監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。



この記事は神奈川県知事許可(登-3)第2636号を持つ解体業者・株式会社インシュアラ(代表 金松裕基・解体実績1,000件超)が監修しています。横須賀市で公式サイトを公開している実在の業者だけを許可番号つきで比較し、坂道の多いリアス式海岸の地形や、県内でも高めの空き家率といった横須賀ならではの事情もふまえて選び方を解説します。
㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。横須賀市は三浦半島の付け根に位置する軍港都市で、リアス式海岸に沿って丘陵と谷戸が入り組んだ地形が特徴です。坂道や階段状の路地に建つ住宅も多く、重機の搬入経路の確保が費用を左右します。総務省の調査では横須賀市の空き家率は6.6%と県平均(9.8%)よりは低いものの、県内市町村の中では比較的高い水準です。
横須賀市は三浦半島の基部に広がる軍港都市で、東京湾側・相模湾側ともにリアス式海岸に沿って丘陵地が海際まで迫る地形です。平地が少なく、谷戸と呼ばれる谷状の低地に住宅地が形成されてきた歴史があり、坂道・階段・行き止まりの狭い路地が市内各所に残っています。この記事では、横須賀市内に拠点を持つ、または横須賀市対応を明記している実在の業者を紹介します。費用の全体像は神奈川県の解体費用相場ガイド、選び方の基本は神奈川の解体業者の選び方ガイドもご覧ください。
横須賀市内に本社・拠点を置き、公式サイトで会社情報を公開している実在の業者を7社選びました(許可情報は各社公式・神奈川県の建設業許可業者名簿にもとづく編集部調べ。最新は各社にご確認ください)。
| 会社名 | 本社の地区 | 特徴・強み | 対応構造 | 許可番号 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社インシュアラ | 横須賀市対応 | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超 | 木造〜RC・内装 | 神奈川県知事許可(登-3)第2636号 |
| 有限会社睦興業 | 荻野 | 木造・軽量鉄骨の一般家屋から大規模なアパート・工場まで幅広く対応 | 木造・軽量鉄骨 | 神奈川県知事許可(一般)第075190号 |
| 株式会社マルキュウ | 須軽谷 | 現地調査を踏まえた施工計画と防音・粉じん対策に強み | 木造・特殊構造(店舗等) | 神奈川県知事許可(一般)第080865号 |
| 株式会社マークス(いい解体) | 内川 | 創業30年・年間300棟以上の施工実績を持つ特定建設業者 | 木造〜鉄骨・RC造 | 神奈川県知事許可(特定)第061327号 |
| 株式会社門倉商店 | 久里浜 | 解体工事から金属スクラップ・廃棄物の収集処理まで一貫対応する特定建設業者 | 鉄骨・RC・木造 | 神奈川県知事許可(特定)第006382号 |
| 有限会社山建 | 長沢 | 土木工事・解体工事に加え不用品回収まで一体で請け負う地域密着業者 | 木造中心の一般家屋解体 | 神奈川県知事許可(一般)第058505号 |
| ユタカ建設株式会社 | 金谷 | 昭和33年創業の老舗総合建設業者、土木一式・鋼構造物等も対応する特定建設業許可 | 木造・鉄骨・土木構造物 | 神奈川県知事許可(特定)第009154号 |



選ぶコツは強みで見ることです。大規模な解体には特定建設業許可を持つマークスやユタカ建設、廃棄物処理まで一貫させたいなら門倉商店、といった具合に、現場条件に合わせて候補を絞り込むのがおすすめです。


弊社は神奈川県知事許可(登-3)第2636号を持つ解体業者です。実績1,000件超で、坂道や谷戸の狭い路地、空き家となった別荘まで対応します。解体して売るか、買い取るか、建て替えるかを出口の整理から一緒に判断できるのが強みです。


荻野に本社を置く業者です。木造・軽量鉄骨の一般家屋から、大規模なアパート・工場まで幅広く手掛ける地域密着業者です。個人宅から事業用建物まで規模を問わず相談したい方に向いています。


須軽谷に本社を置く業者です。現地調査を踏まえた施工計画と防音・粉じん対策に強みがあり、木造から店舗などの特殊構造まで対応します。住宅密集地での近隣配慮を重視したい方に向いています。


内川に本社を置く業者です。創業30年・年間300棟以上の施工実績を持つ特定建設業者で、特別管理産業廃棄物処理業も自社保有しています。木造からRC造まで規模を問わず、実績の多さで選びたい方に向いています。


久里浜に本社を置く業者です。解体工事から金属スクラップ・廃棄物の収集処理まで一貫対応する特定建設業者です。解体後の廃材処理まで含めて任せたい方に向いています。


長沢に本社を置く業者です。土木工事・解体工事に加え不用品回収まで一体で請け負う地域密着の小規模事業者です。残置物が多い空き家の解体を丸ごと相談したい方に向いています。


金谷に本社を置く業者です。昭和33年創業の老舗総合建設業者で、土木一式・とび土工・鋼構造物等を含む特定建設業許可で対応します。長年の実績と信頼感を重視したい方に向いています。
横須賀市は東京湾側・相模湾側ともにリアス式海岸に丘陵が迫る地形で、平地が少なく、谷戸と呼ばれる谷状の低地に住宅地が発達してきました。坂道や階段状の路地、行き止まりの細い道に面した住宅が多く、大型重機が現場まで入れないケースが珍しくありません。搬出経路が確保できない場合は、資材を人力や小型の運搬機で運ぶ必要があり、通常より工期・費用が増えることがあります。空き家率(総務省調査で6.6%)が県内でも高めな理由の一つに、こうした接道条件の厳しさで売却・建て替えが進みにくいことが挙げられます。
| エリア | 主な地区 | 費用傾向 | 費用に効く要因 |
|---|---|---|---|
| 谷戸・坂道地区 | 市内各所の斜面住宅地 | 手壊し比率で上振れ | 階段状の路地・急坂での小運搬 |
| 内陸の平坦地 | 衣笠・久里浜周辺 | 標準 | 比較的広い道路で搬入しやすい |
| 海沿い・軍港周辺 | 横須賀本港・田浦周辺 | 塩害・老朽化で上振れ | 金属部材の劣化、残置物の処分量 |
| 半島南部 | 佐島・秋谷などの別荘地 | 搬出距離で上振れ | 市中心部から離れた立地・狭い道 |
谷戸に発達した住宅地は、階段状の路地や行き止まりの狭い道に面した現場が多いエリアです。大型重機が入れない場合は手作業や小型重機での解体が中心になり、搬出経路の確保が費用に直結します。衣笠・久里浜など内陸の平坦地は比較的道路が広く、標準的な費用に収まりやすい傾向があります。佐島・秋谷などの半島南部は市中心部から離れた別荘地が多く、搬出距離の分だけ費用が上振れすることがあります。地盤や斜面地の考え方は狭小地・斜面地・谷戸の解体ガイドもご覧ください。
横須賀市の坪単価は木造38,467円/坪、鉄骨造46,895円/坪、RC造75,927円/坪が目安です(解体無料見積ガイド調べ)。木造・鉄骨造は神奈川県平均(木造36,722円)より高めで、坂道・狭あい路地への対応コストが影響していると考えられます。
| 延床 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 約110万円 | 約128万円 | 約194万円 |
| 30坪 | 約156万円 | 約186万円 | 約266万円 |
| 40坪 | 約194万円 | 約240万円 | 約340万円 |
比較的道路が広く重機が入りやすい住宅街の木造2階建てです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 115万円 | 実勢坪単価 約3.85万円×30坪 |
| 付帯工事費 | 13万円 | 残置物・外構・庭木撤去 |
| 仮設・養生費 | 13万円 | 足場+飛散防止 |
| 運搬・処分・諸経費・整地 | 15万円 | アスベスト事前調査・建設リサイクル法届出含む |
| 総額(税抜) | 約156万円 | ※標準的な現場の目安 |
階段状の路地や急坂に面し、大型重機が入れないため部分的に手作業・小型重機での解体が必要なケースです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費(手壊し) | 140万円 | 重機不可で人力比率が高い |
| 付帯・仮設・養生費 | 55万円 | 階段養生・近隣配慮を強化 |
| 運搬・処分・諸経費 | 45万円 | 小運搬・小型重機の手間を含む |
| 総額(税抜) | 約240万円 | ※手壊しで標準より1.5倍程度 |
海に近く塩害による金属部材の劣化が進んでいるケース。老朽化した空き家では残置物の量によって処分費が上振れすることがあります。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 115万円 | 約3.85万円/坪×30坪 |
| 付帯工事費(塩害・残置物含む) | 35万円 | 錆びた外構・老朽残置物の追加撤去 |
| 仮設・養生費 | 15万円 | — |
| 運搬・処分・諸経費 | 25万円 | 処分量増による上振れ |
| 総額(税抜) | 約190万円 | ※老朽化の程度で変動 |
| 制度 | 金額 | 条件 |
|---|---|---|
| 空き家解体費用助成 | 上限35万円 | 空き家として管理されている住宅が対象 |
| 旧耐震空き家解体助成 | 上限15万円 | 昭和56年5月31日以前着工の旧耐震基準の空き家が対象 |
この2制度は併用できません。どちらか一方を選んで申請する必要があり、いずれも年度予算制で着工前の交付決定が絶対条件です。相続空き家の3,000万円特別控除や固定資産税の住宅用地特例については神奈川県の解体補助金ガイドで解説しています。
谷戸に多い階段状の路地や急坂は、大型重機が入れるかどうかで費用が大きく変わります。見積もり前に現地で搬出経路を確認してくれる業者かをまず見極めましょう。
2022年4月以降、一定規模以上の解体では石綿含有建材の事前調査と行政報告が義務です。長期間空き家だった建物ほど、調査の丁寧さが重要になります。
本体・養生・付帯・処分・諸経費に加え、坂道現場で手作業・小型重機への切り替えが必要になった場合の追加費用の条件まで書面にあるかを確認します。
建設業許可(解体工事業)または解体工事業登録の番号を、神奈川県の公開名簿と突き合わせます。特定建設業許可を持つ業者は、大規模な解体でも施工体制に安心感があります。
坂道現場では下請けが多重になりやすく、中間マージンで割高になりがちです。自社の職人が施工するか、産業廃棄物のマニフェスト(管理票)を渡してくれるかを確認しましょう。
空き家解体費用助成と旧耐震空き家解体助成は併用できません。建物の状態に応じてどちらが有利か、案内・申請サポートをしてくれる業者だと安心です。
坂道・谷戸の多い横須賀では現場条件で費用差が出やすいため、電話だけの概算ではなく現地を見た見積もりを複数社から取ることをおすすめします。
横須賀市に隣接するエリアの解体事情は、それぞれの記事でも解説しています。
可能です。ただし大型重機が入れない場合は手作業や小型重機での解体になり、通常より工期・費用が増えることがあります。現地調査で搬出経路を確認したうえで見積もりを取ることをおすすめします。
建物の建築年や状態によって条件が異なるため、一概にどちらが有利とは言えません。着工前に横須賀市の担当窓口へ相談し、どちらの制度が使えるか確認したうえで、業者にも申請サポートの可否を聞いておくと安心です。
神奈川県が公開している「建設業許可業者名簿」(神奈川県公式サイトでPDF公開・毎月更新)で照合できます。
建物の傷み具合や搬出経路の条件によって最適な選択が変わります。谷戸・坂道など接道条件が厳しい物件は買取や現状活用も選択肢になるため、解体前に複数の選択肢を業者に相談することをおすすめします。
米軍施設や自衛隊施設に近接する区域では、通常の解体手続きに加えて事前の確認が必要になる場合があります。現地の状況によって異なるため、対象エリアかどうかを業者や市の窓口に事前に確認しておくと安心です。
横須賀市は坂道・谷戸の多いリアス式海岸の地形が費用を左右するまちです。現地調査で搬出経路をしっかり確認してくれる業者を選び、併用できない2種類の補助金のどちらが使えるかを早めに市に確認することが、失敗しないポイントです。















