監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。


この記事は埼玉県の解体工事業登録名簿に登録番号2893で掲載されている解体業者・株式会社インシュアラ(代表 金松裕基・解体実績1,000件超)が監修しています。川口市で県の名簿に登録番号つきで載っている実在の業者だけを比較し、県内最多264者という業者密度と、上限100万円の空家除却補助金という川口市ならではの条件もふまえて選び方を解説します。
㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。川口市は埼玉県内でいちばん解体業者が多い市です。県の名簿を数えると264者。県内1,022者のうち4分の1が川口に集まっています。しかも川口市の空家除却補助金は上限100万円と県内でも大きいほうなんですが、条件がかなり特殊で、しかも市内に本社がある業者でないと使えません。最初に正直に言うと、当社は市外の業者なのでこの補助金の対象外です。それでもこの記事を書くのは、制度を知らずに損をする方が多いからです。
川口市は荒川を挟んで東京都北区・足立区に接する、埼玉県で2番目に人口の多い市です。かつて「キューポラのある街」と呼ばれた鋳物のまちで、いまも旧市街には工場と住宅が混在しています。東部の安行地区は植木・造園の一大産地、北部は芝川と見沼代用水が流れる低地。同じ市内でも、工場跡地・密集市街地・植木畑と、解体の条件がまったく違います。
この記事では、埼玉県が公開している解体工事業登録名簿で実在と番号が確認できた業者だけを紹介します。県内の解体事情の全体像は、先に埼玉県全体のガイドをご覧いただくと理解が早いです。
川口市に本社を置き、埼玉県の解体工事業登録名簿で実在と登録番号が確認できた業者を8社選びました。番号はすべて県の公開名簿にもとづくもので、当社が1件ずつ照合しています。公式サイトが確認できた業者には、紹介にサイトへのボタンを付けています。
| 会社名 | 本社の地区 | 特徴・強み | 対応構造 | 登録番号 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社インシュアラ | 川口市対応(市外業者) | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超。市内業者要件のある補助金は対象外 | 木造〜RC・内装 | 埼玉県 解体工事業登録 第2893号 |
| アイエス株式会社 | 安行領根岸 | 木造・鉄骨・RC・内装・空き家まで対応/産廃収集運搬を1都3県で保有 | 木造〜RC・内装 | 第1931号 |
| SHIRAHATA株式会社 | 安行領根岸 | 木造一軒家からマンションまで規模を問わず対応/産業廃棄物処理も自社 | 木造〜RC | 第1662号 |
| 有限会社田中実業 | 南鳩ヶ谷 | 創業35年以上・解体実績2,000件超/一般住宅からビル・工場まで | 木造〜RC | 公式サイトに記載なし(要確認) |
| ヒマリ株式会社 | 赤芝新田 | 1都3県で解体工事全般に対応/産業廃棄物収集運搬許可を保有 | 木造〜RC | 第2478号 |
| 株式会社KURDISTAN | 飯塚 | 川口市周辺の解体工事に対応 | 木造中心 | 第1898号 |
| 銅鉄商事株式会社 | 朝日 | 登録番号580号。川口市内でも制度初期から登録を継続している古参 | 木造中心 | 第580号 |
| 宇田川雅巳 | 芝 | 登録番号193号。川口市内で最も若い登録番号の個人事業者 | 木造中心 | 第193号 |



川口は264者もいるので、選ぶ側が主導権を握れる珍しい市です。産廃の収集運搬まで自社で押さえたいならアイエス、規模の大きい建物ならSHIRAHATA、実績の厚みなら創業35年超の田中実業。銅鉄商事と宇田川さんは公式サイトが確認できませんでしたが、登録番号193号と580号という古さが何よりの実績です。制度が始まったのが平成13年で、5年ごとの更新をずっと続けているということですから。
弊社は埼玉県の解体工事業登録名簿に第2893号で掲載されている解体業者です。登録日は令和4年2月2日、技術管理者は山中隆二。県のホームページから名簿をダウンロードして照合できます。
ただし先に正直にお伝えします。当社は川口市外に本社を置いているため、川口市空家除却補助金の対象にはなりません。この補助金を使いたい方は、市内に本社を持つ業者に依頼してください。この記事の2番以降で紹介している業者はすべて川口市内に本社があります。
当社が向いているのは、補助金の対象条件(接道が無く建て替え不可など)に当てはまらない物件や、解体するか売るか買い取ってもらうかを含めて判断したいケースです。解体・空き家買取・リフォームをワンストップで扱っているので、出口から逆算して相談できます。
安行領根岸856番地に本社を置く業者です。県の名簿では登録番号1931号で確認できます。
公式サイトでは木造解体・鉄骨解体・RC解体・内装解体・空き家解体に対応すると明示しています。加えて産業廃棄物収集運搬業の許可を埼玉・東京・神奈川・千葉の1都3県で保有しており、解体で出た廃材を自社で運べる範囲が広いのが特徴です。対応エリアも川口市を拠点に1都3県と公表しています。
安行地区は植木・造園の産地で、資材置き場を確保しやすいエリアです。川口市内で解体業者が多いのはこの安行周辺で、名簿を見ると同じ町名に複数の業者が並んでいます。
同じく安行領根岸に本社を置く業者で、県の名簿では登録番号1662号です。
公式サイトでは東京・埼玉・千葉・神奈川を中心に、木造一軒家などの小規模なものからマンションなどの大規模なものまで対応すると公表しています。解体工事と産業廃棄物処理の両方を手がけている点も特徴です。
川口市は駅周辺にマンションが多く、老朽化した集合住宅の建て替えという案件が今後増えていく市です。規模の大きい建物にも対応できる業者を知っておく意味はあります。
南鳩ヶ谷5丁目に本社を置く業者です。公式サイトによれば創業から35年以上、2,000件を超える解体工事の実績があります。一般住宅からビル・工場までの建築物の解体全般と、産業廃棄物運搬を請け負っています。
鳩ヶ谷は平成23年に川口市と合併した旧鳩ヶ谷市の区域です。旧市街には道幅の狭い区画が多く、そこで長年やってきた業者の土地勘は実務上おおきいと思います。
なお建設業許可番号と解体工事業登録番号は公式サイトに記載が確認できませんでした。契約前に直接お問い合わせのうえ確認してください。実績の長さと番号の確認は別の話です。
赤芝新田に本社を置く業者で、県の名簿では登録番号2478号です。公式サイトでは川口市を中心とした埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県の1都3県で解体工事全般に対応し、産業廃棄物収集運搬許可も取得していると公表しています。
赤芝新田は市の北東部、芝川と見沼代用水の流域にあたります。低地で地盤が緩い箇所があるエリアなので、重機の設置に敷鉄板が必要になることがあります。
飯塚3丁目に本社を置く業者で、県の名簿では登録番号1898号です。川口市周辺の解体工事に対応しています。
飯塚は川口駅の西側、荒川に近い地区です。川口駅周辺は市内でもとくに住宅と店舗が密集しており、重機が入らない現場が多いエリアになります。
朝日4丁目の業者で、解体工事業登録 第580号です。川口市の264者のなかでも2番目に若い番号で、制度の初期から登録を継続しています。
解体工事業の登録制度が始まったのは平成13年5月30日、有効期間は5年で更新制です。番号が580号ということは、20年以上にわたって更新を重ねてきたということを意味します。公式サイトは確認できませんでしたが、県の名簿に所在地・電話番号・技術管理者の氏名まで公開されています。
芝地区の個人事業者で、解体工事業登録 第193号。川口市264者のなかで最も若い登録番号です。個人事業者ですが、それだけ長く続いているということでもあります。
登録業者が請け負えるのは1件500万円未満(税込)の工事なので、木造住宅1棟の解体であれば問題なく対応できる範囲です。公式サイトは確認できませんでした。
264者すべてを載せることはできますが、それでは選べません。この記事では公式サイトで事業内容が確認できる業者と、登録番号の古さで実績の長さが裏付けられる業者を軸に8社に絞りました。
ここに載っていない業者が悪いという意味では一切ありません。埼玉県の名簿は誰でもダウンロードできますので、ご自身で川口市の264者を眺めて、近所の業者を探していただくのがいちばん確実です。名簿には所在地と電話番号が載っています。
川口市は「荒川沿いの旧市街」「芝川・見沼代用水の低地」「安行の台地」の3つに分かれます。どこに建っているかで、解体の難易度と費用がはっきり変わります。
| エリア | 主な地区 | 費用傾向 | 費用に効く要因 |
|---|---|---|---|
| 川口駅周辺の旧市街 | 本町・栄町・飯塚・幸町 | 上振れしやすい | 住宅と店舗が密集し道が狭い。重機が入らず手壊しになる現場が多い |
| 鋳物工場の跡地・混在地区 | 金山町・領家・元郷・並木 | 条件次第で大きく変動 | 工場と住宅が混在。基礎が深い、地中に構造物が残っている可能性がある |
| 芝川・見沼代用水の低地 | 赤芝新田・道合・神戸・東内野 | 敷鉄板の分だけ加算 | 地盤が緩い箇所があり、重機の設置に敷鉄板が必要になることがある |
| 安行の台地 | 安行・安行領根岸・安行原 | 比較的標準的 | 植木畑と住宅。敷地に余裕があり搬出しやすい。市内業者もここに集中 |
| 旧鳩ヶ谷市の区域 | 南鳩ヶ谷・鳩ヶ谷本町・里 | やや上振れ | 旧宿場町で区画が細かく、前面道路が狭い箇所が残る |
川口は「キューポラのある街」と呼ばれた鋳物の産地でした。いまも金山町・領家・元郷といった地区には、工場だった建物や、工場跡地に建った住宅があります。
こういう土地で気をつけたいのが地中障害物です。工場の基礎、機械の据付基礎、古い杭、廃棄されたコンクリート塊などが地面の下に残っていることがあります。これは掘ってみるまで分かりません。
見積書に「地中障害物が出た場合の扱い」を書面で明記してもらってください。撤去費を誰がどう負担するのか、単価はいくらか。ここが曖昧なまま着工すると、あとで揉めます。工場跡地の解体経験がある業者かどうかも確認したいポイントです。
もうひとつ川口市固有の事情があります。市内の登録業者264者は、安行地区周辺に大きく偏っています。名簿を見ると安行領根岸だけで複数の業者が並んでいます。理由は単純で、解体業には重機と資材置き場が要るからです。駅前の地価が高い場所に置き場は持てません。


解体費用は「本体工事費」「付帯工事費」「諸経費」の合計です。公的に公表されている川口市の坪単価データは存在しないため、以下は当社の施工実績と市内で実際にやり取りされている金額をもとにした目安です。
| 延床面積 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 80万〜130万円 | 100万〜160万円 | 130万〜200万円 |
| 30坪 | 120万〜190万円 | 150万〜230万円 | 190万〜290万円 |
| 40坪 | 150万〜240万円 | 190万〜290万円 | 240万〜370万円 |
| 50坪 | 190万〜300万円 | 240万〜360万円 | 300万〜460万円 |
ただし川口市の場合、この表の上限に張り付くケースが他市より多いと考えてください。理由は住宅の密集度です。埼玉県内で最も人口密度が高い部類の市で、とくに川口駅周辺と旧鳩ヶ谷市の区域は区画が細かく、重機が入らない現場が珍しくありません。
タイプ別に、あくまで目安の試算を示します。実際の見積もりではありません。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 102万円 | 坪単価3.4万円×30坪 |
| 仮設・養生費 | 17万円 | 足場と飛散防止シート |
| 付帯工事費 | 15万円 | ブロック塀・庭木・物置 |
| 基礎撤去・整地 | 14万円 | — |
| 諸経費・届出 | 12万円 | 建設リサイクル法届出・アスベスト事前調査 |
| 総額(税抜) | 約160万円 | 敷地に余裕がある現場の目安 |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費(手壊し主体) | 120万円 | 坪単価5.0万円×24坪。人力主体で単価が上がる |
| 仮設・養生費 | 26万円 | 隣家が至近のため養生の等級を上げる |
| 小運搬費 | 22万円 | 4トン車が入れず、手押しで道路まで運ぶ |
| 付帯・基礎撤去・整地 | 24万円 | — |
| 諸経費・届出・近隣対応 | 16万円 | 挨拶回りと工事中の苦情対応を含む |
| 総額(税抜) | 約208万円 | 坪数は少ないのに総額は上がる典型例 |
ケース1より6坪小さいのに48万円高い。解体費は面積ではなく作業の難易度で決まります。川口市で「坪単価いくらですか」と聞いても意味のある答えが返ってこないのは、このためです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 200万円 | 坪単価5.0万円×40坪 |
| 機械基礎の撤去 | 45万円 | 据付基礎が深く、通常の基礎撤去では済まない |
| 残置物・産業廃棄物処分 | 38万円 | 油脂類・金属くず・工具など |
| 仮設・養生・整地 | 42万円 | — |
| アスベスト事前調査・諸経費 | 20万円 | 調査の結果次第で除去費が別途発生 |
| 総額(税抜) | 約345万円 | 地中障害物が出た場合はさらに加算 |
鋳物工場や町工場の解体では、建物本体より付随する項目のほうが読みにくいのが実情です。機械の基礎、油が染みた土壌、地中の廃材。現地調査を省く業者の見積もりは、この種の物件では特に危険です。


川口市の補助金は上限100万円と、埼玉県内でもかなり大きいほうです。ただし対象になる空き家の条件が極めて限定的で、さらに依頼できる業者にも縛りがあります。ここを理解せずに動くと、時間だけ無駄になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 川口市空家除却補助金(令和8年度) |
| 補助額 | 次のいずれか低いほうの額で上限100万円 ・対象工事費の5分の4相当額 ・床面積1平方メートルにつき2万5千円 |
| 事前診断の依頼 | 令和8年7月1日から10月30日まで |
| 申し込み | 令和8年7月1日から11月13日まで |
| 完了報告 | 令和9年1月29日まで |
| 業者の要件 | 市内に本社を有する事業者が行う工事が対象 |
| 予算 | 予算額に達し次第、受付終了 |
| 窓口 | 住宅政策課 住宅管理促進係(048-229-7805) |
最後の要件をよく読んでください。「接道が無く建て替えができない」または「隣接地の所有者が取得して一体利用する」。これが条件です。
つまり道路に2メートル以上接していて普通に建て替えができる土地の空き家は、この補助金の対象外ということです。「親の家が空き家になったから100万円もらって壊そう」という使い方はできません。
なぜこういう制度設計なのか。再建築できない土地は、放っておいても誰も買わず、所有者も直せず、そのまま朽ちていくからです。市としては最も困る類型で、だから上限100万円という大きな額を付けています。逆に言えば、売れる土地の空き家は自力でどうにかしてくださいというのが市の立場です。
| 申請者の要件 | 補足 |
|---|---|
| 空き家の所有者等(二親等以内の親族を含む) | 相続人でも申請できる範囲があります |
| 地方税を完納していること | 相続物件では、亡くなった方の未納分が残っていないか確認を |
| 事例紹介に了承すること | 市の広報などで事例として紹介されることに同意が必要です |
そして「市内に本社を有する事業者が行う工事」が対象という要件があります。これは市外の業者を排除する意図というより、市の予算を市内の事業者に還流させるという考え方によるものです。
川口市は解体工事業登録が264者と県内最多です。市内業者要件があっても選択肢に困らない、県内でも稀な市だと言えます。桶川市(1者)や和光市(2者)で同じ要件があったら成立しません。
正直にお伝えします。株式会社インシュアラは川口市外に本社があるため、この補助金の対象事業者になりません。
要件に当てはまる物件をお持ちの方は、この記事で紹介したアイエス株式会社・SHIRAHATA株式会社・有限会社田中実業・ヒマリ株式会社など、市内に本社を持つ業者に依頼してください。100万円は当社の見積もり努力でどうにかできる金額ではありません。
当社にご相談いただく意味があるのは、要件に当てはまらない物件のケースです。接道があって建て替えできる土地なら、補助金は最初から選択肢にありません。その場合は解体費そのものと、売却・買取まで含めた総額で判断することになります。
まず市に事前診断を依頼します。ここが最初の締切です。10月30日を過ぎると、その年度は申し込みそのものができません。
市内に本社がある業者に限られます。見積書に会社の所在地が明記されているかを確認してください。営業所が市内にあるだけでは要件を満たさない可能性があるため、市の窓口で確認することをおすすめします。
申し込みの締切は11月13日です。予算額に達し次第受付終了とされているため、締切前でも枠が埋まる可能性があります。早めに動いてください。
完了報告の期限は令和9年1月29日です。11月13日に申し込んで1月29日までに工事を終えるとなると、実質2か月半しかありません。年末年始も挟みます。工程に余裕を持たせてください。
要件に当てはまらなかった方のほうが多いはずです。その場合に金額のインパクトが大きいのは、相続空き家の3,000万円特別控除です。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 建築時期 | 昭和56年5月31日以前に建築された家屋 |
| 建物の種類 | 区分所有建物登記がされている建物でないこと |
| 相続直前の居住状況 | 被相続人以外に居住していた人がいなかったこと |
| 売却の期限 | 相続開始日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで |
| 売却代金 | 1億円以下 |
| 控除額 | 最高3,000万円(令和6年1月1日以後に3人以上の相続人が取得した場合は2,000万円) |
| 必要書類 | 市区町村が発行する被相続人居住用家屋等確認書 |
長期譲渡所得の税率は20.315%です。3,000万円の控除が使えれば税額の差は数百万円になります。川口市は都心へのアクセスが良く土地の需要があるエリアなので、この特例が効くケースは少なくありません。ただし売却代金1億円以下という上限には注意してください。


川口市は264者いるぶん、玉石混交でもあります。会社名で名簿を検索して、登録番号・所在地・技術管理者が見積書と一致するかを確認してください。名簿に無い場合は、土木工事業・建築工事業・解体工事業いずれかの建設業許可があるかを確認します。どちらにも無ければ無登録業者です。
川口市ならでは。空家除却補助金は市内に本社を有する事業者の工事が対象です。営業所が市内にあるだけでは足りない可能性があります。見積書の会社所在地と、市の窓口での確認をセットで行ってください。
川口市は密集市街地が多く、道路幅で費用が数十万円変わります。4トン車が入るか、2トン車までか、それとも手押しか。現地調査でここを確認していない業者の見積もりは、着工後に必ず変わります。
鋳物工場の跡地や工場と住宅が混在する地区では、地中に古い基礎や廃材が残っていることがあります。出た場合に誰がいくら負担するのか、単価はいくらか。契約書に書いてもらってください。
2023年10月から、アスベストの事前調査は建築物石綿含有建材調査者などの有資格者でなければ行えません。事前調査自体は規模を問わず全工事が対象です。工場の解体では特に重要になります。
川口は隣家との距離が近い現場が多く、近隣対応が工事そのものより厄介になることがあります。両隣と向かい3軒、裏側まで。施主も一緒に回ってください。顔を見せておくだけで苦情の出方が変わります。
264者いる市で相見積もりを取らないのは、単純にもったいないです。県内で最も業者を比較しやすい市なのですから、金額だけでなく現地調査の丁寧さと追加費用の説明も並べて比べてください。


川口市に隣接する市の解体情報もあわせてご覧ください。補助金の条件は市ごとにまったく違います。
付帯工事費と諸経費を含めた総額で120万〜190万円が目安です。ただし川口市は住宅の密集度が高く、川口駅周辺や旧鳩ヶ谷市の区域では前面道路が狭く重機が入らない現場が多いため、この範囲の上限に近づくか、超えるケースが他市より多いと考えてください。24坪でも総額200万円を超えた例があります。坪数ではなく作業の難易度で決まります。
使えません。接道が無く建て替えができない敷地、または隣接地の所有者が取得して一体利用する場合に限られます。道路に2メートル以上接していて普通に建て替えられる土地の空き家は対象外です。さらに1年以上使用されていないこと、地方税を完納していること、市内に本社を有する事業者が施工することも条件です。令和8年度は事前診断の依頼が10月30日まで、申し込みが11月13日まで、完了報告が令和9年1月29日までとなっています。窓口は住宅政策課住宅管理促進係(048-229-7805)です。
川口市空家除却補助金については、市内に本社を有する事業者が行う工事が対象とされています。市外の業者に依頼すると補助の対象外になります。ただし川口市には解体工事業登録が264者と県内最多で、市内業者だけでも十分に相見積もりが取れます。補助金を使わない場合は、業者の所在地で選択肢を狭める必要はありません。
埼玉県の名簿で数えると、県内1,022者のうち264者、およそ4分の1が川口市に集中しています。理由は3つあります。ひとつは荒川を挟んで東京都に隣接しており、都内の現場に出る拠点として便利なこと。ふたつめは鋳物と建設業の街として古くから工業の集積があったこと。みっつめは安行地区など東部に、重機と資材置き場を確保できる土地が残っていることです。実際、名簿を見ると安行領根岸などの町名に業者が固まっています。
地中障害物です。金山町・領家・元郷といった鋳物工場の集積があった地区では、機械の据付基礎、古い杭、廃棄されたコンクリート塊などが地面の下に残っていることがあります。掘るまで分からないため、見積もり時点では金額が確定できません。見積書または契約書に「地中障害物が出た場合の負担と単価」を明記してもらってください。またアスベストの事前調査は工場の場合とくに重要で、有資格者による調査が法律で義務づけられています。
上がります。住宅用地の特例が外れるため課税標準額は6倍になりますが、負担調整措置により実際の税額は3倍から4倍程度にとどまるのが一般的です。課税は1月1日時点の状況で決まるので、解体のタイミングで1年分の差が出ます。なお川口市空家除却補助金の完了報告期限が令和9年1月29日である点に注意してください。1月中に解体が完了すると、その年の1月1日時点では建物があったことになるため、更地の課税は翌年度からになります。
相続した実家を解体して売る予定なら、相続空き家の3,000万円特別控除を確認してください。昭和56年5月31日以前の建築、区分所有登記でない、相続直前に被相続人以外が住んでいない、売却代金1億円以下、相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却、といった要件があります。長期譲渡所得の税率は20.315%なので、使えれば税額の差は数百万円です。市の補助金100万円と比べても大きいケースがあります。市区町村が発行する被相続人居住用家屋等確認書が必要です。
できます。前面道路が2メートル程度でも施工は可能です。ただし重機が入らないため手壊しが主体になり、廃材も手押しで道路まで運ぶことになるので、坪単価が上がります。当社の目安では、重機が入る現場の坪単価3.4万円前後に対し、手壊し主体だと5.0万円前後になります。加えて養生の等級を上げる必要があり、工期も延びます。川口駅周辺と旧鳩ヶ谷市の区域ではこのパターンが多いため、見積もりの段階で「重機は入りますか」と必ず確認してください。


川口市の解体・空き家のご相談は、お電話(03-5837-4868)でもウェブの無料見積もりでも承ります。