宅・建築課建築担当(048-996-3596)です。予算枠に達し次第締め切りとされているので、年度の早い時期に相談するほうが確実です。
八潮市には除却の補助がありません。ただ、金額のインパクトで言えば市の補助金より大きいものが残っています。
相続した実家を解体して売るなら、まずこれです。長期譲渡所得の税率は20.315%なので、3,000万円の控除が使えれば税額の差は数百万円になります。要件は昭和56年5月31日以前の建築、区分所有登記でない、相続直前に被相続人以外が住んでいない、売却代金1億円以下、相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までの売却です。市区町村が発行する被相続人居住用家屋等確認書が必要になります。
八潮市には登録業者が26者います。3社比べて20万円の差が出れば、他市の補助金上限に近い額が浮きます。補助金の申請書を書くより、3社に電話するほうが簡単で確実です。
なお2023年の空家等対策特別措置法の改正で管理不全空家等という区分が新設されました。勧告を受けると建物を残したまま固定資産税の住宅用地特例が外れます。「解体すると税金が上がるから放置しよう」という判断は、以前ほど安全ではなくなっています。
会社名で名簿を検索し、登録番号・所在地・技術管理者が見積書と一致するかを見てください。名簿に無ければ建設業許可のほうを国土交通省の検索システムで照合します。どちらにも無ければ候補から外して構いません。
八潮市ならでは。隣が新築の戸建てなら養生の等級を上げる必要があります。逆に工場が隣なら条件は緩みます。現地でそこを見ていない業者の見積もりは、着工後に近隣対応で揉めます。
町工場の跡地では機械の据付基礎や古い杭が残っていることがあります。出た場合に誰がいくら負担するのか、単価はいくらか。契約書に書いてもらってください。
市域の大半が中川と綾瀬川に挟まれた低地です。地盤が緩い箇所では重機の設置に敷鉄板が必要になります。見積書に項目があるか、無い場合は不要と判断した理由を聞いてください。
2023年10月から、アスベストの事前調査は建築物石綿含有建材調査者などの有資格者でなければ行えません。事前調査自体は規模を問わず全工事が対象です。工場の解体ではとくに重要になります。
床面積80平方メートル以上の解体は届出が必要で、法律上の義務者は施主本人です。着手の7日前までに提出します。木造30坪なら確実に対象です。提出後は控えを見せてもらってください。
八潮市は除却の補助金が確認できない市です。ここで浮かせた金額はそのまま手元に残ります。登録業者26者。3社に電話をかける手間で20万円変わるなら、かけたほうがいいと思います。


八潮市に隣接する市の解体情報もあわせてご覧ください。補助金の有無と条件は、市が違うだけでまったく変わります。
付帯工事費と諸経費を含めた総額で120万〜190万円が目安です。八潮駅周辺の区画整理済みエリアなら159万円前後、木曽根や古新田など旧集落の狭い区画では26坪でも196万円程度になった試算例があります。八潮市は市域の大半が低地なので、地盤が緩い箇所では敷鉄板が必要になり10万円前後の加算になります。坪数より、道路の幅と地盤の状態で決まると考えてください。
市の公式サイトを調べた限り、解体工事そのものに単独で使える補助金は確認できませんでした。使えるのは危険ブロック塀等撤去改修補助金です。撤去は費用の2分の1または1メートルあたり1万円の少ないほうで上限10万円、改修は1メートルあたり2万円で上限20万円。ただし市内に本店がある業者の施工が条件で、工事着手前の事前相談が必須です。窓口は住宅・建築課建築担当(048-996-3596)です。
塀の長さで決まります。「費用の2分の1」と「1メートルあたり1万円」の少ないほうが撤去の補助額で、上限は10万円です。たとえば5メートルの塀なら上限5万円、10メートルなら10万円が天井になります。対象は公道に面した高さ1.2メートル超のコンクリートブロック造または組積造で、地震による倒壊のおそれがあるものです。市税の滞納がないこと、同様の補助金を過去に受けていないことも条件です。
地中障害物です。八潮市は金属加工や樹脂成形の町工場が集積してきた市で、その跡地に住宅が建っているケースもあります。機械の据付基礎、古い杭、廃棄されたコンクリート塊が地面の下に残っていることがあり、掘るまで分かりません。見積書または契約書に「地中障害物が出た場合の負担と単価」を明記してもらってください。またアスベストの事前調査は工場の場合とくに重要で、有資格者による調査が法律で義務づけられています。
変わることがあります。八潮市はつくばエクスプレス開業後に宅地化が進み、町工場と新築住宅が隣り合う現場が珍しくありません。隣が工場なら平日日中の音や振動はある程度許容されますが、新築の戸建てが隣だと養生の等級を上げる必要があり、費用が数万円から十数万円上がります。これは無駄な出費ではなく、苦情や工事中断を防ぐための必要経費だと考えてください。
上がります。住宅用地の特例が外れるため課税標準額は6倍になりますが、負担調整措置により実際の税額は3倍から4倍程度にとどまるのが一般的です。課税は1月1日時点の状況で決まります。ただし放置すれば安全というわけでもありません。2023年の法改正で管理不全空家等として勧告を受けると、建物を残したまま特例が外れるようになりました。八潮市は空家バンクや空き家相談窓口も設置しているので、迷っている段階で相談する手もあります。
解体工事そのものは問題ありません。八潮市には除却の補助金が確認できないため、業者の所在地で有利不利が生じないからです。ただしブロック塀の撤去補助を使う場合は、市内に本店がある業者の施工が条件になります。塀も一緒に壊すなら、そこだけ注意してください。なお解体工事業の登録は登録を受けた都道府県でしか施工できないため、東京都の登録しか持たない業者は埼玉県内で工事を請け負えません。
古さは品質の保証ではありませんが、営業年数の裏付けにはなります。解体工事業の登録は平成13年5月30日に始まり、有効期間は5年の更新制です。29号ということは制度が始まった直後に登録し、それから5回以上の更新を重ねてきたということになります。埼玉県全体でも二桁番号はほとんど残っていません。逆に番号が新しいから悪いということもありません。登録の要件は古参も新規も同じで、技術管理者の選任が必要です。
八潮市の記事を書くために市の補助金を一通り調べました。除却の補助は見つからず、あったのは危険ブロック塀の撤去補助だけです。しかも「費用の2分の1」と「1メートルあたり1万円」の少ないほうという計算式なので、塀が短ければ数万円で頭打ちになります。正直、これで解体費用がどうにかなる規模ではありません。
では何を見るか。ひとつは相見積もりです。26者いる市で3社も比べれば20万円前後の差はふつうに出ます。もうひとつは相続空き家の3,000万円特別控除で、条件が合えば税額が数百万円変わります。補助金を探すより先に、この2つを潰してください。
それと八潮市で特徴的なのが、隣に何が建っているかで工事の前提が変わるということです。2005年のつくばエクスプレス開業でまちが急に変わりました。それまで田畑と町工場だった場所に新しい家が並んだ。だから解体現場の隣が工場だったり、工場の隣が新築だったりします。
隣が工場なら平日の日中に多少の音は通りますが、新築の家が隣ならまったく別の話です。養生の等級を上げる必要があり、費用も上がります。ただこれは削るべき費用ではありません。苦情が出て工事が止まるほうが、結局は高くつきます。
もうひとつ、工場だった建物や工場跡地の解体では地中障害物に気をつけてください。機械の据付基礎が残っていることがあります。これは掘るまで分かりません。だからこそ、出た場合に誰がいくら負担するのかを契約書に書いてもらってください。ここを曖昧にしたまま着工すると必ず揉めます。
解体は人生で何度もやることではありません。分からないまま進めると、あとで必ず後悔します。この記事に書いていないことでも、聞いていただければお答えします。当社に頼まなくても構いません。判断の材料が増えることのほうが大事です。
埼玉県全体の費用相場、63市町村の補助金の一覧、県の名簿で業者を照合する手順は埼玉県の解体費用相場と補助金の完全ガイドにまとめてあります。ほかの市町村と比べたい方は、そちらから各ページへ進めます。


当社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されています。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。この記事で「名簿で照合してください」と何度も書いた以上、当社自身も同じ方法で確認できるようにしています。県のホームページから名簿をダウンロードして、ぜひ確かめてください。
解体実績は1,000件を超えました。解体だけでなく空き家の買取とリフォームも扱っているので、壊すべきか、建物付きで売るべきか、直して貸すべきかという段階からご相談いただけます。八潮市は解体の補助金が確認できない市なので、なおさら出口から逆算して考える価値があります。
八潮市の解体・空き家のご相談は、お電話(03-5837-4868)でもウェブの無料見積もりでも承ります。