監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。


この記事は埼玉県の解体工事業登録名簿に登録番号2893で掲載されている解体業者・株式会社インシュアラ(代表 金松裕基・解体実績1,000件超)が監修しています。戸田市で県の名簿または建設業許可で実在と番号が確認できた業者だけを比較し、市が要綱で定めている解体工事の事前周知という戸田ならではの手続きまで解説します。
㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。戸田市には他市にはないルールがあります。建築物の解体工事の事前周知に関する要綱といって、着工の前日までに現場へ標識を立て、敷地境界から15メートル以内の近隣に説明し、市の環境課へ報告書を出す必要があります。これを知らない業者に頼むと、工事が始まってから止まります。もうひとつ、戸田市の空き家補助金は所有者ではなく買った人が使う制度で、これも他市とまったく違います。順に説明します。
戸田市は荒川を挟んで東京都板橋区に接する市です。市域の大半が荒川の低地にあり、埼京線の開通と再開発によって人口が大きく増えました。戸田公園の競艇場、美女木ジャンクション、笹目の工業地帯と、性格の違うエリアが同居しています。低地であること、そして住宅と工場が近いことが、解体工事の条件に効いてきます。
この記事では、埼玉県が公開している解体工事業登録名簿、または建設業許可で実在と番号が確認できた業者だけを紹介します。県内全体の相場や制度の仕組みは、先に埼玉県全体のガイドをご覧いただくと理解が早いです。
まずここから説明します。戸田市には戸田市建築物の解体工事の事前周知に関する要綱(2014年4月1日施行)があり、一定の解体工事について着工前の手続きが定められています。
| やること | 誰が | いつまでに | 内容 |
|---|---|---|---|
| 標識の設置 | 解体工事を行う者 | 工事開始日の前日まで | 敷地の道路に接する部分に第1号様式(A3版以上)を設置。工事が完了するまで掲示 |
| 近隣への説明 | 解体工事を行う者 | 工事開始日の前日まで | 敷地境界から水平距離15メートルの範囲内、または建築物の高さの範囲内のうち広いほうに、説明会の開催その他の適切な方法で説明 |
| 市への報告 | 解体工事を行う者 | 工事開始日の前日まで | 報告書(第2号様式)を正副2部、環境課へ提出 |
対象になるのは騒音規制法または振動規制法に基づく特定建設作業を伴う建築物の解体工事です。木造住宅の解体でもブレーカーなどを使えば該当し得るので、該当するかどうかを業者に確認してください。
手続きが増えると面倒に感じるかもしれませんが、この要綱があることは施主にとって有利です。
解体工事で最も多いトラブルは近隣とのもめごとです。「聞いていない」「いつ終わるのか分からない」という不満が苦情になります。戸田市の要綱は説明すべき範囲と内容を具体的に定めているので、業者が独自判断で挨拶を省略することができません。
業者を選ぶときは「戸田市の事前周知の要綱はご存じですか」と聞いてみてください。戸田で仕事をしている業者なら即答します。知らない業者は、市外から来て戸田の実績が無い可能性があります。
なお、これとは別に建設リサイクル法の届出も必要です。床面積80平方メートル以上の解体工事が対象で、法律上の届出義務者は施主本人、着手の7日前までに提出します。戸田市では建築住宅課が窓口です。事前周知は環境課、建設リサイクル法は建築住宅課と担当が分かれているので、業者に代行してもらう場合も両方を確認してください。
戸田市に本社を置き、埼玉県の解体工事業登録名簿または建設業許可で実在と番号が確認できた業者を8社選びました。番号はすべて公的な情報、または各社公式サイトの記載にもとづいています。
| 会社名 | 本社の地区 | 特徴・強み | 対応構造 | 許可・登録番号 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社インシュアラ | 戸田市対応(市外業者) | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超。市内・準市内業者の加算5万円は対象外 | 木造〜RC・内装 | 埼玉県 解体工事業登録 第2893号 |
| ツカサ建設工業株式会社 | 下戸田2丁目 | 創業平成10年。解体に加えて耐震補強工事にも対応/産廃収集運搬を1都3県で保有 | 木造〜RC・内装 | 埼玉県知事許可(般-25)第58205号 |
| 株式会社アルテックス | 美女木7丁目 | 登録番号1501号。美女木ジャンクション周辺に拠点を持つ | 木造中心 | 解体工事業登録 第1501号 |
| ラザギ アリレザ | 美女木8丁目 | 登録番号1675号。代表者が技術管理者を兼務する個人事業者 | 木造中心 | 解体工事業登録 第1675号 |
| 有限会社ドリームワークス | 喜沢1丁目 | 登録番号1801号。戸田公園駅の北側エリアに対応 | 木造中心 | 解体工事業登録 第1801号 |
| 株式会社陽汰コーポレーション | 笹目8丁目 | 笹目の工業地帯に近い立地。工場・作業所の周辺に土地勘 | 木造中心 | 解体工事業登録 第2982号 |
| 合同会社中吉 | 上戸田1丁目 | 戸田市役所に近い中心部の登録業者 | 木造中心 | 解体工事業登録 第3449号 |
| 株式会社N-スペック | 氷川町1丁目 | 戸田市内で最も新しい部類の登録業者 | 木造中心 | 解体工事業登録 第4143号 |



戸田市の登録業者は7者で、そのうち2者が美女木に集まっています。美女木は外環道と首都高が交わるジャンクションのあるエリアで、資材置き場を確保しやすい場所です。一方、建設業許可を持つ業者は登録名簿に載らないので、名簿の7者が市内のすべてではありません。ツカサ建設工業のように許可を持って営業している会社もあります。名簿に無いから怪しいという話ではないので、そこは誤解しないでください。
弊社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されている解体業者です。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。県のホームページから名簿をダウンロードして照合できます。
正直にお伝えしておきます。戸田市の空き家への住み替え補助金には市内・準市内業者が施工した場合に5万円を加算するという規定があります。市内・準市内業者とは市内に本店を有する事業者、または支店・営業所その他営業活動の拠点を有する事業者のことです。当社は戸田市内に拠点を持たないため、この5万円の加算は付きません。
ただし基準額30万円の部分は市外業者でも対象です。5万円の加算のためだけに選択肢を狭めるより、見積もりの総額で比べていただくのが合理的だと考えています。
下戸田2丁目に本社を置く会社です。平成10年10月創業で、平成14年に有限会社、平成18年に株式会社へ組織変更しています。資本金1,000万円。代表取締役は山田賢司氏です。
特徴は解体だけでなく耐震補強工事も手がけていることです。公式サイトによれば1998年の創業以来、建物の取り壊しを中心に、2009年からは耐震改修・耐震補強にも取り組んでいます。壊すか直すかで迷っている段階から相談できるのは実務上ありがたい選択肢です。
建設業許可は埼玉県知事許可(般-25)第58205号で、建築工事一式・解体工事・大工工事・左官工事・とび土工工事・石工事・屋根工事・鋼構造物工事など多数の業種を持ちます。産業廃棄物収集運搬許可は東京・埼玉・神奈川・千葉の1都3県で取得しています。
美女木7丁目の業者で、解体工事業登録 第1501号。戸田市の7者のなかで最も若い番号です。
美女木は外環道と首都高速埼玉大宮線が交わる美女木ジャンクションがあるエリアで、幹線道路へのアクセスが良く、資材置き場を確保しやすい場所です。戸田市の登録業者7者のうち2者がこの美女木に所在しています。
公式サイトは確認できませんでしたが、県の名簿に所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています。
美女木8丁目の個人事業者で、解体工事業登録 第1675号。名簿を見ると事業者名と技術管理者が同一です。技術管理者は他社と兼任できない決まりなので、本人が現場の技術責任を負っている形になります。
登録業者が請け負えるのは1件500万円未満(税込)の工事です。木造住宅1棟の解体であれば問題なく対応できる範囲になります。公式サイトは確認できませんでした。
喜沢1丁目の業者で、解体工事業登録 第1801号です。喜沢は戸田公園駅の北側、蕨市に接するエリアです。この付近は区画が細かく、道幅の狭い住宅地が広がっています。公式サイトは確認できませんでした。
笹目8丁目の業者で、解体工事業登録 第2982号です。笹目は戸田市の西側、荒川と外環道に挟まれたエリアで、工場や倉庫が集まる区域です。住宅と工場が近接しているため、解体時の粉じんや騒音への配慮が求められる現場が多くなります。公式サイトは確認できませんでした。
上戸田1丁目の業者で、解体工事業登録 第3449号です。上戸田は戸田市役所や戸田公園駅に近い市の中心部です。合同会社という形態ですが、登録の要件は株式会社と変わりません。技術管理者を選任し、5年ごとに更新する必要があります。公式サイトは確認できませんでした。
氷川町1丁目の業者で、解体工事業登録 第4143号。戸田市の7者のなかで最も新しい番号です。番号が新しいこと自体は品質と関係ありません。登録には技術管理者の選任が必要で、要件は古参と同じです。公式サイトは確認できませんでした。
戸田市の解体工事業登録は7者ですが、これが市内の解体業者のすべてではありません。建設業法の土木工事業・建築工事業・解体工事業いずれかの許可を持っている業者は、解体工事業の登録が不要だからです。
ツカサ建設工業がその例で、建設業許可(般-25)第58205号を持っているため登録名簿には載りません。500万円以上の工事を請け負えるのは許可のあるほうです。
確認の順番はこうです。まず埼玉県の解体工事業登録名簿を見る。無ければ国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで許可番号を照合する。どちらにも見当たらなければ、無登録・無許可の可能性があります。
戸田市は市域の大半が荒川の低地にあります。台地の上にある市とは、重機の設置条件が違います。
| エリア | 主な地区 | 街の性格 | 解体で注意する点 |
|---|---|---|---|
| 戸田公園駅周辺 | 上戸田・本町・喜沢 | 市の中心部。市役所と商業施設 | 区画が細かく道幅が狭い。蕨市に接する喜沢は特に密集 |
| 戸田駅・北戸田駅周辺 | 下戸田・氷川町・新曽 | 埼京線開通後に開発された住宅地 | 比較的整った区画。マンションも多く管理組合への連絡が必要な物件がある |
| 美女木 | 美女木 | 外環道と首都高のジャンクション | 幹線道路に近く搬出はしやすい。一方で交通量が多く車両の出入りに配慮が要る |
| 笹目 | 笹目・笹目南町 | 工場・倉庫が集まる工業系の区域 | 住宅と工場が近接。工場跡地では地中障害物の確認を |
| 荒川沿い全域 | 市域の大半 | 低地 | 地盤が緩い箇所があり、重機の設置に敷鉄板が必要になることがある |
荒川の低地は地盤が緩い箇所があり、バックホウやダンプの重量で地面が沈むことがあります。これを防ぐために敷鉄板を敷きますが、レンタル代と設置撤去の手間がかかります。
見積書に「敷鉄板」「仮設道路」「養生鉄板」といった項目があるか見てください。無い場合、着工後に「地盤が思ったより緩かった」と追加請求される余地が残ります。現地調査で業者が地面の状態を見ているかどうかが判断材料になります。


公的に公表されている戸田市の坪単価データは存在しません。以下は当社の施工実績と市内で実際にやり取りされている金額をもとにした目安です。
| 延床面積 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 80万〜130万円 | 100万〜160万円 | 130万〜200万円 |
| 30坪 | 120万〜190万円 | 150万〜230万円 | 190万〜290万円 |
| 40坪 | 150万〜240万円 | 190万〜290万円 | 240万〜370万円 |
| 50坪 | 190万〜300万円 | 240万〜360万円 | 300万〜460万円 |
戸田市の場合、これに事前周知にかかる手間が加わります。標識の作成と設置、15メートル範囲への説明、報告書の作成と提出。費用としては数万円程度ですが、見積書に項目として計上されているかを確認してください。「サービスでやります」と言われた場合、本当にやるのかを念のため聞いておくと安心です。
タイプ別に、あくまで目安の試算を示します。実際の見積もりではありません。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 105万円 | 坪単価3.5万円×30坪 |
| 仮設・養生費 | 18万円 | 足場と飛散防止シート |
| 付帯工事費 | 15万円 | ブロック塀・庭木・物置 |
| 基礎撤去・整地 | 13万円 | — |
| 諸経費・届出・事前周知 | 16万円 | 建設リサイクル法届出、アスベスト事前調査、戸田市の事前周知一式 |
| 総額(税抜) | 約167万円 | 戸田市では条件の良い部類 |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 117万円 | 坪単価4.5万円×26坪。道が狭く小型重機での作業 |
| 敷鉄板 | 12万円 | 低地で地盤が緩く、重機の設置に必要 |
| 仮設・養生費 | 24万円 | 隣家が近く養生の等級を上げる |
| 小運搬・付帯・基礎撤去 | 32万円 | — |
| 諸経費・届出・事前周知・近隣対応 | 20万円 | 15メートル範囲への説明を含む |
| 総額(税抜) | 約205万円 | ケース1より4坪小さいが38万円高い |
喜沢は蕨市に接するエリアで、蕨市と同じ密集度の区画があります。加えて低地なので敷鉄板が必要になることも。坪数ではなく現場条件で決まるという点は、戸田市も同じです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 215万円 | 坪単価4.3万円×50坪。鉄スクラップの売却で相殺される部分もある |
| 土間コンクリートの撤去 | 38万円 | 倉庫は土間が厚く、住宅の基礎より量が多い |
| 残置物・産業廃棄物処分 | 32万円 | 棚・パレット・梱包資材など |
| 仮設・養生・整地 | 40万円 | — |
| アスベスト事前調査・届出・事前周知 | 22万円 | 調査の結果次第で除去費が別途発生 |
| 総額(税抜) | 約347万円 | 地中障害物が出た場合はさらに加算 |
笹目には工場や倉庫が集まっています。倉庫の解体で見落とされやすいのが土間コンクリートです。住宅の基礎より面積が広く厚みもあるため、撤去費がまとまった額になります。見積書に「土間撤去」の項目と数量(平方メートル)が入っているかを確認してください。


ここが戸田市の最大の特徴です。戸田市空き家への住み替え補助金は、空き家を持っている人が壊すための制度ではありません。空き家バンクに登録された物件を買った人が、建て替えるために壊すときに使う制度です。
| 補助対象事業 | 補助対象経費 | 補助金の額 | 基準額 | 加算額 |
|---|---|---|---|---|
| 登録促進事業 | 宅地建物取引業者に対する仲介手数料 | 補助対象経費の全額 | 5万円 | なし |
| 改修事業 | 改修事業に要する経費 | 補助対象経費の2分の1 | 40万円 | 子育て世帯10万円/三世代同居・近居5万円/市内・準市内業者施工5万円 |
| 除却事業 | 除却事業に要する経費 | 補助対象経費の2分の1 | 30万円 | 子育て世帯10万円/三世代同居・近居5万円/市内・準市内業者施工5万円 |
除却事業なら基準額30万円に加算を全部足して最大50万円です。1,000円未満の端数は切り捨てになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象となる空き家 | 戸田市空き家バンクに登録しているもの |
| 除却事業の要件 | 空き家を購入後3年が経過する日の属する年度までに除却すること。かつ戸建住宅に建て替え、自ら居住することを目的とすること |
| 補助対象者 | 補助対象空き家の購入者で、補助を受けた日から起算して5年以上自ら居住する意思があるもの |
| 対象外となる人 | 市税等の滞納がある者/売却または購入の相手先が3親等以内の親族である者/暴力団関係者/個人事業者または法人 |
| 交付回数 | 同一物件に対して1回を限度 |
要件を整理すると、こういうことになります。
つまり「戸田市に住みたい人が、空き家バンクの物件を買って、建て替えて、5年以上住む」という筋道に対する支援です。定住促進が目的の制度なので、こういう設計になっています。
4つめに注意してください。倉庫・車庫・外構は補助対象外です。見積書でこれらを母屋の解体費に混ぜてしまうと、市に指摘されて補助額が減る可能性があります。母屋の除却費と、それ以外を項目で分けて出してもらってください。
要綱では市内・準市内業者を「市内に本店を有する事業者、または支店・営業所その他営業活動の拠点を有する事業者」と定義しています。この業者が施工した場合、除却事業で5万円が加算されます。
備考には「市内・準市内事業者施工の場合以外の加算項目については、実績報告時にその要件を満たしていること」とあります。つまり市内業者要件は交付申請の段階で判断されるということです。業者を決める前に、この加算を取りに行くかどうかを決めておいてください。
なお当社は戸田市内に拠点を持たないため、この5万円の加算は付きません。基準額30万円は市外業者でも対象なので、加算5万円と見積もり総額のどちらが得かで判断してください。
相続した空き家を解体して売る予定の方は、この補助金の対象外です。その場合に金額のインパクトが大きいのは相続空き家の3,000万円特別控除です。
戸田市はこの特例に必要な「被相続人居住用家屋等確認書」を発行しています。市の建築住宅課が窓口です。制度を知らずに申請しないまま売ってしまうと、後から取り戻せません。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 建築時期 | 昭和56年5月31日以前に建築された家屋 |
| 建物の種類 | 区分所有建物登記がされている建物でないこと |
| 相続直前の居住状況 | 被相続人以外に居住していた人がいなかったこと |
| 売却の期限 | 相続開始日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで |
| 売却代金 | 1億円以下 |
| 控除額 | 最高3,000万円(令和6年1月1日以後に3人以上の相続人が取得した場合は2,000万円) |
長期譲渡所得の税率は20.315%です。戸田市は埼京線で新宿まで20分ほどという立地で土地の需要があるエリアなので、この特例が効くケースは多いはずです。ただし売却代金1億円以下という上限には注意してください。


戸田市ならでは。「標識はいつ立てますか」「15メートル範囲の説明はどうやりますか」「環境課への報告書は代行してもらえますか」と聞いてください。戸田で実績のある業者なら即答します。知らない業者に頼むと、着工日が延びます。
まず埼玉県の解体工事業登録名簿を会社名で検索します。無ければ国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで許可番号を照合します。戸田市は登録7者ですが、建設業許可を持つ業者は名簿に載らないので、両方を確認してください。
戸田市は市域の大半が荒川の低地です。地盤が緩い箇所では重機の設置に敷鉄板が必要になります。見積書に項目があるか、無い場合は不要と判断した理由を聞いてください。後出しの追加請求を防げます。
住み替え補助金では倉庫・車庫・外構は補助対象外です。母屋の除却費とそれ以外を項目で分けてもらってください。混ぜて出すと補助額が減る可能性があります。
2023年10月から、アスベストの事前調査は建築物石綿含有建材調査者などの有資格者でなければ行えません。事前調査自体は規模を問わず全工事が対象です。笹目の工場・倉庫では特に重要になります。
床面積80平方メートル以上の解体は届出が必要で、法律上の義務者は施主本人です。戸田市では建築住宅課が窓口です。事前周知は環境課、建設リサイクル法は建築住宅課と担当が違うので、両方の代行可否を確認してください。
市内の登録業者は7者と少数です。ただし建設業許可を持つ業者は別にいますし、隣の川口市には264者、さいたま市には152者います。補助金の市内業者加算5万円を狙う場合を除けば、市外業者も候補に入れて構いません。


戸田市に隣接する市の解体情報もあわせてご覧ください。補助金の条件と事前手続きは市ごとにまったく違います。
付帯工事費と諸経費を含めた総額で120万〜190万円が目安です。戸田市の場合、これに事前周知の手間が加わります。標識の作成と設置、15メートル範囲への説明、環境課への報告書。費用としては数万円程度ですが、見積書に項目があるか確認してください。また市域の大半が荒川の低地なので、地盤が緩い箇所では敷鉄板が必要になり10万円前後の加算になることがあります。
必要です。戸田市建築物の解体工事の事前周知に関する要綱により、騒音規制法または振動規制法に基づく特定建設作業を伴う解体工事では、工事開始日の前日までに3つのことが求められます。ひとつは敷地の道路に接する部分への標識設置(A3版以上、工事完了まで掲示)。ふたつめは敷地境界から水平距離15メートルの範囲内、または建築物の高さの範囲内のうち広いほうへの説明。みっつめは報告書を正副2部、環境課へ提出することです。
使えません。戸田市空き家への住み替え補助金は、戸田市空き家バンクに登録された空き家を購入した人が対象です。しかも除却事業は「戸建住宅に建て替え、自ら居住することを目的」とするものに限られ、補助を受けた日から5年以上自ら居住する意思が必要です。さらに売買の相手先が3親等以内の親族である場合は対象外と明記されています。相続した実家を解体して売る場合は、市の補助金ではなく相続空き家の3,000万円特別控除を検討してください。戸田市は必要な確認書を発行しています。
基準額は変わりませんが、加算5万円が付きません。要綱では市内・準市内業者を「市内に本店を有する事業者、または支店・営業所その他営業活動の拠点を有する事業者」と定義しており、この業者が施工した場合に除却事業で5万円が加算されます。除却事業の基準額30万円は市外業者でも対象です。加算5万円と見積もり総額のどちらが得かで判断してください。3社の相見積もりで5万円以上の差が出ることは珍しくありません。
問題ありません。まず7者というのは解体工事業登録の数で、建設業法の土木工事業・建築工事業・解体工事業いずれかの許可を持つ業者は登録が不要なため名簿に載りません。ツカサ建設工業のように許可を持って営業している会社が市内にあります。加えて隣の川口市には264者、さいたま市には152者います。戸田市は市域が狭く、市外からでも移動の負担はほとんど変わりません。
土間コンクリートの撤去費です。笹目地区など工業系の区域では倉庫や工場の解体があります。倉庫は住宅の基礎より土間の面積が広く厚みもあるため、撤去費がまとまった額になります。鉄骨造50坪の倉庫で土間撤去だけで38万円程度になった例があります。見積書に「土間撤去」の項目と数量(平方メートル)が入っているかを確認してください。また工場跡地では地中障害物のリスクもあるため、出た場合の負担と単価を書面で決めておくことをおすすめします。
上がります。住宅用地の特例が外れるため課税標準額は6倍になりますが、負担調整措置により実際の税額は3倍から4倍程度にとどまるのが一般的です。課税は1月1日時点の状況で決まるため、解体のタイミングで1年分の差が出ます。なお2023年の空家等対策特別措置法の改正で管理不全空家等という区分が新設され、勧告を受けると建物を残したまま特例が外れるようになりました。放置が安全策とは言えなくなっています。
戸田市は空き家バンク制度を運営しており、建築住宅課が窓口です。登録すると、売買契約が成立したときに所有者側にも登録促進事業として仲介手数料の補助(基準額5万円)があります。また戸田市は不動産・法律・管理改修・金融に関する相談体制を整備しており、埼玉県宅地建物取引業協会、埼玉司法書士会、埼玉建築士会などの専門家団体と協定を結んでいます。解体するか売るか貸すかで迷っている段階なら、まず相談窓口を使うのが合理的です。


戸田市の解体・空き家のご相談は、お電話(03-5837-4868)でもウェブの無料見積もりでも承ります。