監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。


この記事は埼玉県の解体工事業登録名簿に登録番号2893で掲載されている解体業者・株式会社インシュアラ(代表 金松裕基・解体実績1,000件超)が監修しています。春日部市で県の名簿に登録番号つきで載っている実在の業者だけを比較し、除却の補助金が確認できない市でどう費用を抑えるかを解説します。
㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。春日部市について先に正直に申し上げます。市の「住まいに関する助成」の一覧を確認したところ、解体・除却に関する助成は掲載されていませんでした。載っているのはふれあい家族住宅購入奨励事業、結婚新生活支援事業、住宅リフォーム助成制度の3つです。つまり春日部市では補助金を探すより、見積書を詰めるほうが確実に効きます。市内には登録業者が33者いるので、比べる相手には困りません。
春日部市は埼玉県東部の市です。旧日光街道の粕壁宿として栄え、桐箪笥や桐箱の産地としても知られてきました。平成17年に旧春日部市と庄和町が合併して現在の市域になっています。庄和地区には首都圏外郭放水路の調圧水槽があり、地下神殿の通称で知られます。これは市域が水害に悩まされてきた低地であることの裏返しでもあります。
この記事では、埼玉県が公開している解体工事業登録名簿で実在と番号が確認できた業者だけを紹介します。県内全体の相場や制度の仕組みは、先に埼玉県全体のガイドをご覧いただくと理解が早いです。
春日部市に本社を置き、埼玉県の解体工事業登録名簿で実在と登録番号が確認できた業者を8社選びました。番号はすべて県の公開名簿にもとづくもので、当社が1件ずつ照合しています。
| 会社名 | 本社の地区 | 特徴・強み | 対応構造 | 登録番号 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社インシュアラ | 春日部市対応(市外業者) | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超 | 木造〜RC・内装 | 埼玉県 解体工事業登録 第2893号 |
| 有限会社日本総研 | 小渕 | 登録番号576号。春日部市33者のなかで最も古い登録を継続 | 木造中心 | 第576号 |
| 株式会社オリエント環境ステーション | 下柳 | 登録番号701号。社名のとおり環境・廃棄物系に強みを持つ | 木造中心 | 第701号 |
| 株式会社健栄 | 大畑 | 市の南部、越谷市に近いエリアに対応 | 木造中心 | 第1527号 |
| 有限会社光栄 | 赤沼 | 庄和地区に近い市の東部に対応 | 木造中心 | 第2053号 |
| 株式会社樹興業 | 藤塚 | 大落古利根川沿いのエリアに対応 | 木造中心 | 第2398号 |
| SHINエンタープライズ株式会社 | 大沼4丁目 | 春日部駅の西側、市街地に対応 | 木造中心 | 第2549号 |
| 株式会社エンバウム | 大沼1丁目 | 春日部駅周辺の密集地に対応 | 木造中心 | 第2874号 |



春日部市の33者は、小渕・下柳・大畑・赤沼・藤塚・大沼と市内に散らばっています。特定の地区に固まっていないので、ご自宅の近くの業者を名簿から探しやすい市です。登録番号576号と701号という古参が2者いるのも特徴で、これは制度が始まった平成13年から更新を重ねてきたということを意味します。
弊社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されている解体業者です。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。県のホームページから名簿をダウンロードして照合できます。
春日部市には解体・除却に使える市の助成が確認できません。つまり業者選びで市内・市外を区別する理由が、補助金の面では存在しないということです。純粋に見積もりの中身と総額で比べていただけます。
当社は解体・空き家買取・リフォームをワンストップで扱っています。春日部市は東武スカイツリーラインと東武アーバンパークラインが交わる交通の要衝で、解体して売る、建物付きで売る、買い取ってもらうという選択肢を並べて比較できるのが強みです。
小渕の業者で、解体工事業登録 第576号。春日部市の33者のなかで最も若い番号です。
解体工事業の登録制度が始まったのは平成13年5月30日で、有効期間は5年の更新制です。576号という番号は、制度の初期に登録して以来ずっと更新を重ねてきたことを意味します。20年以上、春日部という低地の市で解体を続けてきたということです。
小渕は市の北部、大落古利根川に近いエリアです。公式サイトは確認できませんでしたが、県の名簿に所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています。
下柳の業者で、解体工事業登録 第701号。こちらも制度初期からの古参です。
社名に「環境ステーション」とあるとおり、廃棄物や環境関連に軸足を置いた会社と考えられます。解体工事で出る廃材の処理は、実は費用の大きな部分を占めます。処分の流れを自社で把握している業者は、見積もりの説明も具体的になる傾向があります。公式サイトは確認できませんでした。
大畑の業者で、解体工事業登録 第1527号です。大畑は市の南部、越谷市に近いエリアにあたります。この付近は住宅地と農地が混在しており、母屋のほかに納屋や物置が付く物件も出てきます。公式サイトは確認できませんでした。
赤沼の業者で、解体工事業登録 第2053号です。赤沼は市の東部、旧庄和町の区域に近いエリアです。平成17年に合併した旧庄和町側は農地が広く、敷地に余裕のある物件が多くなります。重機は入りやすい一方、附属建物の数が増える傾向があります。公式サイトは確認できませんでした。
藤塚の業者で、解体工事業登録 第2398号です。藤塚は大落古利根川に沿ったエリアで、低地の典型的な地盤条件になります。重機の設置に敷鉄板が必要になる現場が出てきます。公式サイトは確認できませんでした。
大沼4丁目の業者で、解体工事業登録 第2549号です。大沼は春日部駅の西側、市役所や商業施設のある市街地にあたります。区画が細かく、前面道路が狭い物件が出てくるエリアです。公式サイトは確認できませんでした。
大沼1丁目の業者で、解体工事業登録 第2874号です。同じ大沼でも1丁目は駅により近い区域になります。春日部駅周辺は旧粕壁宿の名残で道が細く、手壊しになる現場もあります。公式サイトは確認できませんでした。
春日部市の8社のうち、公式サイトが確認できたのは当社だけでした。他の7社はサイトが見つかりません。これは春日部市に限った話ではなく、解体業は紹介と地元のつながりで仕事が回る業界だからです。
判断基準はサイトの有無ではありません。県の名簿に登録番号つきで載っているかどうかです。名簿には所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています。電話をかけて、対応エリアと直近の施工実績を聞いてみてください。
逆に、立派なサイトがあっても名簿にも建設業許可にも見当たらない業者のほうが危険です。順番としては、名簿で確認、次に国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで許可番号を照合、それでも見つからなければ候補から外す。これで十分です。
春日部市の解体で最初に押さえておきたいのは、市域の大半が大落古利根川・中川・江戸川に囲まれた低地だということです。市内に首都圏外郭放水路の調圧水槽があるのは、それだけこの土地が水と付き合ってきた証拠でもあります。
| エリア | 主な地区 | まちの性格 | 解体で注意する点 |
|---|---|---|---|
| 春日部駅周辺 | 粕壁・大沼・中央 | 旧日光街道の粕壁宿。市の中心部 | 区画が細かく道幅が狭い。古い商家が残り、境界が曖昧な物件がある |
| 北春日部・八木崎 | 小渕・谷原・粕壁東 | 住宅地。大落古利根川に近い | 低地で地盤が緩い箇所がある。敷鉄板の要否を確認 |
| 市南部 | 大畑・武里・一ノ割 | 越谷市に近い住宅地と農地の混在 | 納屋・物置など附属建物が付くことがある |
| 旧庄和町の区域 | 赤沼・西宝珠花・金崎 | 江戸川沿い。農地が広い | 敷地に余裕があり重機は入りやすいが、附属建物の数が増える |
| 低地全域 | 市域の大半 | 大落古利根川・中川・江戸川の流域 | 地盤が緩い箇所では重機の設置に敷鉄板が必要になる |
とくに気をつけたいのが旧庄和町の区域です。平成17年の合併で春日部市になったエリアですが、江戸川沿いの農村部という性格は変わりません。敷地が広いので重機は入りやすく、その意味では条件が良い。ところが母屋のほかに納屋、物置、作業小屋、古い車庫と、建物が次々出てくることがあります。母屋だけの見積もりを見て安心していると、総額が倍近くになることも珍しくありません。
春日部は桐箪笥と桐箱の産地として知られてきました。いまも旧市街には職人の作業場だった建物や、材料を保管していた蔵が残っていることがあります。
こういう建物は、外から見ると物置のようでも、中に木工機械や材料が残っていたり、床が厚く造られていたりします。見積もりの段階で「作業場だった建物です」と伝えてもらえると、こちらも中を見て判断できます。あとから「これも壊すんですか」という話になるのが、施主にとっても業者にとっても一番よくない展開です。


公的に公表されている春日部市の坪単価データは存在しません。以下は当社の施工実績と市内で実際にやり取りされている金額をもとにした目安です。相場表として鵜呑みにせず、現地の条件で上下すると考えてください。
| 延床面積 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 80万〜130万円 | 100万〜160万円 | 130万〜200万円 |
| 30坪 | 120万〜190万円 | 150万〜230万円 | 190万〜290万円 |
| 40坪 | 150万〜240万円 | 190万〜290万円 | 240万〜370万円 |
| 50坪 | 190万〜300万円 | 240万〜360万円 | 300万〜460万円 |
春日部市は補助金が使えないぶん、この表のどこに着地するかがそのまま自己負担になります。だから相見積もりの意味が大きい。3社比べて20万円違えば、他市の補助金上限に近い額が浮く計算です。
タイプ別に、あくまで目安の試算を示します。実際の見積もりではありません。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 99万円 | 坪単価3.3万円×30坪 |
| 仮設・養生費 | 17万円 | 足場と飛散防止シート |
| 付帯工事費 | 15万円 | ブロック塀・庭木・物置 |
| 基礎撤去・整地 | 13万円 | — |
| 諸経費・届出 | 12万円 | 建設リサイクル法届出・アスベスト事前調査 |
| 総額(税抜) | 約156万円 | 春日部市では条件の良い部類 |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 117万円 | 坪単価4.5万円×26坪。小型重機での作業 |
| 敷鉄板 | 11万円 | 低地で地盤が緩く、重機の設置に必要 |
| 仮設・養生費 | 24万円 | 隣家が近く養生の等級を上げる |
| 小運搬・付帯・基礎撤去 | 30万円 | 4トン車が入らず2トン車で分割搬出 |
| 諸経費・届出・近隣対応 | 15万円 | — |
| 総額(税抜) | 約197万円 | ケース1より4坪小さいが41万円高い |
粕壁は旧日光街道の宿場町です。間口が狭くて奥に長い、いわゆるうなぎの寝床のような区画が残っています。前面道路も細い。坪数が小さいのに総額が上がるのは、こういう理由です。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 母屋の解体費 | 136万円 | 坪単価3.4万円×40坪。重機は入りやすい |
| 納屋の解体費 | 36万円 | 木造の農業用倉庫 |
| 物置・車庫の解体費 | 24万円 | — |
| 残置物処分 | 35万円 | 農具・家財・古い家電など |
| 仮設・養生・整地・諸経費 | 52万円 | 敷地が広く整地面積も大きい |
| 総額(税抜) | 約283万円 | 附属建物と残置物で総額が膨らむ典型例 |
これが旧庄和町の区域でよくあるパターンです。母屋40坪の解体費136万円に対して、附属建物と残置物で147万円。母屋より高くなっています。「敷地が広いから重機が入って安く済むだろう」と考えていると、この構造で驚くことになります。
この項目は、期待させておいて落とすような書き方をしたくないので先に結論から書きます。春日部市の「住まいに関する助成」の一覧に、解体・除却に関する助成は掲載されていませんでした。
| 制度 | 内容 | 解体への使えるか |
|---|---|---|
| ふれあい家族住宅購入奨励事業 | 住宅購入への奨励(令和8年9月30日で受付終了) | 解体は対象外 |
| 春日部市結婚新生活支援事業 | 新婚世帯の住居費等への支援 | 解体は対象外 |
| 住宅リフォーム助成制度 | リフォーム費用への助成(令和8年度は予算額に達し終了) | 解体は対象外 |
| 既存建築物耐震改修等補助制度 | 昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた住宅等の耐震診断・耐震改修に要した費用の一部 | 耐震改修が対象。解体単体への補助ではありません |
| 解体・除却への助成 | 住まいに関する助成の一覧に掲載を確認できませんでした | — |
| 相続空き家の3,000万円特別控除 | 国の制度。譲渡所得から最高3,000万円を控除 | 使えます。春日部市は必要な確認書について公式サイトで案内しています |
制度は年度ごとに変わりますし、市の判断で新設されることもあります。この記事を読んだ時点で最新かどうかは、住宅政策課(048-796-8159)に電話一本で確認できます。5分の電話で数十万円の話が変わる可能性があるなら、かける価値はあります。
市の補助が無いからといって、打つ手が無いわけではありません。むしろ金額のインパクトで言えば、市の補助金より大きいものが残っています。
相続した実家を解体して売るなら、まずこれです。長期譲渡所得の税率は20.315%なので、3,000万円の控除が使えれば税額の差は数百万円になります。市の補助金が上限30万円の自治体が多いことを考えると、桁が2つ違う話です。春日部市は必要な確認書について公式サイトで案内を出しています。
春日部市には登録業者が33者います。3社比べて20万円の差が出れば、他市の補助金上限に近い額が浮きます。補助金の申請書を書く手間より、業者3社に電話するほうがよほど簡単で、しかも確実です。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 建築時期 | 昭和56年5月31日以前に建築された家屋 |
| 建物の種類 | 区分所有建物登記がされている建物でないこと |
| 相続直前の居住状況 | 被相続人以外に居住していた人がいなかったこと |
| 売却の期限 | 相続開始日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで |
| 売却代金 | 1億円以下 |
| 控除額 | 最高3,000万円(令和6年1月1日以後に3人以上の相続人が取得した場合は2,000万円) |
| 必要書類 | 市区町村が発行する被相続人居住用家屋等確認書 |
以前はこの特例、売る前に必ず解体を終えていることが条件でした。買主が決まる前に解体費を先払いする必要があり、売れなければ更地の固定資産税だけが増える。正直、使いにくい制度でした。
令和6年1月1日以後の譲渡からは、譲渡の日の属する年の翌年2月15日までに取り壊しや耐震改修を行えば適用できるようになりました。買主と話し合って引き渡し後に解体するという段取りが組めます。これは実務的にかなり大きい改正です。


解体すると固定資産税が上がるから、とりあえず建物を残しておく。この判断が以前ほど安全ではなくなっています。
2023年の空家等対策特別措置法の改正で管理不全空家等という区分が新設されました。そのまま放置すれば特定空家等になるおそれのある状態の空き家について、市町村が指導し、改善しなければ勧告できます。勧告を受けると住宅用地の特例が解除されます。
つまり建物が建ったまま、税の軽減だけが外れるという最悪の状態があり得るということです。管理する手が無いなら、解体するか手放すかを早めに決めたほうが、結果的に損が小さくなります。
会社名で名簿を検索し、登録番号・所在地・技術管理者が見積書と一致するかを見てください。名簿に無ければ建設業許可のほうを国土交通省の検索システムで照合します。どちらにも無ければ、その業者は候補から外して構いません。
春日部市ならでは。旧庄和町の区域や市南部の農地混在エリアでは、納屋・物置・作業小屋・古い車庫が出てきます。桐の作業場だった建物が残っていることもあります。母屋だけの見積もりでは総額が半分しか見えません。
市域の大半が低地です。地盤が緩い箇所では重機の設置に敷鉄板が必要になります。見積書に項目があるか、無い場合は不要と判断した理由を聞いてください。着工後に「思ったより緩かった」と言われる余地を先に潰しておきます。
粕壁など旧宿場町の区域は、間口が狭くて奥に長い区画が残っています。前面道路が細いと重機が入らず、坪単価が1.5倍近くまで上がります。現地でメジャーを当てていない業者の数字は、着工後にほぼ必ず動きます。
2023年10月から、アスベストの事前調査は建築物石綿含有建材調査者などの有資格者でなければ行えません。事前調査自体は規模を問わず全工事が対象です。「うちの職人が見れば分かる」と言う業者は、法令を理解していません。
床面積80平方メートル以上の解体は届出が必要で、法律上の義務者は施主本人です。着手の7日前までに提出します。木造30坪なら確実に対象です。春日部市では建築課が窓口になります。提出後は控えを見せてもらってください。
春日部市は解体の補助金が確認できない市です。ここで浮かせられる金額は、そのまま自分の手元に残ります。登録業者33者。3社に電話をかける手間で20万円変わるなら、かけたほうがいいと思います。


春日部市に隣接する市の解体情報もあわせてご覧ください。補助金の有無と条件は、市が違うだけでまったく変わります。越谷市には除却補助がありますが、春日部市には確認できません。市境をまたいだだけでこの差です。
付帯工事費と諸経費を含めた総額で120万〜190万円が目安です。武里や一ノ割のように区画の整った住宅地なら156万円前後、粕壁など旧宿場町の密集地では26坪でも197万円程度になった試算例があります。春日部市は市域の大半が低地なので、地盤が緩い箇所では敷鉄板が必要になり10万円前後の加算になります。坪数より、前面道路の幅と地盤の状態で決まると考えてください。
市の「住まいに関する助成」の一覧を確認したところ、解体・除却に関する助成は掲載されていませんでした。掲載されているのはふれあい家族住宅購入奨励事業、結婚新生活支援事業、住宅リフォーム助成制度の3つです。このほか既存建築物耐震改修等補助制度がありますが、これは耐震診断・耐震改修が対象で、解体単体への補助ではありません。ただし制度は年度ごとに変わるため、住宅政策課(048-796-8159)に確認することをおすすめします。なお国の相続空き家3,000万円特別控除は使えます。
2つあります。ひとつは相見積もりです。春日部市には登録業者が33者いて、3社比べれば20万円前後の差が出ることは珍しくありません。他市の補助金上限が30万円程度であることを考えると、これで十分に埋まります。もうひとつは相続空き家の3,000万円特別控除です。相続した実家を解体して売る予定なら、税額の差は数百万円になり得ます。市の補助金を探すより、こちらを先に確認してください。
当社の試算例では、母屋40坪の解体費136万円に対して、納屋36万円・物置と車庫24万円・残置物処分35万円で、附属建物と残置物のほうが母屋より高くなりました。総額で283万円です。旧庄和町の区域は江戸川沿いの農村部という性格が残っており、敷地が広く重機は入りやすい一方、建物の数が増えます。見積もりを依頼するときは、敷地内の建物をすべて数えて伝えてください。井戸や浄化槽の有無も忘れずに。
建物によります。春日部は桐箪笥と桐箱の産地で、旧市街には職人の作業場や材料の蔵が残っていることがあります。外から見ると物置のようでも、中に木工機械が据え付けられていたり、材料を支えるために床が厚く造られていたりします。見積もりの段階で「作業場だった建物です」と伝えてください。中を見せてもらえれば判断できます。あとから追加になるのが、施主にとっても業者にとっても一番よくない展開です。
できます。粕壁は旧日光街道の宿場町で、間口が狭くて奥に長い、いわゆるうなぎの寝床のような区画が残っています。前面道路も細い。この場合は小型重機か手壊しになり、坪単価が上がります。当社の目安では重機が入る現場の坪単価3.3万円前後に対し、小型重機で4.5万円前後、手壊し主体だと5万円前後です。坪数が小さくても総額が上がるのはこのためです。見積もりの段階で「重機は入りますか」と必ず確認してください。
上がります。住宅用地の特例が外れるため課税標準額は6倍になりますが、負担調整措置により実際の税額は3倍から4倍程度にとどまるのが一般的です。課税は1月1日時点の状況で決まるので、解体のタイミングで1年分の差が出ます。ただし放置すれば安全というわけでもありません。2023年の法改正で管理不全空家等として勧告を受けると、建物を残したまま特例が外れるようになりました。管理する手が無いなら、早めに決めたほうが損が小さくなります。
問題ありません。春日部市には市内業者要件のある補助金が確認できないため、業者の所在地で有利不利が生じません。重要なのは埼玉県の解体工事業登録を受けているか、または土木工事業・建築工事業・解体工事業いずれかの建設業許可を持っているかです。なお解体工事業の登録は登録を受けた都道府県でしか施工できないため、東京都の登録しか持たない業者は埼玉県内で工事を請け負えません。県の名簿で確認してください。
春日部市の記事を書くにあたって、市の補助金を一通り調べました。正直なところ、解体に使える助成が見つからなかったときは少し困りました。「補助金があります」と書けたほうが記事としては読まれるからです。
ただ、無いものを有るように書いても、市役所に電話した時点でばれます。それより「無いという前提で、では何ができるか」を書いたほうが役に立つと考えました。
できることは2つです。ひとつは相見積もりです。33者いる市で3社も比べれば、20万円前後の差はふつうに出ます。他市の補助金の上限が30万円くらいだと考えれば、それでほぼ埋まります。もうひとつは相続空き家の3,000万円特別控除で、こちらは条件が合えば税額が数百万円変わります。補助金を探すより先に、この2つを潰してください。
それから、春日部で一番よく見るのが母屋だけの見積もりを見て安心してしまうケースです。旧庄和町の区域だと、納屋と物置と車庫を足したら母屋より高かった、ということが実際に起きます。うなぎの寝床のような粕壁の区画も、坪数のわりに手間がかかります。数字だけ見て判断せず、現地に来てもらってください。それが結局いちばん確実です。
解体は人生で何度もやることではありません。分からないことを分からないまま進めると、あとで必ず後悔します。この記事に書いていないことでも、聞いていただければお答えします。当社に頼まなくても構いません。判断の材料が増えることのほうが大事です。


当社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されています。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。この記事で「名簿で照合してください」と何度も書いた以上、当社自身も同じ方法で確認できるようにしています。県のホームページから名簿をダウンロードして、ぜひ確かめてください。
解体実績は1,000件を超えました。解体だけでなく空き家の買取とリフォームも扱っているので、壊すべきか、建物付きで売るべきか、直して貸すべきかという段階からご相談いただけます。春日部市は解体の補助金が確認できない市なので、なおさら出口から逆算して考える価値があります。
春日部市の解体・空き家のご相談は、お電話(03-5837-4868)でもウェブの無料見積もりでも承ります。