監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基
株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。


㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基こんにちは、株式会社インシュアラ代表の金松です。品川区で解体を検討中の方、特に荏原町・西大井・東中延などの不燃化特区8地区にお住まいの方は、木造1㎡33,000円・上限1,650万円、軽量鉄骨造1㎡47,000円・上限2,350万円という23区トップクラスの除却助成が活用できる可能性があります。加えて専門家派遣(無料)・住替え支援・建築工事費助成・高齢者加算助成まで、品川区は不燃化特区支援制度が23区最大級の充実度。一方で、品川駅周辺の超高層タワーマンション、戸越銀座など100以上の商店街、戸建て木密エリアという「3つの顔」を持つ品川区で、後悔しない業者選びのポイントを、現役の現場目線でお伝えします。


本記事は、東京都知事許可(登-2)第4140号を保有する解体業者・株式会社インシュアラの代表取締役 金松裕基が、現役の解体業者の視点で執筆しています。木造家屋・内装・店舗まで幅広く対応してきた解体実績1,000件超の現場経験をもとに、品川区で信頼できる業者選びのポイントをお伝えします。
品川区は、東京23区南部に位置し、人口約42万人を抱える「品川駅周辺の超高層タワマン×戸越銀座など100以上の商店街×荏原方面の戸建て木密」という3つの顔を持つ区です。羽田空港から品川駅まで最速11分という国内・国際アクセスの良さに加え、2027年にはリニア中央新幹線の開業も予定されており、国際都市東京の表玄関として位置付けられています。また港区・江東区に次いで全国3番目に高層マンションが多い区でもあります。
そんな品川区の解体には、「23区最多クラスの不燃化特区8地区での木造1㎡33,000円・上限1,650万円という23区トップクラスの除却助成」「整備地域不燃化加速支援制度(小山二丁目・中延四丁目で木造1㎡32,000円・上限1,600万円)」「専門家派遣・住替え支援・建築工事費助成・高齢者加算という23区最大級の支援制度フルパッケージ」という3つの品川固有事情があり、適切な業者選びと制度活用で大きく費用を抑えられます。
この記事では、品川区で解体工事を検討中の方に向けて、費用相場・補助金・地域特性・業者選びの判断軸を1つの記事にまとめました。最後まで読めば、見積もりを取るべき優良業者8社と、見積書を比較する際のチェックポイントがすべて把握できます。
品川区の解体費用は、構造別の坪単価で見ると木造で4〜6万円/坪、鉄骨造で5.5〜7.5万円/坪、RC造で7.5〜9.5万円/坪が目安です。これは2026年時点の都内相場として複数の業界調査から確認できる水準で、23区平均と比較すると同等水準にあります。
| 建物構造 | 品川区の坪単価 | 30坪の総額目安 | 50坪の総額目安 | 23区平均との比較 |
|---|---|---|---|---|
| 木造 | 4〜6万円 | 120〜180万円 | 200〜300万円 | ±0〜+5% |
| 鉄骨造(S造) | 5.5〜7.5万円 | 165〜225万円 | 275〜375万円 | ±0〜+5% |
| RC造 | 7.5〜9.5万円 | 225〜285万円 | 375〜475万円 | ±0〜+5% |
品川区が他区と決定的に異なるのは、品川駅周辺の超高層タワマンエリア、戸越銀座など100以上の商店街エリア、荏原方面の戸建て木密エリアという対照的な「3つの顔」を持つ街並みです。エリアによって解体費用の相場と発生する追加費用が大きく異なります。
| エリア | 地域特性 | 主な地区 | 費用への影響 |
|---|---|---|---|
| 品川駅周辺 | 超高層タワマン・オフィス | 北品川・東品川・港南 | 再開発・タワマン跡地で深杭撤去課題 |
| 商店街エリア | 戸越銀座・武蔵小山など100以上の商店街 | 戸越・小山・荏原 | 商店街動線・歩行者通路確保 |
| 荏原・西大井 | 不燃化特区・戸建て木密 | 荏原町・西大井・東中延 | 不燃化特区8地区指定エリア |
| 大井・南品川 | 住宅+商業混在 | 大井・南品川・大崎 | 大崎は再開発でタワマン林立 |
| 天王洲 | 臨海ビジネスエリア | 東品川天王洲 | 臨海部の埋立地で地中杭課題 |
ただし、品川区独自の「不燃化特区8地区の23区トップクラスの除却助成(木造1㎡33,000円・上限1,650万円)」「整備地域不燃化加速支援制度」を活用すれば、解体費用の大半を区の助成でカバーできるケースがあります。
東京都全体の解体費用相場をより詳しく知りたい方は、東京都の解体費用相場・坪単価ガイドもあわせてご覧ください。23区・多摩地域の費用差や、追加費用が発生しやすい工事項目を網羅的に解説しています。
実際に品川区で発生しやすい3つの典型ケースについて、解体費用のシミュレーションをご紹介します。坪単価×延床面積だけでなく、品川区固有の追加費用項目(戸建て木密手壊し・不燃化特区フル活用・整備地域加速支援)も含めた現実的な総額目安です。
品川区の典型例として、荏原・大井・武蔵小山方面の戸建て木造老朽住宅(25坪)の解体ケース。エリアによっては狭小住宅のため高度な解体技術を要する現場もあり、人力作業が必要になります。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費(手壊し含む) | 125万円 | 5万円/坪×25坪・手壊し20%増 |
| 仮設・養生費 | 22万円 | 足場+飛散防止シート |
| 付帯工事費 | 15万円 | 残置物・庭木撤去含む |
| 小運搬費 | 18万円 | 2tダンプまでの手作業搬出 |
| 近隣配慮費 | 15万円 | 隣家との離隔近接対応 |
| アスベスト事前調査 | 5万円 | レベル3建材なし想定 |
| 諸経費・整地 | 15万円 | 建設リサイクル法届出含む |
| 総額(税抜) | 215万円 | ※不燃化特区指定外の通常解体ケース |
品川区の不燃化特区8地区(荏原町・西大井・東中延・西品川・東品川・大井・戸越・武蔵小山)内で、木造1㎡当たり最大33,000円・上限1,650万円という23区トップクラスの除却助成を活用するケース。耐用年数を超過した老朽建築物が対象で、令和12年度までの期限付き制度です。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費(手壊し含む) | 165万円 | 5.5万円/坪×30坪・手壊し25%増 |
| 仮設・養生費 | 25万円 | 足場+飛散防止シート |
| 付帯工事費 | 20万円 | 残置物・庭木撤去含む |
| 小運搬費 | 20万円 | 2tダンプまでの手作業搬出 |
| アスベスト事前調査 | 5万円 | レベル3建材なし想定 |
| 諸経費・整地 | 15万円 | 建設リサイクル法届出含む |
| 解体費用合計(税抜) | 250万円 | 不燃化特区助成適用前 |
| 不燃化特区老朽建築物解体除却助成 | -250万円 | 33,000円×99㎡=326.7万円→実費以下を支給 |
| 実質自己負担 | 0円 | ※対象確認申請後の契約・着工が必須 |
※不燃化特区助成は、住替え支援助成(転居一時金・移転費用・家賃3カ月分)、不燃構造化支援助成(建替え後の建築工事費)、高齢者・障害者世帯加算助成と併用できる場合があります。詳細は品川区木密整備推進課への事前相談が必須です。
不燃化特区とは別に、小山二丁目・中延四丁目の整備地域不燃化加速支援制度(軽量鉄骨造1㎡46,000円・上限2,300万円)を活用するケース。震災時に甚大な被害が想定される整備地域として指定されており、令和7年度末(2026年3月31日)までの期限付き制度です。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本体解体費 | 231万円 | 6.6万円/坪×35坪 |
| 仮設・養生費 | 30万円 | 足場+防音パネル |
| 付帯工事費 | 20万円 | 残置物・付帯設備撤去 |
| 運搬・処分費 | 30万円 | 2tダンプ複数往復 |
| アスベスト事前調査・除去 | 20万円 | レベル2建材検出想定 |
| 道路使用許可・諸経費 | 20万円 | 整地・登記用書類作成 |
| 解体費用合計(税抜) | 351万円 | 整備地域加速支援適用前 |
| 整備地域不燃化加速支援助成 | -351万円 | 46,000円×116㎡=533.6万円→実費以下を支給 |
| 実質自己負担 | 0円 | ※申請期限・対象確認申請が必須 |
※整備地域不燃化加速支援制度は申請期限が令和7年度末(2026年3月31日)と短いため、利用検討中の方は早めの相談が必須です。
これらはあくまで一般的なケースの目安です。実際の費用は現地条件によって大きく変わります。無料の自動見積もりシミュレーターで、ご自身の物件条件に合った概算を確認できます。
品川区の解体工事で他区と決定的に異なる特徴は、品川駅周辺の超高層タワマンエリア、戸越銀座など100以上の商店街エリア、荏原方面の戸建て木密エリアという「3つの顔」と、港区・江東区に次ぐ全国3番目に高層マンションが多い区であることです。エリア把握と業者選びの精度で、解体費用が大きく変わります。
品川区は港区・江東区に次いで全国3番目に高層マンションが多い区です。品川駅東口地区再開発地区計画「品川インターシティ」(1990年以降)から始まった大規模再開発で、現在も複数のタワーマンション建設計画が進行中。2027年にはリニア中央新幹線の開業、JR山手線最新駅の高輪ゲートウェイもあり、品川区は国際都市東京の表玄関としての重要性が増しています。
| タワマンエリアの解体課題 | 影響 | 追加費用目安 |
|---|---|---|
| 地中杭引き抜き(タワマン跡地) | 深杭の撤去で工期と費用増大 | +100〜400万円 |
| 大型重機の搬入路確保 | 幹線道路への接続・通行制限 | +25〜60万円 |
| 近隣超高層ビルへの粉塵配慮 | 養生グレード向上・散水対策 | +30〜80万円 |
| 商業地域での営業時間制限 | 夜間・休日施工の制約 | +15〜40万円 |
| 新築時の地盤対策 | 湾岸エリアの液状化対策 | +150〜400万円 |
品川区は戸越銀座商店街・武蔵小山商店街など区民の生活を支える商店街が100以上ある「商店街の街」でもあります。これらの商店街沿道や近接地で解体工事を行う場合、特別な配慮が必要です。
品川区は超高層タワマンが立ち並ぶエリアとは対照的に、荏原・大井・武蔵小山方面には戸建て住宅が所狭しと立ち並ぶエリアもあります。狭小住宅のため高度な解体技術を要する現場も多く、解体時には以下の課題が発生します。
| 戸建て木密エリアの課題 | 影響 | 追加費用目安 |
|---|---|---|
| 大型重機が進入できない | ミニユンボや手壊し解体が基本 | +25〜60万円 |
| 4tダンプが入らない | 2tダンプの複数往復で運搬費増 | +15〜30万円 |
| 廃材の小運搬が必須 | 道路まで手作業で運び出す追加作業 | +15〜40万円 |
| 隣家との近接 | 養生グレード向上と人海戦術 | +15〜30万円 |
| 道路後退(セットバック)が必要 | 解体に合わせた後退整備 | +15〜40万円 |
品川区の東品川天王洲アイル臨海エリアは、埋立地で形成された人工島で、湾岸の景観が魅力ですが解体には液状化リスクと地中杭引き抜きへの配慮が必須です。新築時の地盤改良費(液状化対策で200〜500万円規模)が追加で発生することがあり、解体業者との事前打合せで、新築計画も含めたトータル費用を確認しておきましょう。
品川区内には接道2m未満の旗竿地や狭隘道路に面した木造密集地も多く存在します。狭小地・旗竿地での解体について深く理解したい方は、東京の狭小地解体完全ガイドもあわせてご覧ください。手壊し解体の工法や狭小地での重機選定、近隣配慮の実例を詳しく解説しています。
品川区独自の補助金・助成制度で、解体費用に大きく影響するのが「23区最多クラスの不燃化特区8地区」「23区トップクラスの除却助成(木造1㎡33,000円・上限1,650万円/軽量鉄骨1㎡47,000円・上限2,350万円)」「整備地域不燃化加速支援制度」「専門家派遣・住替え支援・不燃構造化支援・高齢者加算助成という支援制度フルパッケージ」です。順に解説します。
品川区は、東京都と連携した不燃化特区制度を実施しており、「荏原町・西大井・東中延・西品川・東品川・大井・戸越・武蔵小山の8地区」が指定されています。23区の中でも最多クラスの指定数で、震災時に火災延焼等の危険性が高い地域として「燃え広がらない・燃えないまち」を目指した取り組みが進められています。
| 品川区の不燃化特区8地区 | 主な対象町丁 | 事業の特徴 |
|---|---|---|
| 荏原町地区 | 荏原町周辺 | 木密対策・建替え促進 |
| 西大井地区 | 西大井周辺 | 木密対策・建替え促進 |
| 東中延地区 | 東中延周辺 | 木密対策・建替え促進 |
| 西品川地区 | 西品川周辺 | 木密対策・建替え促進 |
| 東品川地区 | 東品川周辺 | 木密対策・建替え促進 |
| 大井地区 | 大井周辺 | 木密対策・建替え促進 |
| 戸越地区 | 戸越周辺 | 商店街エリア・木密対策 |
| 武蔵小山地区 | 武蔵小山周辺 | 商店街エリア・木密対策 |
品川区の不燃化特区支援制度(支援制度2)は、木造で1㎡当たり最大33,000円・上限1,650万円、軽量鉄骨造で1㎡当たり最大47,000円・上限2,350万円という23区トップクラスの助成額を誇る制度です。耐用年限の3分の2を超過した老朽建築物が対象で、令和12年度までの期限付き制度です。
| 木造の助成額 | 延床面積1㎡当たり最大33,000円・上限1,650万円 |
|---|---|
| 軽量鉄骨造の助成額 | 延床面積1㎡当たり最大47,000円・上限2,350万円 |
| 対象建築物 | 不燃化特区8地区内・耐用年限の3分の2を超過した老朽建築物 |
| 対象者 | 助成対象建築物の所有権を有する個人または中小企業 |
| 制度期間 | 令和12年度まで |
不燃化特区8地区とは別に、震災時に甚大な被害が想定される「整備地域」として指定された小山二丁目・中延四丁目の全域では、整備地域不燃化加速支援制度が利用できます。申請期限は令和7年度末(2026年3月31日)までと迫っているため、利用検討中の方は早めの相談が必須です。
| 木造の助成額 | 延床面積1㎡当たり32,000円・上限1,600万円 |
|---|---|
| 軽量鉄骨造の助成額 | 延床面積1㎡当たり46,000円・上限2,300万円 |
| 対象地域 | 小山二丁目・中延四丁目の全域 |
| 申請期限 | 令和7年度末(2026年3月31日)まで |
品川区独自の手厚い制度として、権利の移転や建替え等に関する相談に対して、弁護士・税理士・一級建築士・不動産鑑定士・公認会計士・不動産コンサルタント・ファイナンシャルプランナー・土地区画整理士の8業種の専門家を無料派遣する制度があります。原則として同一申請者につき当該年度5回まで利用可能で、派遣まで1ヶ月以上かかるため早めの相談が推奨されます。
不燃化特区・都市防災不燃化促進・耐震化の除却支援制度を利用する方が住替えする場合、転居一時金(礼金・権利金・仲介手数料)・移転費用・家賃3カ月分が助成されます。申請日より1年以上前から継続して使用している建物所有者または借家人(個人に限る)が対象です。
老朽建築物を解体し耐火・準耐火建築物を建てる際に、不燃構造化するために必要な工事費用(個人のみ)および建築設計費・工事監理費が助成されます。令和8年4月から建築工事費を増額(個人のみ)するという最新の制度改定もあり、解体から建替えまでトータルで支援される手厚さです。
新制度として、「高齢者または障害者等世帯の建替えを支援する加算助成」があります。65歳以上の高齢者または身体・精神・愛の手帳を所有する障害者または要介護・要支援認定を受けている方が居住する住宅の建替えに対する工事費用について加算助成されます(予算執行状況により受付終了の可能性あり)。
耐用年限の3分の2を超過した老朽建築物を解体した後の土地について、固定資産税・都市計画税が5年間で8割の減免が受けられます。支援制度2(解体除却助成)を活用せずに自費で解体する場合でも対象になります。更地が継続して適正に管理されていることが要件で、毎年の手続きが必要です。
東京都内の他区の補助金・助成金制度や、国・東京都全体の解体補助金を比較したい方は東京都の解体補助金・助成金完全ガイドもあわせてご覧ください。23区別の不燃化特区助成、空き家除却助成、ブロック塀撤去助成などを一覧で確認できます。
ここまで品川区固有の事情を見てきましたが、それを踏まえて「失敗しない業者選び」のチェックポイントを7つにまとめます。見積もりを比較する際、この7つを満たす業者から選んでください。
解体業者を選ぶ際、必ず確認したいのが建設業許可番号または解体工事業登録番号です。これらの番号は、信頼できる業者であれば店舗の看板や会社案内、名刺などに明記されているはずです。


たとえば弊社の場合、上の写真の通り店舗看板に「東京都知事許可(登-2)第4140号」と明記しています。品川区不燃化特区支援制度・整備地域不燃化加速支援制度・耐震化支援事業の助成は許可業者でないと対象外になるため、許可番号の確認は助成金申請の絶対条件です。看板や名刺に記載がない業者、または「許可申請中」とごまかす業者は避けたほうが無難です。
品川区は超高層タワマンエリア、100以上の商店街エリア、戸建て木密エリアという「3つの顔」を持ちます。「品川駅周辺タワマンエリアでの大規模解体経験」「戸越銀座・武蔵小山などの商店街沿道での歩行者動線確保ノウハウ」「荏原・大井・武蔵小山の戸建て木密での手壊し解体経験」を業者に質問してみましょう。
品川区での施工実績があるか、見積書に手壊し費・小運搬費・商店街動線配慮費・養生グレード向上費・地中杭引き抜き費が独立した項目として記載されているかが、経験豊富な業者の見分けポイントです。
品川区の不燃化特区支援制度(木造1㎡33,000円・上限1,650万円、軽量鉄骨1㎡47,000円・上限2,350万円)は解体除却助成・住替え支援・不燃構造化支援・高齢者加算など複数の制度を組み合わせる必要があり、申請手続きが極めて複雑です。申請書類作成・木密整備推進課との折衝・専門家派遣の手配・現地確認立会いまで代行してくれる業者を選ぶと、書類不備による助成対象外リスクを回避できます。
品川区での施工実績が豊富な業者ほど、助成申請の経験値が高く、不燃化特区8地区・整備地域加速支援・耐震化支援事業・密集住宅市街地整備促進事業の中から最適な組み合わせを提案できます。
品川区では、床面積80平方メートル以上の解体工事を行う場合、「品川区建築物の解体工事計画の事前周知に関する指導要綱」に基づき、標識の設置と近隣への説明が義務付けられています。商店街沿道や近接タワマンエリアでは特に丁寧な対応が必要です。
「事前周知のための標識掲示の経験はあるか」「近隣説明会の開催を代行できるか」「滅失登記に必要な解体証明書を発行できるか」を確認しましょう。
品川区の解体は、タワマンエリア・商店街沿道・戸建て木密・天王洲アイル臨海部など現地条件で見積額が大きく変動します。電話やメールだけで概算金額を即答する業者は、現場を見ていないため後から追加請求のリスクが高くなります。
必ず「現地調査→見積書提出→契約」という3ステップを踏む業者を選びましょう。優良業者であれば、現地調査自体は無料で対応してくれます。
見積書を見る際は、以下の項目が独立して記載されているか確認してください。「解体工事一式 〇〇万円」のように一行でまとめられた見積書は要注意です。
解体工事で出る建設廃棄物は産業廃棄物として適正処理が義務付けられており、その流れを記録するのがマニフェスト(産業廃棄物管理票)です。マニフェストの写しを発注者に渡してくれる業者は、不法投棄リスクが極めて低い業者と判断できます。
あわせて、解体工事中の事故で隣家を傷つけてしまった場合に補償が受けられるよう、請負業者賠償責任保険・第三者賠償保険に加入している業者を選んでください。品川区の戸建て木密エリアでは隣家との離隔が短く、タワマンエリアでは近接超高層ビルへの影響リスクが高くなります。
業者選びのチェックポイントをより深く知りたい方は東京都の解体業者選び方完全ガイドもあわせてご覧ください。優良業者の見極め方、悪質業者の手口、相見積もりのコツ、契約書チェックリストまで網羅的に解説しています。
ここまでのチェックポイントを満たす品川区対応の解体業者を、厳選して8社ご紹介します。まずは比較表で全体像を確認し、その後に各社の特徴を個別に解説します。
| 会社名 | 所在地 | 強み | 木造坪単価 | 許可 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社インシュアラ | 東京都内 | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/実績1,000件超 | 3.5万円~ | 東京都知事許可(登-2)第4140号 |
| 株式会社東信 | 品川区 | 2017年設立/従業員25名・一級施工管理技士3名・二級建築士1名所属 | 4.5万円~ | 建設業許可 |
| 有限会社金成興業 | 品川区 | 1994年設立/土木工事+自動車修理・中古車売買の多角経営 | 4.5万円~ | 建設業許可 |
| 株式会社小林商店 | 品川区 | 1950年設立・創業70年超/粉塵除去装置「どこでもミスト」特許取得 | 4.5万円~ | 建設業許可 |
| 松喜土木有限会社 | 品川区 | 1971年設立/年間230件・累計10,000件以上/1都3県産廃許可 | 4.5万円~ | 建設業許可 |
| 大面興業株式会社 | 品川区 | 関東エリア専門/機械と手作業の使い分け/3都県の収集運搬許可 | 4.5万円~ | 建設業許可 |
| 株式会社エイト | 品川区拠点 | 品川区拠点・スケルトン解体得意・運搬コスト圧縮の強み | 4.5万円~ | 建設業許可 |
| 株式会社ナベカヰ | 品川区対応 | 世界最大SK3500D大型重機・超大型ニブラー保有/高層ビル工場得意 | 4.5万円~ | 建設業許可 |
※掲載情報は各社公式サイト・行政開示の許可情報を基に編集部が調査した内容です。最新の許可番号・坪単価は各社へ直接ご確認ください。以下、各社の特徴を詳しく見ていきます。
弊社、株式会社インシュアラは東京都知事許可(登-2)第4140号を保有する解体業者です。木造家屋・内装・店舗まで幅広く対応し、解体実績1,000件超の現場経験があります。
品川区の業者選びにおける弊社の最大の差別化ポイントは、「解体+空き家買取+リフォーム」のワンストップ対応です。空き家を解体せず買い取ることも、解体後の土地活用相談も、解体せずにリフォームして再活用することも、すべて1つの窓口でご相談いただけます。不燃化特区支援制度(最大2,350万円)・整備地域不燃化加速支援・住替え支援・不燃構造化支援・高齢者加算助成の申請代行、品川駅周辺タワマンエリアの大規模解体、戸越銀座・武蔵小山の商店街沿道施工、戸建て木密エリアの手壊し解体にも対応しています。
| 会社名 | 株式会社インシュアラ |
|---|---|
| 許可 | 東京都知事許可(登-2)第4140号 |
| 電話 | 03-5837-4868 |
| 対応構造 | 木造/鉄骨造/RC造/内装解体/店舗解体 |
| 強み | 解体+空き家買取+リフォームのワンストップ/自社施工/日本人スタッフによる対応 |
| 料金目安(木造) | 3.5万円/坪~ |
2017年3月設立、品川区に本社を構える解体業者です。2022年7月時点で従業員数は25名、「一級施工管理技士」が3名、「二級建築士」が1名所属という有資格者の多さが特徴。
ホームページにて「内装工事体験講習」の様子や商業施設の施工現場の様子等を紹介しており、品川区の100以上の商店街エリアでの施工実績や内装スケルトン解体に強みを持っています。資格者が3名以上在籍する体制は、複雑な解体現場でも対応できる技術力の証となります。
1994年7月設立、品川区に本社を構える解体業者です。社員数20名で、「二級建築士」「インテリアコーディネーター」などの有資格者が所属しています。
土木工事以外にも「自動車修理」「中古車売買」を手掛ける多角経営が特徴で、地域での認知度が高く相談しやすい業者です。30年以上の品川区での営業実績があり、地元の地理事情・近隣事情にも精通しています。
1950年11月15日設立、品川区に本社を構える創業70年超の老舗解体業者です。代表取締役の小林明氏は「安全第一」「近隣の方への配慮」「自社の責任者が現場に」の3つのこだわりを大切にされています。
注目すべきは自社開発した粉塵除去装置「どこでもミスト」の販売とレンタルサービスをしており、特許も取得している点。商店街沿道や近接タワマンエリアでの粉塵対策が求められる品川区の解体現場で大きな強みとなります。
1971年設立、品川区に本社を構える解体業者です。工事件数は年間230件を超え、累計10,000件以上という圧倒的な施工実績の多さが最大の特徴。
「埼玉県」「千葉県」「東京都」「神奈川県」の1都3県で産業廃棄物収集運搬業を許可されており、廃材の運搬・処分体制が極めて強固です。50年以上の品川区での営業実績があり、地元の地理事情を完全に把握しています。
品川区を拠点に関東エリアで建物の取り壊し工事を専門に手掛けている解体業者です。現場の状況にあわせて、機械と手作業の2つの工法を使い分けて施工している点が特徴で、戸越銀座・武蔵小山の商店街沿道や戸建て木密エリアでも柔軟に対応できます。
東京都・神奈川県・千葉県内でそれぞれ許認可を取得しており、廃材の収集や運搬が可能。広域での収集運搬体制があるため、品川区周辺での解体に強みを持っています。
品川区拠点の解体業者で、戸建ての解体工事から中古マンションのスケルトン工事まで幅広く対応している業者です。築40年を超える品川区の戸建て解体を他社の見積もりの2/3近い価格で対応した実績も持つ、価格競争力の高さが特徴。
品川区拠点であることによる運搬コスト圧縮が強みで、解体工事の品質を決定する三大要素である工期・コスト・安全性のバランスに優れています。設備・電気周りの解体には必ず設備屋や電気屋を呼んで対応する丁寧さもあり、次の内装工事がしやすい状態で納品します。
品川区対応の解体業者で、建材メーカーと共同開発した大型重機を多数保有しており、高層ビルや工場などの解体工事を得意とする業者です。世界最大SK3500Dと超大型ニブラーを活用し、ボイラーを速く解体できることが強み。
重機の扱い方についてのノウハウの蓄積やオペレーターの育成を行ったり、リスクアセスメント5Rを導入したりして、安全・安心な解体工事を心がけています。品川駅周辺のタワーマンション跡地や大規模オフィスビル・工場の解体に向いた業者です。
品川区での解体工事について、ご相談いただくことが多い質問にお答えします。
はい、荏原町地区は品川区の不燃化特区8地区(荏原町・西大井・東中延・西品川・東品川・大井・戸越・武蔵小山)のひとつに指定されており、不燃化特区支援制度の対象です。助成額は木造で延床面積1㎡当たり最大33,000円・上限1,650万円、軽量鉄骨造で1㎡当たり最大47,000円・上限2,350万円と23区トップクラスの手厚さです。例えば延床99㎡の木造老朽建築物の場合、33,000円×99㎡=326.7万円と実費を比較し、低い方が助成対象額となります。重要な要件は耐用年限の3分の2を超過した老朽建築物であることと、不燃化特区内に所在することです。加えて不燃化特区支援制度は解体除却助成(支援制度2)だけでなく、専門家派遣(無料・支援制度1)、住替え支援助成(転居一時金・移転費用・家賃3カ月分・支援制度3)、不燃構造化支援助成(建築設計費・工事監理費・建築工事費・支援制度4)、高齢者・障害者世帯加算助成という5つの支援メニューを組み合わせて活用できます。令和12年度までの期限付き制度のため、利用検討中の方は早めに品川区木密整備推進課への相談が必須です。
整備地域不燃化加速支援制度は、不燃化特区とは別に震災時に甚大な被害が想定される整備地域(小山二丁目・中延四丁目の全域)における老朽建築物の解体費用を補助する制度です。助成額は木造で1平方メートル当たり32,000円・上限1,600万円、軽量鉄骨造で1平方メートル当たり46,000円・上限2,300万円となります。対象条件は整備地域(小山二丁目・中延四丁目の全域)にある建築物で、不燃化特区支援事業と同様の建築年数条件が適用されます。注意すべき点は申請期限が令和7年度末(2026年3月31日)までと迫っていることです。利用検討中の方は早めに品川区木密整備推進課への事前相談が必要です。なお、整備地域に該当しない場合でも、不燃化特区8地区内なら不燃化特区支援制度が活用できます。両制度のどちらが該当するかは、まず区への確認が最優先です。
はい、品川区独自の手厚い制度として、不燃化特区支援事業(支援制度1)で権利の移転や建替え等に関する相談に対して8業種の専門家が無料派遣されます。派遣可能な専門家は弁護士、税理士、一級建築士、不動産鑑定士、公認会計士、不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、土地区画整理士の8業種です。原則として同一申請者につき当該年度5回を限度として利用可能です。注意点として、派遣まで1ヶ月以上かかるためお早めにご相談ください。専門家派遣の対象者は支援制度2(解体除却助成)の助成対象建築物または、その建築物が存する土地の所有権を有する個人です。複雑な権利関係の整理や、税務上の最適化、不動産評価、建替えプランの検討など、専門知識が必要な場面で大変役立ちます。なお、支援制度1を受けることなく、支援制度2からでも支援制度を利用できます。詳細は品川区木密整備推進課にご相談ください。
住替え支援助成(支援制度3)は、不燃化特区・都市防災不燃化促進・耐震化の除却支援制度を利用して除却される老朽建築物を申請日より1年以上前から継続して使用している建物所有者または借家人(個人に限る)を対象に、転居一時金(礼金・権利金・仲介手数料)・移転費用・家賃3カ月分が助成される制度です。一方、不燃構造化支援助成(支援制度4)は、老朽建築物を解体し耐火・準耐火建築物を建てる際の不燃構造化に必要な工事費用(個人のみ)および建築設計費・工事監理費が助成される制度です。中小企業は建築設計費・工事監理費のみが対象となります。重要なポイントとして、令和8年4月から建築工事費を増額(個人のみ)するという最新の制度改定もあり、解体から建替えまでトータルで支援される手厚さです。加えて65歳以上の高齢者や身体・精神・愛の手帳を所有する障害者または要介護・要支援認定を受けている方が居住する住宅の建替えには加算助成も新たに用意されています。
はい、弊社では空き家の買取にも対応しています。品川区は東京都の南部に位置し都心アクセスが極めて良いため、空き家でも立地が良ければそのまま買取可能なケースが多くあります。とくに駅徒歩圏の物件(品川・大崎・五反田・大井町・武蔵小山・戸越銀座・荏原町・西大井・天王洲アイル各駅周辺)、再建築可能な敷地、リフォームで再生できる物件は、解体費用をかけずに現状有姿で売却するほうが手元に残るキャッシュが増える場合があります。一方で、荏原町・西大井・東中延・西品川・東品川・大井・戸越・武蔵小山の不燃化特区8地区内の老朽住宅であれば、木造1㎡33,000円・上限1,650万円という23区トップクラスの不燃化特区支援制度を活用した解体のほうが圧倒的に有利になることが多いです。加えて住替え支援助成(転居一時金・家賃3カ月分)も併用できる場合があります。解体すべきか売却すべきかの判断は、東京の空き家解体完全ガイドもあわせてご覧いただくと判断しやすくなります。
品川区での標準的な工期目安は、木造30坪で7から10日、軽量鉄骨50坪で14から21日、RC造80坪で30から45日程度です。品川区特有の要因で工期が延びるケースがあります。荏原・大井・武蔵小山方面の戸建て木密エリアでは手壊し作業の割合が増えるため3から7日延長、戸越銀座・武蔵小山などの商店街沿道では歩行者動線確保・営業時間中の重機稼働制限で3から7日延長、品川駅周辺のタワマンエリアでは大型重機の搬入路確保・地中杭引き抜きで7から14日延長、天王洲アイル臨海エリアでは液状化対策・地中杭処理で5から10日延長することがあります。また、品川区独自の制度として床面積80平方メートル以上の解体工事は「品川区建築物の解体工事計画の事前周知に関する指導要綱」に基づき、標識の設置と近隣説明が義務付けられており、申請から工事完了までトータル1.5から2.5ヶ月の時間が必要です。不燃化特区支援制度や整備地域不燃化加速支援制度の利用には対象確認申請・交付決定・契約・工事着工という流れがあるため、計画段階から早めに区の担当窓口への相談を始めてください。
品川区での解体業者選びは、「23区最多クラスの不燃化特区8地区での木造1㎡33,000円・上限1,650万円という23区トップクラス除却助成のフル活用」「品川駅周辺タワマンエリア×100以上の商店街エリア×戸建て木密エリアという3つの顔への対応」「専門家派遣・住替え支援・不燃構造化支援・高齢者加算という支援制度フルパッケージの組み合わせ」という3つの品川固有事情を見極められる業者を選ぶことが、コストと工期の両面で成功する最大のポイントです。
本記事の内容を、最後にもう一度まとめます。


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東京都内の解体に関する詳細情報は、関連ガイドもあわせてご覧ください。東京都の解体業者選び方ガイド、東京都の解体費用相場ガイド、東京都の解体補助金・助成金ガイド、東京の狭小地解体ガイド、東京の空き家解体ガイドに詳しく解説しています。















