【画像有】木造80坪の解体は10~15日!実例で工程と作業内容をわかりやすく解説

監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基

株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。

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「80坪の木造住宅を解体すると、工期はどれくらい?」「毎日どんな作業をしているの?」
木造解体は“壊すだけ”に見えがちですが、実際は安全対策→分別解体→搬出→基礎撤去→整地という順番で進みます。特に80坪クラスになると、解体材の量が増えるため、搬出計画と段取りが工期を大きく左右します。

この記事では、木造80坪の解体工事(日報:着工1日目〜13日目で完工)を例に、工程の意味と流れを丁寧に解説します。

目次

木造80坪の解体は「約10日〜2週間」がひとつの目安

解体工期は、道路幅・搬出距離・残置物量・基礎形式・埋設物の有無などで変動します。
今回の実例では、建物解体と搬出を集中的に進めた後、基礎撤去と埋設物撤去を行い、最終的に着工13日目で完工しています。

80坪木造解体の全体像|工程は「4フェーズ」

スクロールできます
フェーズ目的主な作業(今回)
① 仮設・準備安全確保/近隣配慮/分別解体の段取り足場、屋根落とし、内装解体
② 建物本体(上屋)解体建物(地上部)を撤去建物解体、解体材搬出(複数日)
③ 基礎撤去・地中物対応更地化の“難所”を処理基礎あげ、埋設物撤去
④ 仕上げ引き渡し品質の確保整地、清掃

木造解体は、この順番で進めることで、無理なく安全に、かつ工期のブレを抑えられます。

【着工1日目】足場組立/屋根落とし/内装解体

足場組立

工事初日は「解体の準備」が中心です。足場は高所作業の安全確保だけでなく、粉じん・破片の飛散抑制にも直結します。
住宅地では、近隣配慮の観点からも「足場+養生」は必須の工程です。

屋根落とし

屋根を先に落とすのは、建物を安全に低くし、重心を下げるためです。
屋根材は落下リスクがあるため、順序立てて撤去することで、次の解体が格段に安全になります。

内装解体

内装を先に解体する目的は、分別しやすくすることと、解体時の混在廃棄を減らして処分コストを抑えることです。
木材、石膏ボード、金属、ガラスなど、材質ごとに分けながら撤去していくことで、現場の安全性と工期の安定につながります。

【着工2〜5日目】建物解体/解体材搬出

建物解体(上屋解体)

2日目以降は、柱・梁などの構造部を中心に建物(上屋)を撤去していきます。
この工程は作業量が多い反面、段取りが良いと一気に進みます。特に80坪は解体材が大量に出るため、解体と搬出を同時進行できるかが重要です。

解体材搬出

解体材は現場に溜めるほど危険になり、作業スペースも減ります。そのため、解体と並行して搬出を回し続けるのが基本です。
搬出がスムーズに回ると、

  • 現場が常に整理されて安全
  • 次の作業がしやすくなり工期短縮
  • 近隣道路の汚れ・混雑リスクも減らせる

といったメリットが出ます。
逆に、搬出が詰まる現場は、工期が延びやすい傾向があります。

【着工6〜7日目】基礎あげ/埋設物撤去

基礎あげ(基礎撤去)

建物を撤去しても、最後に残るのが基礎コンクリートです。
これを撤去してはじめて「更地」として引き渡せます。基礎の種類(布基礎/ベタ基礎)で作業量が変わり、搬出するコンクリガラも増えるため、ここが工期の節目になりやすい工程です。

埋設物撤去

80坪規模の解体では、地中からさまざまな埋設物が出ることがあります(例:古い配管、浄化槽、コンクリ塊、井戸、庭の基礎など)。
埋設物は事前調査で見えにくいため、工事中に発覚して対応が必要になるケースがあります。
この工程を丁寧に行うことで、後から「地中障害が出た」「追加工事が必要になった」といった手戻りを防げます。

【着工8~13日目】埋設物撤去/整地/清掃

埋設物撤去(最終調整)

埋設物は1日で終わることもあれば、状況により日数が延びることもあります。
今回の実例では、最終日に改めて撤去作業を実施し、引き渡しに向けて地中リスクを解消しています。

整地

整地は“見た目を整える”だけでなく、次工程(新築・駐車場・売却)をスムーズにするための重要作業です。
地面を均し、必要に応じて転圧し、使える更地として仕上げます。

清掃

清掃は「最後の品質」です。
釘、ガラス片、細かな破片が残っていると危険ですし、近隣への印象も悪くなります。道路の泥落としや周囲の確認まで含めて徹底することで、トラブルを防ぎます。

これから解体する人が知っておくべきポイント(80坪なら特に重要)

工期を左右するのは「搬出」と「埋設物」

80坪は解体材が多く、搬出が詰まると工期が伸びます。さらに埋設物が出ると工程が追加されるため、見積時点で「埋設物の考え方」を確認しておくと安心です。

初日の“屋根落とし・内装解体”が後半の効率を決める

初日に分別解体の土台を作れると、2〜5日目の本体解体がスムーズに進み、結果として工期短縮につながります。

最後は「整地と清掃」で“引き渡し品質”が決まる

更地は、次工程に使える状態であることが重要です。整地の丁寧さと清掃の徹底が、施工会社の品質差として最も表れます。


まとめ|木造80坪の解体は「準備→上屋→基礎→埋設物→整地」で13日完工の実例もある

今回の解体工事は、次の流れで進み、着工13日目に完工しています。

  • 1日目…足場+屋根落とし+内装解体
  • 2〜5日目…建物解体+搬出(工期の中心)
  • 6〜7日目…基礎撤去+埋設物撤去
  • 8~13日目…埋設物最終撤去→整地→清掃で引き渡し

「うちの場合は何日かかる?費用はいくら?」は、道路条件と埋設物の有無で変わります。
そのため、最短・最適な計画を立てるには、現地条件を踏まえた工程設計が欠かせません。

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