監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。



この記事は埼玉県の解体工事業登録名簿に登録番号2893で掲載されている解体業者・株式会社インシュアラ(代表 金松裕基・解体実績1,000件超)が監修しています。川越市で県の名簿に登録番号つきで載っている実在の業者だけを比較し、蔵造りの町並みと歴史的な区域という川越ならではの制約まで解説します。
㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。川越市には他市には無い注意点があります。一番街の蔵造りの町並みは重要伝統的建造物群保存地区で、この区域内では建物を壊すのに届出が必要です。指定されているのは一部の区域ですが、その周辺にも景観に関するルールがあります。「うちは指定区域ですか」を最初に市へ確認してください。知らずに段取りを進めると、着工直前で止まります。それと補助金については、除却に使えるものは確認できませんでした。
川越市は埼玉県の中央部にある中核市です。小江戸と呼ばれる蔵造りの町並みで知られ、年間を通じて多くの観光客が訪れます。一番街周辺は重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、建物の外観や解体について制約があります。
一方で市域は広く、川越駅・本川越駅周辺の市街地、新河岸川沿いの低地、南大塚や霞ヶ関といった住宅地、そして南部の農地まで、性格の違うエリアが含まれます。「川越市の解体」と一括りにできないのが、この市の特徴です。
この記事では、埼玉県が公開している解体工事業登録名簿で実在と番号が確認できた業者を中心に紹介します。県内全体の相場や制度の仕組みは、先に埼玉県の解体費用相場と補助金の完全ガイドをご覧いただくと理解が早いです。


川越市に本社を置き、埼玉県の解体工事業登録名簿で実在と登録番号が確認できた業者を8社選びました。番号はすべて県の公開名簿にもとづくもので、当社が1件ずつ照合しています。
| 会社名 | 本社の地区 | 特徴・強み | 対応構造 | 登録番号 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社インシュアラ | 川越市対応(市外業者) | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超 | 木造〜RC・内装 | 埼玉県 解体工事業登録 第2893号 |
| 杉本 康則 | 小堤 | 登録番号260号。川越市28者のなかで最も古い登録を継続 | 木造中心 | 第260号 |
| 山田 健二 | 並木 | 登録番号876号。市の南部に対応する個人事業者 | 木造中心 | 第876号 |
| 株式会社アストラ | 小堤 | 小堤地区の登録業者。市の南部に対応 | 木造中心 | 第2004号 |
| 株式会社ワイエム | 砂 | 市の南部、砂地区の登録業者 | 木造中心 | 第2175号 |
| ケー・エム・エス株式会社 | 今福 | 市の南東部に所在。国道16号沿いのエリアに対応 | 木造中心 | 第2226号 |
| EcoAction株式会社 | 的場 | 市の西部に所在。環境・廃棄物系の社名 | 木造中心 | 第2428号 |
| 株式会社イーネットエージェンシー | 広栄町 | 市の中心部に近い区域に所在 | 木造中心 | 第2436号 |



川越市の28者を名簿で見ると、個人事業者が目立ちます。杉本さん、山田さん、間中さん、矢島さん、嶋村さん。個人だから小さいということではなく、登録番号260号のように20年以上続けている方もいます。川越は蔵や古い町家の解体という特殊な仕事があるので、そういう現場を知っている職人の価値が高い土地柄なのだと思います。
弊社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されている解体業者です。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。県のホームページから名簿をダウンロードして照合できます。
川越市には市内業者要件のある除却補助が確認できません。つまり業者選びで市内・市外を区別する理由が、制度の面では存在しないということです。純粋に見積もりの中身と総額で比べていただけます。
ただし重要伝統的建造物群保存地区や景観に関する区域内の物件は、手続きに慣れた地元業者のほうが段取りが早いことがあります。区域内かどうかを先に市へ確認したうえで、業者を選んでください。
小堤の個人事業者で、解体工事業登録 第260号。川越市の28者のなかで最も若い番号です。
解体工事業の登録制度が始まったのは平成13年5月30日、有効期間は5年の更新制です。260号ということは、制度が始まって間もない時期に登録し、それから5回以上の更新を重ねてきたことになります。20年以上、川越で解体を続けてきたということです。
公式サイトは確認できませんでしたが、県の名簿に所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています。
並木の個人事業者で、解体工事業登録 第876号です。名簿では事業者名と技術管理者が同一になっています。技術管理者は他社と兼任できない決まりなので、本人が現場の技術責任を負っている形です。
並木は市の南部、ふじみ野市に近い区域です。公式サイトは確認できませんでした。
小堤の業者で、解体工事業登録 第2004号です。小堤には登録番号260号の杉本康則氏もおり、市内でも業者が複数いる地区になります。公式サイトは確認できませんでした。
砂の業者で、解体工事業登録 第2175号です。砂は市の南部、新河岸川に近い区域にあたります。低地で地盤が緩い箇所があるため、重機の設置に敷鉄板が必要になる現場が出てきます。公式サイトは確認できませんでした。
今福の業者で、解体工事業登録 第2226号です。今福は市の南東部、国道16号に近い区域です。幹線道路へのアクセスが良く、資材置き場を確保しやすいエリアになります。公式サイトは確認できませんでした。
的場の業者で、解体工事業登録 第2428号です。社名から廃棄物やリサイクルに軸足を置いた会社と考えられます。
解体費用のうち、廃材の処分費が占める割合は小さくありません。木くず、コンクリートガラ、金属くず、混合廃棄物。それぞれ処分単価が違います。処理の流れを自社で把握している会社は、見積もりの内訳を説明するときに具体的になる傾向があります。公式サイトは確認できませんでした。
広栄町の業者で、解体工事業登録 第2436号です。広栄町は川越駅の南側にあたる区域です。駅周辺は区画が細かく、道幅が狭い物件も出てきます。公式サイトは確認できませんでした。
川越市には蔵造りの町家や土蔵が現存します。これらは通常の木造住宅とは構造がまったく違います。土蔵は壁が厚く重量があり、解体の手順も変わります。
しかも重要伝統的建造物群保存地区の区域内なら届出が必要です。区域外でも景観に関するルールがかかる場所があります。「保存地区や景観計画の区域で解体をやったことはありますか」と聞いてみてください。
経験の無い業者が悪いわけではありません。ただ手続きに時間がかかり、着工が遅れる可能性があります。スケジュールに余裕が無い場合は、慣れた業者を選ぶほうが確実です。
川越市は市域が広く、台地の上にある旧市街と、新河岸川沿いの低地で条件が変わります。加えて歴史的な区域では制度上の制約が加わります。
| エリア | 主な地区 | まちの性格 | 解体で注意する点 |
|---|---|---|---|
| 一番街・蔵造りの町並み | 幸町・元町・仲町 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 解体に届出が必要。観光客の通行への配慮も要る。道が狭く手壊しになることが多い |
| 川越駅・本川越駅周辺 | 脇田町・新富町・広栄町 | 商業施設と住宅が混在する市街地 | 区画が細かく道幅が狭い。工事車両の駐車場所の確保が課題 |
| 新河岸川沿い | 砂・寺尾・志多町 | 低地 | 地盤が緩い箇所があり、重機の設置に敷鉄板が必要になる |
| 南大塚・霞ヶ関 | 南大塚・的場・笠幡 | 鉄道沿線の住宅地 | 比較的整った区画。標準的な条件の現場が多い |
| 市南部・東部 | 今福・小堤・並木・大袋 | 農地と住宅の混在 | 納屋・物置など附属建物が付くことがある |
| 川越市全域 | — | 市域が広い | 同じ市内でも移動に時間がかかる。出張費の扱いを確認しておく |
川越市で見積もりを取るときは、町名まで伝えてください。「川越市の30坪です」だけでは、蔵造りの区域なのか南大塚の住宅地なのか判断できません。同じ坪数でも工事の中身がまったく違います。
川越市の一番街周辺は重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。この区域内では、建築物の新築・増築・改築・移転・除却などに市への届出が必要です。
区域は限られていますが、その周辺にも景観に関するルールがかかる場所があります。ご自身の物件が該当するかどうかは、見た目では判断できません。
解体を考えた時点で、まず市に確認してください。手続きが必要なら、その分の日数を工程に織り込む必要があります。業者を決めて契約してから「実は届出が要ります」と分かるのが、いちばん困る展開です。


公的に公表されている川越市の坪単価データは存在しません。以下は当社の施工実績と市内で実際にやり取りされている金額をもとにした目安です。相場表として鵜呑みにせず、現地の条件で上下すると考えてください。
| 延床面積 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 80万〜130万円 | 100万〜160万円 | 130万〜200万円 |
| 30坪 | 120万〜190万円 | 150万〜230万円 | 190万〜290万円 |
| 40坪 | 150万〜240万円 | 190万〜290万円 | 240万〜370万円 |
| 50坪 | 190万〜300万円 | 240万〜360万円 | 300万〜460万円 |
川越市は市域が広いので、業者の所在地から現場までの距離が費用に効くことがあります。見積書に出張費や運搬費がどう計上されているかを確認してください。また蔵造りの区域では手壊しが前提になり、坪単価が大きく上がります。
タイプ別に、あくまで目安の試算を示します。実際の見積もりではありません。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 102万円 | 坪単価3.4万円×30坪。重機が問題なく入る |
| 仮設・養生費 | 17万円 | 足場と飛散防止シート |
| 付帯工事費 | 15万円 | ブロック塀・庭木・物置 |
| 基礎撤去・整地 | 13万円 | — |
| 諸経費・届出 | 12万円 | 建設リサイクル法届出・アスベスト事前調査 |
| 総額(税抜) | 約159万円 | 川越市では条件の良い部類 |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費(手壊し主体) | 118万円 | 坪単価4.9万円×24坪。重機が入らず人力主体 |
| 仮設・養生費 | 26万円 | 隣家が至近のため養生の等級を上げる |
| 小運搬費 | 22万円 | 車両が入らず廃材を手押しで搬出 |
| 付帯・基礎撤去・整地 | 24万円 | — |
| 諸経費・届出・近隣対応 | 16万円 | — |
| 総額(税抜) | 約206万円 | ケース1より6坪小さいが47万円高い |
本川越駅の周辺は旧城下町の区画が残っており、道幅の狭い路地があります。観光地に近い区域では通行への配慮も必要です。坪数が小さいほど安いという思い込みが崩れる典型例です。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 母屋の解体費 | 129万円 | 坪単価3.4万円×38坪。敷地に余裕があり重機は入りやすい |
| 納屋の解体費 | 34万円 | 木造の農業用倉庫 |
| 物置の解体費 | 17万円 | — |
| 残置物処分 | 31万円 | 農具・家財・古い家電など |
| 仮設・養生・整地・諸経費 | 48万円 | 敷地が広く整地面積も大きい |
| 総額(税抜) | 約259万円 | 附属建物と残置物で総額が膨らむ典型例 |
今福や大袋など市南部の農地混在エリアでよくあるパターンです。母屋38坪の解体費129万円に対して、附属建物と残置物で82万円。敷地が広いから安く済むと考えていると、この構造で驚くことになります。
先に結論から書きます。川越市の公式サイトを調べた限り、空き家の除却そのものに使える補助金は確認できませんでした。ただし、市は別の形で支援を用意しています。
| 制度 | 内容 | 解体に使えるか |
|---|---|---|
| 空き家の除却への補助 | 確認できませんでした | — |
| 解体費用シミュレーター | 市が株式会社クラッソーネと連携協定を締結し、無料で提供。スマートフォンやパソコンから質問に答えると、全国の解体工事見積りのデータベースをもとにAIが費用の目安を算出 | 費用の目安を知るのに使えます |
| 空き家の迷惑度診断 | 同じくクラッソーネとの連携で提供。空き家が周囲に与える迷惑度を診断 | 解体するかどうかの判断材料になります |
| 令和8年度 住宅改修補助金制度 | リフォームが対象 | 解体単体への補助ではありません |
| 相続空き家の3,000万円特別控除 | 国の制度。譲渡所得から最高3,000万円を控除 | 使えます。必要書類は市の防犯・交通安全課で交付されます |
川越市は株式会社クラッソーネと「空き家の適切な除却の促進に関する連携協定」を締結しています。市の公式サイトからアクセスできる解体費用シミュレーターは無料で、スマートフォンやパソコンから質問に答えていくだけで概算が出ます。
市の説明によれば「全国各地域の解体工事見積りがデータベース化されているため、AIを活用したシミュレーションにより、解体費用の目安を把握することができます」とのことです。遠方にお住まいで現地に行けない方でも、まず金額の桁を知ることができます。
こういうツールは便利ですが、使い方を間違えないでください。シミュレーターが出すのは統計的な目安であって、あなたの家の見積もりではありません。
前面道路の幅、隣家との距離、地中の状態、残置物の量、附属建物の有無。金額を大きく動かす要素は、現地を見ないと分かりません。川越市のように蔵造りの区域と新しい住宅地が同居する市では、なおさら差が開きます。
正しい使い方は「業者の見積もりが桁違いにおかしくないかを確かめる物差し」です。シミュレーターが150万円前後と出しているのに300万円の見積もりが来たら、その理由を聞けばいい。逆に80万円という見積もりが来たら、何が抜けているかを確認する。そういう使い方なら価値があります。
相続した実家を解体して売る予定なら、市の制度より相続空き家の3,000万円特別控除のほうが桁違いに大きくなります。長期譲渡所得の税率は20.315%なので、条件が合えば税額の差は数百万円です。
川越市では、この特例に必要な書類が市の防犯・交通安全課で交付されます。空家対策担当の電話番号は049-224-5721です。要件は昭和56年5月31日以前の建築、区分所有登記でない、相続直前に被相続人以外が住んでいない、売却代金1億円以下、相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までの売却などです。
なお2023年の空家等対策特別措置法の改正で管理不全空家等という区分が新設されました。勧告を受けると建物を残したまま固定資産税の住宅用地特例が外れます。川越市は第2次空家等対策計画を策定しており、対応の体制は整っています。
川越市ならでは。重要伝統的建造物群保存地区の区域内では解体に届出が必要です。その周辺にも景観のルールがかかる場所があります。見た目では判断できないので、解体を考えた時点で市へ確認してください。
会社名で名簿を検索し、登録番号・所在地・技術管理者が見積書と一致するかを見てください。名簿に無ければ建設業許可のほうを国土交通省の検索システムで照合します。
土蔵は壁が厚く重量があり、通常の木造とは解体の手順が変わります。「蔵の解体をやったことはありますか」と聞いてください。保存地区の届出に慣れているかも同時に確認できます。
川越市は市域が広く、蔵造りの旧市街から南部の農地まで条件がまったく違います。「川越市の30坪」だけでは、まともな見積もりは出ません。町名と前面道路の幅を伝えてください。
新河岸川沿いの砂や寺尾などは低地です。地盤が緩い箇所では重機の設置に敷鉄板が必要になります。見積書に項目があるか、無い場合は不要と判断した理由を聞いてください。
2023年10月から、アスベストの事前調査は建築物石綿含有建材調査者などの有資格者でなければ行えません。事前調査自体は規模を問わず全工事が対象です。古い町家ではとくに重要になります。
川越市の登録業者は28者です。市内業者要件のある補助金が確認できないので、市外の業者も候補に入れて構いません。ただし保存地区の物件は手続きに慣れた地元業者のほうが段取りが早いことがあります。


川越市に隣接する市の解体情報もあわせてご覧ください。補助金の有無と条件は、市が違うだけでまったく変わります。
付帯工事費と諸経費を含めた総額で120万〜190万円が目安です。南大塚や霞ヶ関のように区画が整った住宅地なら159万円前後、本川越駅周辺の狭小地では24坪でも206万円程度になった試算例があります。川越市は市域が広く条件の差が大きい市なので、見積もりを依頼するときは町名と前面道路の幅を必ず伝えてください。
できますが、手続きが必要です。一番街周辺は重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、この区域内では建築物の除却などに市への届出が求められます。また区域の周辺にも景観に関するルールがかかる場所があります。ご自身の物件が該当するかは見た目では判断できません。解体を考えた時点で市に確認し、必要な日数を工程に織り込んでください。契約後に判明するのが最も困る展開です。
市の公式サイトを調べた限り、解体工事そのものに単独で使える補助金は確認できませんでした。その代わり市は株式会社クラッソーネと連携協定を締結し、解体費用シミュレーターと空き家の迷惑度診断を無料で提供しています。また国の相続空き家3,000万円特別控除は使え、必要書類は市の防犯・交通安全課(049-224-5721)で交付されます。
目安としては使えますが、契約の根拠にはなりません。市の説明によれば全国各地域の解体工事見積りをデータベース化し、AIで算出しているとのことです。ただし前面道路の幅、隣家との距離、地中の状態、残置物の量といった金額を大きく動かす要素は、現地を見ないと分かりません。正しい使い方は「業者の見積もりが桁違いにおかしくないかを確かめる物差し」です。シミュレーターと大きく離れた見積もりが来たら、その理由を聞いてください。
高くなります。土蔵は壁が厚く重量があるため、通常の木造住宅より坪単価が上がります。加えて保存地区の区域内なら届出が必要で、手続きの日数もかかります。当社の目安では蔵1棟で40万円台からですが、大きさと構造で変わります。「蔵の解体をやったことはありますか」と業者に聞いてみてください。経験の有無で段取りの速さが違います。
距離が費用に効くことはあります。川越市は市域が広く、業者の所在地から現場まで時間がかかる場合、出張費や運搬費として計上されることがあります。見積書にその項目があるか確認してください。ただし川越市には市内業者要件のある補助金が確認できないため、制度上のペナルティはありません。市外の業者も含めて3社比べるほうが、結果的に安く済むこともあります。
当社の試算例では、母屋38坪の解体費129万円に対して、納屋34万円・物置17万円・残置物処分31万円で、附属建物と残置物だけで82万円が上乗せされました。総額259万円です。今福や大袋など市南部の農地混在エリアでは珍しくないパターンです。母屋だけの見積もりを見て判断しないでください。敷地内の建物をすべて数えて伝え、井戸や浄化槽の有無も伝えてください。
上がります。住宅用地の特例が外れるため課税標準額は6倍になりますが、負担調整措置により実際の税額は3倍から4倍程度にとどまるのが一般的です。課税は1月1日時点の状況で決まります。なお2023年の法改正で管理不全空家等として勧告を受けると、建物を残したまま特例が外れるようになりました。川越市は第2次空家等対策計画を策定しており、放置が安全策とは言えなくなっています。
川越市の記事で最初に書いたのは、費用でも業者でもなく保存地区の届出でした。他の市の記事ではまず出てこない話です。
一番街の蔵造りの町並みは重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、この区域内では建物を壊すのに市への届出が必要です。区域は限られていますが、その周辺にも景観のルールがかかる場所があります。しかも見た目では判断できません。
一番困るのは、業者を決めて契約したあとに「実は届出が要ります」と分かることです。工程が止まり、場合によっては契約を組み直すことになります。解体を考えた時点で市に電話一本入れてください。それだけで避けられます。
補助金については、除却に使えるものは確認できませんでした。ただ川越市は面白い取り組みをしていて、クラッソーネという会社と協定を結んで解体費用シミュレーターを無料で出しています。スマホから質問に答えるだけで概算が出る。遠方にお住まいの方には便利だと思います。
ただしこれは目安であって、あなたの家の見積もりではありません。前面道路の幅も、地中に何が埋まっているかも、シミュレーターには分かりません。「業者の見積もりが桁違いにおかしくないか」を確かめる物差しとして使ってください。そういう使い方なら十分に価値があります。
もうひとつ、川越は市域が広い市です。蔵造りの旧市街から南部の農地まで、同じ市とは思えないほど条件が違います。見積もりを頼むときは町名まで伝えてください。「川越市の30坪」だけでは、まともな数字は出せません。私たちも困りますし、結局あとで金額が動いて施主が損をします。
埼玉県全体の費用相場、63市町村の補助金の一覧、県の名簿で業者を照合する手順は埼玉県の解体費用相場と補助金の完全ガイドにまとめてあります。ほかの市町村と比べたい方は、そちらから各ページへ進めます。


当社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されています。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。この記事で「名簿で照合してください」と何度も書いた以上、当社自身も同じ方法で確認できるようにしています。県のホームページから名簿をダウンロードして、ぜひ確かめてください。
解体実績は1,000件を超えました。解体だけでなく空き家の買取とリフォームも扱っているので、壊すべきか、建物付きで売るべきか、直して貸すべきかという段階からご相談いただけます。川越市は観光地としての需要もある土地なので、出口の選択肢は他市より広いはずです。
川越市の解体・空き家のご相談は、お電話(03-5837-4868)でもウェブの無料見積もりでも承ります。