戸田市の解体業者おすすめ8選|着工前日までの近隣説明が要綱で義務

監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基

株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。

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埼玉県 解体工事業登録 第2893号|解体実績1,000件超の現役解体業者が解説
戸田市の解体業者・株式会社インシュアラのスタッフ|埼玉県 解体工事業登録 第2893号

この記事は埼玉県の解体工事業登録名簿に登録番号2893で掲載されている解体業者・株式会社インシュアラ(代表 金松裕基・解体実績1,000件超)が監修しています。戸田市で県の名簿または建設業許可で実在と番号が確認できた業者だけを比較し、市が要綱で定めている解体工事の事前周知という戸田ならではの手続きまで解説します。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。戸田市には他市にはないルールがあります。建築物の解体工事の事前周知に関する要綱といって、着工の前日までに現場へ標識を立て、敷地境界から15メートル以内の近隣に説明し、市の環境課へ報告書を出す必要があります。これを知らない業者に頼むと、工事が始まってから止まります。もうひとつ、戸田市の空き家補助金は所有者ではなく買った人が使う制度で、これも他市とまったく違います。順に説明します。

先に結論|戸田市の解体・業者選び3つの要点
  • 着工前日までに標識設置・近隣説明・市への報告書提出が必要。戸田市建築物の解体工事の事前周知に関する要綱で定められています
  • 空き家の補助金は「空き家バンクで買った人」が使う制度。除却なら経費の2分の1・基準額30万円で、加算を含めると最大50万円です
  • 市内の登録業者は7者と少数。ただし建設業許可を持つ業者は別にいます。隣の川口市264者・さいたま市152者も候補になります

戸田市は荒川を挟んで東京都板橋区に接する市です。市域の大半が荒川の低地にあり、埼京線の開通と再開発によって人口が大きく増えました。戸田公園の競艇場、美女木ジャンクション、笹目の工業地帯と、性格の違うエリアが同居しています。低地であること、そして住宅と工場が近いことが、解体工事の条件に効いてきます。

この記事では、埼玉県が公開している解体工事業登録名簿、または建設業許可で実在と番号が確認できた業者だけを紹介します。県内全体の相場や制度の仕組みは、先に埼玉県全体のガイドをご覧いただくと理解が早いです。

目次

戸田市だけのルール|着工前日までに3つやることがあります

まずここから説明します。戸田市には戸田市建築物の解体工事の事前周知に関する要綱(2014年4月1日施行)があり、一定の解体工事について着工前の手続きが定められています。

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やること誰がいつまでに内容
標識の設置解体工事を行う者工事開始日の前日まで敷地の道路に接する部分に第1号様式(A3版以上)を設置。工事が完了するまで掲示
近隣への説明解体工事を行う者工事開始日の前日まで敷地境界から水平距離15メートルの範囲内、または建築物の高さの範囲内のうち広いほうに、説明会の開催その他の適切な方法で説明
市への報告解体工事を行う者工事開始日の前日まで報告書(第2号様式)を正副2部、環境課へ提出
出典 戸田市「建築物の解体工事に係る事前周知」(戸田市建築物の解体工事の事前周知に関する要綱)

対象になるのは騒音規制法または振動規制法に基づく特定建設作業を伴う建築物の解体工事です。木造住宅の解体でもブレーカーなどを使えば該当し得るので、該当するかどうかを業者に確認してください

説明する内容も要綱で決まっています

  • 建築物の規模・構造
  • 建築物の位置・隣接関係
  • 工事の工期・方法・時間・内容
  • 公害防止対策
  • その他市長が必要と認める事項
これは施主にとって「守られる仕組み」でもあります

手続きが増えると面倒に感じるかもしれませんが、この要綱があることは施主にとって有利です。

解体工事で最も多いトラブルは近隣とのもめごとです。「聞いていない」「いつ終わるのか分からない」という不満が苦情になります。戸田市の要綱は説明すべき範囲と内容を具体的に定めているので、業者が独自判断で挨拶を省略することができません。

業者を選ぶときは「戸田市の事前周知の要綱はご存じですか」と聞いてみてください。戸田で仕事をしている業者なら即答します。知らない業者は、市外から来て戸田の実績が無い可能性があります。

なお、これとは別に建設リサイクル法の届出も必要です。床面積80平方メートル以上の解体工事が対象で、法律上の届出義務者は施主本人、着手の7日前までに提出します。戸田市では建築住宅課が窓口です。事前周知は環境課、建設リサイクル法は建築住宅課と担当が分かれているので、業者に代行してもらう場合も両方を確認してください。

戸田市の解体業者おすすめ8選【比較表】

戸田市に本社を置き、埼玉県の解体工事業登録名簿または建設業許可で実在と番号が確認できた業者を8社選びました。番号はすべて公的な情報、または各社公式サイトの記載にもとづいています。

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会社名本社の地区特徴・強み対応構造許可・登録番号
株式会社インシュアラ戸田市対応(市外業者)解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超。市内・準市内業者の加算5万円は対象外木造〜RC・内装埼玉県 解体工事業登録 第2893号
ツカサ建設工業株式会社下戸田2丁目創業平成10年。解体に加えて耐震補強工事にも対応/産廃収集運搬を1都3県で保有木造〜RC・内装埼玉県知事許可(般-25)第58205号
株式会社アルテックス美女木7丁目登録番号1501号。美女木ジャンクション周辺に拠点を持つ木造中心解体工事業登録 第1501号
ラザギ アリレザ美女木8丁目登録番号1675号。代表者が技術管理者を兼務する個人事業者木造中心解体工事業登録 第1675号
有限会社ドリームワークス喜沢1丁目登録番号1801号。戸田公園駅の北側エリアに対応木造中心解体工事業登録 第1801号
株式会社陽汰コーポレーション笹目8丁目笹目の工業地帯に近い立地。工場・作業所の周辺に土地勘木造中心解体工事業登録 第2982号
合同会社中吉上戸田1丁目戸田市役所に近い中心部の登録業者木造中心解体工事業登録 第3449号
株式会社N-スペック氷川町1丁目戸田市内で最も新しい部類の登録業者木造中心解体工事業登録 第4143号
戸田市の解体業者8選比較表(出典 埼玉県「解体工事業の登録」県内業者名簿 令和8年7月末時点、およびツカサ建設工業株式会社公式サイト・2026年8月時点で確認)
㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

戸田市の登録業者は7者で、そのうち2者が美女木に集まっています。美女木は外環道と首都高が交わるジャンクションのあるエリアで、資材置き場を確保しやすい場所です。一方、建設業許可を持つ業者は登録名簿に載らないので、名簿の7者が市内のすべてではありません。ツカサ建設工業のように許可を持って営業している会社もあります。名簿に無いから怪しいという話ではないので、そこは誤解しないでください。

1. 株式会社インシュアラ|解体+空き家買取+リフォームのワンストップ

弊社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されている解体業者です。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。県のホームページから名簿をダウンロードして照合できます。

正直にお伝えしておきます。戸田市の空き家への住み替え補助金には市内・準市内業者が施工した場合に5万円を加算するという規定があります。市内・準市内業者とは市内に本店を有する事業者、または支店・営業所その他営業活動の拠点を有する事業者のことです。当社は戸田市内に拠点を持たないため、この5万円の加算は付きません

ただし基準額30万円の部分は市外業者でも対象です。5万円の加算のためだけに選択肢を狭めるより、見積もりの総額で比べていただくのが合理的だと考えています。

2. ツカサ建設工業株式会社(下戸田)|解体と耐震補強の両方に対応

下戸田2丁目に本社を置く会社です。平成10年10月創業で、平成14年に有限会社、平成18年に株式会社へ組織変更しています。資本金1,000万円。代表取締役は山田賢司氏です。

特徴は解体だけでなく耐震補強工事も手がけていることです。公式サイトによれば1998年の創業以来、建物の取り壊しを中心に、2009年からは耐震改修・耐震補強にも取り組んでいます。壊すか直すかで迷っている段階から相談できるのは実務上ありがたい選択肢です。

建設業許可は埼玉県知事許可(般-25)第58205号で、建築工事一式・解体工事・大工工事・左官工事・とび土工工事・石工事・屋根工事・鋼構造物工事など多数の業種を持ちます。産業廃棄物収集運搬許可は東京・埼玉・神奈川・千葉の1都3県で取得しています。

3. 株式会社アルテックス(美女木)|登録番号1501号

美女木7丁目の業者で、解体工事業登録 第1501号。戸田市の7者のなかで最も若い番号です。

美女木は外環道と首都高速埼玉大宮線が交わる美女木ジャンクションがあるエリアで、幹線道路へのアクセスが良く、資材置き場を確保しやすい場所です。戸田市の登録業者7者のうち2者がこの美女木に所在しています。

公式サイトは確認できませんでしたが、県の名簿に所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています

4. ラザギ アリレザ(美女木)|代表が技術管理者を兼務

美女木8丁目の個人事業者で、解体工事業登録 第1675号。名簿を見ると事業者名と技術管理者が同一です。技術管理者は他社と兼任できない決まりなので、本人が現場の技術責任を負っている形になります。

登録業者が請け負えるのは1件500万円未満(税込)の工事です。木造住宅1棟の解体であれば問題なく対応できる範囲になります。公式サイトは確認できませんでした。

5. 有限会社ドリームワークス(喜沢)|登録番号1801号

喜沢1丁目の業者で、解体工事業登録 第1801号です。喜沢は戸田公園駅の北側、蕨市に接するエリアです。この付近は区画が細かく、道幅の狭い住宅地が広がっています。公式サイトは確認できませんでした。

6. 株式会社陽汰コーポレーション(笹目)|工業地帯に近い立地

笹目8丁目の業者で、解体工事業登録 第2982号です。笹目は戸田市の西側、荒川と外環道に挟まれたエリアで、工場や倉庫が集まる区域です。住宅と工場が近接しているため、解体時の粉じんや騒音への配慮が求められる現場が多くなります。公式サイトは確認できませんでした。

7. 合同会社中吉(上戸田)|市役所に近い中心部

上戸田1丁目の業者で、解体工事業登録 第3449号です。上戸田は戸田市役所や戸田公園駅に近い市の中心部です。合同会社という形態ですが、登録の要件は株式会社と変わりません。技術管理者を選任し、5年ごとに更新する必要があります。公式サイトは確認できませんでした。

8. 株式会社N-スペック(氷川町)|市内で最も新しい登録

氷川町1丁目の業者で、解体工事業登録 第4143号。戸田市の7者のなかで最も新しい番号です。番号が新しいこと自体は品質と関係ありません。登録には技術管理者の選任が必要で、要件は古参と同じです。公式サイトは確認できませんでした。

名簿に載っていない業者もいます

戸田市の解体工事業登録は7者ですが、これが市内の解体業者のすべてではありません。建設業法の土木工事業・建築工事業・解体工事業いずれかの許可を持っている業者は、解体工事業の登録が不要だからです。

ツカサ建設工業がその例で、建設業許可(般-25)第58205号を持っているため登録名簿には載りません。500万円以上の工事を請け負えるのは許可のあるほうです。

確認の順番はこうです。まず埼玉県の解体工事業登録名簿を見る。無ければ国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで許可番号を照合する。どちらにも見当たらなければ、無登録・無許可の可能性があります。

戸田市の地形と街の性格で費用が変わる

戸田市は市域の大半が荒川の低地にあります。台地の上にある市とは、重機の設置条件が違います。

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エリア主な地区街の性格解体で注意する点
戸田公園駅周辺上戸田・本町・喜沢市の中心部。市役所と商業施設区画が細かく道幅が狭い。蕨市に接する喜沢は特に密集
戸田駅・北戸田駅周辺下戸田・氷川町・新曽埼京線開通後に開発された住宅地比較的整った区画。マンションも多く管理組合への連絡が必要な物件がある
美女木美女木外環道と首都高のジャンクション幹線道路に近く搬出はしやすい。一方で交通量が多く車両の出入りに配慮が要る
笹目笹目・笹目南町工場・倉庫が集まる工業系の区域住宅と工場が近接。工場跡地では地中障害物の確認を
荒川沿い全域市域の大半低地地盤が緩い箇所があり、重機の設置に敷鉄板が必要になることがある
戸田市のエリア別・解体事情(株式会社インシュアラの施工経験にもとづく整理)
低地の現場では敷鉄板の費用を確認してください

荒川の低地は地盤が緩い箇所があり、バックホウやダンプの重量で地面が沈むことがあります。これを防ぐために敷鉄板を敷きますが、レンタル代と設置撤去の手間がかかります。

見積書に「敷鉄板」「仮設道路」「養生鉄板」といった項目があるか見てください。無い場合、着工後に「地盤が思ったより緩かった」と追加請求される余地が残ります。現地調査で業者が地面の状態を見ているかどうかが判断材料になります。

戸田市の解体費用相場【構造別・目安】

公的に公表されている戸田市の坪単価データは存在しません。以下は当社の施工実績と市内で実際にやり取りされている金額をもとにした目安です。

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延床面積木造鉄骨造RC造
20坪80万〜130万円100万〜160万円130万〜200万円
30坪120万〜190万円150万〜230万円190万〜290万円
40坪150万〜240万円190万〜290万円240万〜370万円
50坪190万〜300万円240万〜360万円300万〜460万円
戸田市の解体費用の総額目安(付帯工事費・諸経費を含む・税別・現場条件で変動/株式会社インシュアラ調べ)

戸田市の場合、これに事前周知にかかる手間が加わります。標識の作成と設置、15メートル範囲への説明、報告書の作成と提出。費用としては数万円程度ですが、見積書に項目として計上されているかを確認してください。「サービスでやります」と言われた場合、本当にやるのかを念のため聞いておくと安心です。

戸田市のモデルケース費用試算3選

タイプ別に、あくまで目安の試算を示します。実際の見積もりではありません。

ケース1|下戸田・氷川町の木造30坪(整った区画)

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項目金額備考
本体解体費105万円坪単価3.5万円×30坪
仮設・養生費18万円足場と飛散防止シート
付帯工事費15万円ブロック塀・庭木・物置
基礎撤去・整地13万円
諸経費・届出・事前周知16万円建設リサイクル法届出、アスベスト事前調査、戸田市の事前周知一式
総額(税抜)約167万円戸田市では条件の良い部類

ケース2|喜沢の木造26坪(蕨市境の密集地・敷鉄板あり)

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項目金額備考
本体解体費117万円坪単価4.5万円×26坪。道が狭く小型重機での作業
敷鉄板12万円低地で地盤が緩く、重機の設置に必要
仮設・養生費24万円隣家が近く養生の等級を上げる
小運搬・付帯・基礎撤去32万円
諸経費・届出・事前周知・近隣対応20万円15メートル範囲への説明を含む
総額(税抜)約205万円ケース1より4坪小さいが38万円高い

喜沢は蕨市に接するエリアで、蕨市と同じ密集度の区画があります。加えて低地なので敷鉄板が必要になることも。坪数ではなく現場条件で決まるという点は、戸田市も同じです。

ケース3|笹目の鉄骨造の小規模倉庫(50坪)

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項目金額備考
本体解体費215万円坪単価4.3万円×50坪。鉄スクラップの売却で相殺される部分もある
土間コンクリートの撤去38万円倉庫は土間が厚く、住宅の基礎より量が多い
残置物・産業廃棄物処分32万円棚・パレット・梱包資材など
仮設・養生・整地40万円
アスベスト事前調査・届出・事前周知22万円調査の結果次第で除去費が別途発生
総額(税抜)約347万円地中障害物が出た場合はさらに加算

笹目には工場や倉庫が集まっています。倉庫の解体で見落とされやすいのが土間コンクリートです。住宅の基礎より面積が広く厚みもあるため、撤去費がまとまった額になります。見積書に「土間撤去」の項目と数量(平方メートル)が入っているかを確認してください。

戸田市の補助金は「空き家を買った人」が使う制度です

ここが戸田市の最大の特徴です。戸田市空き家への住み替え補助金は、空き家を持っている人が壊すための制度ではありません。空き家バンクに登録された物件を買った人が、建て替えるために壊すときに使う制度です。

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補助対象事業補助対象経費補助金の額基準額加算額
登録促進事業宅地建物取引業者に対する仲介手数料補助対象経費の全額5万円なし
改修事業改修事業に要する経費補助対象経費の2分の140万円子育て世帯10万円/三世代同居・近居5万円/市内・準市内業者施工5万円
除却事業除却事業に要する経費補助対象経費の2分の130万円子育て世帯10万円/三世代同居・近居5万円/市内・準市内業者施工5万円
出典 戸田市「戸田市空き家への住み替え補助金交付要綱」別表(第6条関係)

除却事業なら基準額30万円に加算を全部足して最大50万円です。1,000円未満の端数は切り捨てになります。

誰が使える制度なのか

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項目内容
対象となる空き家戸田市空き家バンクに登録しているもの
除却事業の要件空き家を購入後3年が経過する日の属する年度までに除却すること。かつ戸建住宅に建て替え、自ら居住することを目的とすること
補助対象者補助対象空き家の購入者で、補助を受けた日から起算して5年以上自ら居住する意思があるもの
対象外となる人市税等の滞納がある者/売却または購入の相手先が3親等以内の親族である者/暴力団関係者/個人事業者または法人
交付回数同一物件に対して1回を限度
出典 戸田市「戸田市空き家への住み替え補助金交付要綱」第3条〜第5条
親から相続した空き家を壊す場合には使えません

要件を整理すると、こういうことになります。

  • 相続した実家を解体して更地にして売る。これは対象外です。売る目的では使えません
  • 親が持っていた空き家を子が譲り受けて建て替える。これも対象外です。3親等以内の親族間の売買は除外されています
  • 空き家バンクに登録していない物件。これも対象外です。まず登録が必要です
  • 法人や個人事業者が事業として取得する場合。これも対象外です

つまり「戸田市に住みたい人が、空き家バンクの物件を買って、建て替えて、5年以上住む」という筋道に対する支援です。定住促進が目的の制度なので、こういう設計になっています。

補助の対象にならない経費

  • 土地購入の費用
  • 契約・登記に要する費用および租税公課
  • 併用住宅における個人住宅部分以外の工事に係る費用
  • 倉庫、車庫、外構の工事に係る費用。母屋以外の附属建物は対象外です
  • 他の補助制度を利用する工事で重複計上となる費用

4つめに注意してください。倉庫・車庫・外構は補助対象外です。見積書でこれらを母屋の解体費に混ぜてしまうと、市に指摘されて補助額が減る可能性があります。母屋の除却費と、それ以外を項目で分けて出してもらってください。

市内・準市内業者だと5万円上乗せされます

要綱では市内・準市内業者を「市内に本店を有する事業者、または支店・営業所その他営業活動の拠点を有する事業者」と定義しています。この業者が施工した場合、除却事業で5万円が加算されます。

備考には「市内・準市内事業者施工の場合以外の加算項目については、実績報告時にその要件を満たしていること」とあります。つまり市内業者要件は交付申請の段階で判断されるということです。業者を決める前に、この加算を取りに行くかどうかを決めておいてください。

なお当社は戸田市内に拠点を持たないため、この5万円の加算は付きません。基準額30万円は市外業者でも対象なので、加算5万円と見積もり総額のどちらが得かで判断してください。

補助金が使えない場合に見るべきもの

相続した空き家を解体して売る予定の方は、この補助金の対象外です。その場合に金額のインパクトが大きいのは相続空き家の3,000万円特別控除です。

戸田市はこの特例に必要な「被相続人居住用家屋等確認書」を発行しています。市の建築住宅課が窓口です。制度を知らずに申請しないまま売ってしまうと、後から取り戻せません。

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要件内容
建築時期昭和56年5月31日以前に建築された家屋
建物の種類区分所有建物登記がされている建物でないこと
相続直前の居住状況被相続人以外に居住していた人がいなかったこと
売却の期限相続開始日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで
売却代金1億円以下
控除額最高3,000万円(令和6年1月1日以後に3人以上の相続人が取得した場合は2,000万円)
出典 国税庁 タックスアンサーNo.3306「被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」

長期譲渡所得の税率は20.315%です。戸田市は埼京線で新宿まで20分ほどという立地で土地の需要があるエリアなので、この特例が効くケースは多いはずです。ただし売却代金1億円以下という上限には注意してください。

戸田市で失敗しない解体業者選び7つのチェック

STEP
戸田市の事前周知の要綱を知っているか

戸田市ならでは。「標識はいつ立てますか」「15メートル範囲の説明はどうやりますか」「環境課への報告書は代行してもらえますか」と聞いてください。戸田で実績のある業者なら即答します。知らない業者に頼むと、着工日が延びます。

STEP
県の名簿または建設業許可で番号を照合したか

まず埼玉県の解体工事業登録名簿を会社名で検索します。無ければ国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで許可番号を照合します。戸田市は登録7者ですが、建設業許可を持つ業者は名簿に載らないので、両方を確認してください。

STEP
敷鉄板の要否を現地で判断しているか

戸田市は市域の大半が荒川の低地です。地盤が緩い箇所では重機の設置に敷鉄板が必要になります。見積書に項目があるか、無い場合は不要と判断した理由を聞いてください。後出しの追加請求を防げます。

STEP
補助金を使うなら見積書の項目が分かれているか

住み替え補助金では倉庫・車庫・外構は補助対象外です。母屋の除却費とそれ以外を項目で分けてもらってください。混ぜて出すと補助額が減る可能性があります。

STEP
アスベスト事前調査の有資格者がいるか

2023年10月から、アスベストの事前調査は建築物石綿含有建材調査者などの有資格者でなければ行えません。事前調査自体は規模を問わず全工事が対象です。笹目の工場・倉庫では特に重要になります。

STEP
建設リサイクル法の届出を代行してくれるか

床面積80平方メートル以上の解体は届出が必要で、法律上の義務者は施主本人です。戸田市では建築住宅課が窓口です。事前周知は環境課、建設リサイクル法は建築住宅課と担当が違うので、両方の代行可否を確認してください。

STEP
市外も含めて3社に相見積もりを取ったか

市内の登録業者は7者と少数です。ただし建設業許可を持つ業者は別にいますし、隣の川口市には264者、さいたま市には152者います。補助金の市内業者加算5万円を狙う場合を除けば、市外業者も候補に入れて構いません。

戸田市の周辺エリアの解体情報

戸田市に隣接する市の解体情報もあわせてご覧ください。補助金の条件と事前手続きは市ごとにまったく違います。

戸田市の解体・業者選びに関するよくある質問

戸田市で木造30坪の解体費用はいくらですか?

付帯工事費と諸経費を含めた総額で120万〜190万円が目安です。戸田市の場合、これに事前周知の手間が加わります。標識の作成と設置、15メートル範囲への説明、環境課への報告書。費用としては数万円程度ですが、見積書に項目があるか確認してください。また市域の大半が荒川の低地なので、地盤が緩い箇所では敷鉄板が必要になり10万円前後の加算になることがあります。

戸田市では解体の前に近所へ説明が必要なのですか?

必要です。戸田市建築物の解体工事の事前周知に関する要綱により、騒音規制法または振動規制法に基づく特定建設作業を伴う解体工事では、工事開始日の前日までに3つのことが求められます。ひとつは敷地の道路に接する部分への標識設置(A3版以上、工事完了まで掲示)。ふたつめは敷地境界から水平距離15メートルの範囲内、または建築物の高さの範囲内のうち広いほうへの説明。みっつめは報告書を正副2部、環境課へ提出することです。

相続した実家を解体したいのですが、補助金は使えますか?

使えません。戸田市空き家への住み替え補助金は、戸田市空き家バンクに登録された空き家を購入した人が対象です。しかも除却事業は「戸建住宅に建て替え、自ら居住することを目的」とするものに限られ、補助を受けた日から5年以上自ら居住する意思が必要です。さらに売買の相手先が3親等以内の親族である場合は対象外と明記されています。相続した実家を解体して売る場合は、市の補助金ではなく相続空き家の3,000万円特別控除を検討してください。戸田市は必要な確認書を発行しています。

市外の業者に頼むと補助金が減りますか?

基準額は変わりませんが、加算5万円が付きません。要綱では市内・準市内業者を「市内に本店を有する事業者、または支店・営業所その他営業活動の拠点を有する事業者」と定義しており、この業者が施工した場合に除却事業で5万円が加算されます。除却事業の基準額30万円は市外業者でも対象です。加算5万円と見積もり総額のどちらが得かで判断してください。3社の相見積もりで5万円以上の差が出ることは珍しくありません。

市内の登録業者が7者しかいませんが、大丈夫ですか?

問題ありません。まず7者というのは解体工事業登録の数で、建設業法の土木工事業・建築工事業・解体工事業いずれかの許可を持つ業者は登録が不要なため名簿に載りません。ツカサ建設工業のように許可を持って営業している会社が市内にあります。加えて隣の川口市には264者、さいたま市には152者います。戸田市は市域が狭く、市外からでも移動の負担はほとんど変わりません。

倉庫の解体で気をつけることは?

土間コンクリートの撤去費です。笹目地区など工業系の区域では倉庫や工場の解体があります。倉庫は住宅の基礎より土間の面積が広く厚みもあるため、撤去費がまとまった額になります。鉄骨造50坪の倉庫で土間撤去だけで38万円程度になった例があります。見積書に「土間撤去」の項目と数量(平方メートル)が入っているかを確認してください。また工場跡地では地中障害物のリスクもあるため、出た場合の負担と単価を書面で決めておくことをおすすめします。

解体して更地にすると固定資産税は上がりますか?

上がります。住宅用地の特例が外れるため課税標準額は6倍になりますが、負担調整措置により実際の税額は3倍から4倍程度にとどまるのが一般的です。課税は1月1日時点の状況で決まるため、解体のタイミングで1年分の差が出ます。なお2023年の空家等対策特別措置法の改正で管理不全空家等という区分が新設され、勧告を受けると建物を残したまま特例が外れるようになりました。放置が安全策とは言えなくなっています。

空き家バンクに登録するにはどうすればいいですか?

戸田市は空き家バンク制度を運営しており、建築住宅課が窓口です。登録すると、売買契約が成立したときに所有者側にも登録促進事業として仲介手数料の補助(基準額5万円)があります。また戸田市は不動産・法律・管理改修・金融に関する相談体制を整備しており、埼玉県宅地建物取引業協会、埼玉司法書士会、埼玉建築士会などの専門家団体と協定を結んでいます。解体するか売るか貸すかで迷っている段階なら、まず相談窓口を使うのが合理的です。

まとめ|戸田市は「事前周知」と「補助金の対象者」を先に確認する

  • 着工前日までに標識設置・15メートル範囲への説明・環境課への報告書提出。戸田市の要綱で定められている
  • 費用は木造30坪で120万〜190万円が目安。低地なので敷鉄板が必要になることがある
  • 補助金は空き家バンクの物件を買った人が建て替えるための制度。除却は経費の2分の1・基準額30万円、加算込みで最大50万円
  • 相続した実家を売るために解体する場合は補助金の対象外。3,000万円特別控除を検討する
  • 登録7者がすべてではない。建設業許可の業者は名簿に載らない。両方で照合する
株式会社インシュアラが戸田市でお役に立てること
戸田市の解体業者・株式会社インシュアラのスタッフ一同|埼玉県 解体工事業登録 第2893号 解体実績1,000件超
  • 埼玉県 解体工事業登録 第2893号。県の公開名簿で登録番号・技術管理者まで照合できます
  • 市内・準市内業者の加算5万円は対象外です。ここは正直にお伝えします。基準額30万円は市外業者でも対象です
  • 解体・空き家買取・リフォームをワンストップ。補助金の対象にならない相続物件で、解体・売却・活用のどれが得かを一緒に判断できます

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