監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。

監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。
「80坪の木造住宅を解体すると、工期はどれくらい?」「毎日どんな作業をしているの?」
木造解体は“壊すだけ”に見えがちですが、実際は安全対策→分別解体→搬出→基礎撤去→整地という順番で進みます。特に80坪クラスになると、解体材の量が増えるため、搬出計画と段取りが工期を大きく左右します。
この記事では、木造80坪の解体工事(日報:着工1日目〜13日目で完工)を例に、工程の意味と流れを丁寧に解説します。
解体工期は、道路幅・搬出距離・残置物量・基礎形式・埋設物の有無などで変動します。
今回の実例では、建物解体と搬出を集中的に進めた後、基礎撤去と埋設物撤去を行い、最終的に着工13日目で完工しています。
| フェーズ | 目的 | 主な作業(今回) |
|---|---|---|
| ① 仮設・準備 | 安全確保/近隣配慮/分別解体の段取り | 足場、屋根落とし、内装解体 |
| ② 建物本体(上屋)解体 | 建物(地上部)を撤去 | 建物解体、解体材搬出(複数日) |
| ③ 基礎撤去・地中物対応 | 更地化の“難所”を処理 | 基礎あげ、埋設物撤去 |
| ④ 仕上げ | 引き渡し品質の確保 | 整地、清掃 |
木造解体は、この順番で進めることで、無理なく安全に、かつ工期のブレを抑えられます。






工事初日は「解体の準備」が中心です。足場は高所作業の安全確保だけでなく、粉じん・破片の飛散抑制にも直結します。
住宅地では、近隣配慮の観点からも「足場+養生」は必須の工程です。
屋根を先に落とすのは、建物を安全に低くし、重心を下げるためです。
屋根材は落下リスクがあるため、順序立てて撤去することで、次の解体が格段に安全になります。
内装を先に解体する目的は、分別しやすくすることと、解体時の混在廃棄を減らして処分コストを抑えることです。
木材、石膏ボード、金属、ガラスなど、材質ごとに分けながら撤去していくことで、現場の安全性と工期の安定につながります。




2日目以降は、柱・梁などの構造部を中心に建物(上屋)を撤去していきます。
この工程は作業量が多い反面、段取りが良いと一気に進みます。特に80坪は解体材が大量に出るため、解体と搬出を同時進行できるかが重要です。
解体材は現場に溜めるほど危険になり、作業スペースも減ります。そのため、解体と並行して搬出を回し続けるのが基本です。
搬出がスムーズに回ると、
といったメリットが出ます。
逆に、搬出が詰まる現場は、工期が延びやすい傾向があります。






建物を撤去しても、最後に残るのが基礎コンクリートです。
これを撤去してはじめて「更地」として引き渡せます。基礎の種類(布基礎/ベタ基礎)で作業量が変わり、搬出するコンクリガラも増えるため、ここが工期の節目になりやすい工程です。
80坪規模の解体では、地中からさまざまな埋設物が出ることがあります(例:古い配管、浄化槽、コンクリ塊、井戸、庭の基礎など)。
埋設物は事前調査で見えにくいため、工事中に発覚して対応が必要になるケースがあります。
この工程を丁寧に行うことで、後から「地中障害が出た」「追加工事が必要になった」といった手戻りを防げます。






埋設物は1日で終わることもあれば、状況により日数が延びることもあります。
今回の実例では、最終日に改めて撤去作業を実施し、引き渡しに向けて地中リスクを解消しています。
整地は“見た目を整える”だけでなく、次工程(新築・駐車場・売却)をスムーズにするための重要作業です。
地面を均し、必要に応じて転圧し、使える更地として仕上げます。
清掃は「最後の品質」です。
釘、ガラス片、細かな破片が残っていると危険ですし、近隣への印象も悪くなります。道路の泥落としや周囲の確認まで含めて徹底することで、トラブルを防ぎます。
80坪は解体材が多く、搬出が詰まると工期が伸びます。さらに埋設物が出ると工程が追加されるため、見積時点で「埋設物の考え方」を確認しておくと安心です。
初日に分別解体の土台を作れると、2〜5日目の本体解体がスムーズに進み、結果として工期短縮につながります。
更地は、次工程に使える状態であることが重要です。整地の丁寧さと清掃の徹底が、施工会社の品質差として最も表れます。
今回の解体工事は、次の流れで進み、着工13日目に完工しています。
「うちの場合は何日かかる?費用はいくら?」は、道路条件と埋設物の有無で変わります。
そのため、最短・最適な計画を立てるには、現地条件を踏まえた工程設計が欠かせません。