【プロが解説】60坪の家の解体費用の目安はいくら?高くなる理由と安くするコツ5選

監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基

株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。

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60坪の家、特にRC造(鉄筋コンクリート)物件の解体を考えると「一体いくらかかるのか?」と不安になりますよね。解体費用は、構造や立地、業者によって数百万円単位で変動します。この記事では、60坪の解体費用相場を構造別・地域別に徹底解説。費用が高くなるケースや、賢くコストを抑える5つのコツ、信頼できる業者の選び方まで、専門家の視点で詳しくお伝えします。

目次

60坪の家の解体費用相場はいくら?構造別・地域別の目安

60坪の家の解体費用相場は、構造や立地条件で大きく変動します。最も費用が高額になるのは、ターゲット層であるRC造(鉄筋コンクリート)です。木造や鉄骨造に比べ、頑丈な構造ゆえに解体に手間と時間がかかるためです。また、都市部か郊外かという地域差も費用に影響します。まずはご自身の物件がどの条件に当てはまるか、大まかな目安を把握することが重要です。

木造・鉄骨造・RC造で異なる60坪の家の解体単価

解体単価は構造によって大きく異なります。一般的な坪単価目安として、木造は4万~6万円、鉄骨造は6万~8万円、そしてRC造(鉄筋コンクリート造)は8万~12万円程度が相場とされています。なぜRC造が高いかというと、コンクリートと鉄筋を強固に組み合わせた構造を破壊するため、専用の重機や工法が必要で、発生する廃材も重く、処分費用がかさむからです。例えば、同じ60坪でも木造なら240万円~ですが、RC造では480万円~と倍以上の差になることもあります。ご所有の物件がRC造の場合、相場を理解した上で見積もりを取ることが大切です。

【構造別】解体費用・坪単価の目安(60坪の場合)と特徴

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構造坪単価(目安)60坪の場合の費用(目安)主な特徴と費用が高くなる理由
木造4万円 ~ 6万円240万円 ~ 360万円最も一般的な構造。比較的解体しやすく、工期も短め。廃材(木くず)が中心。
鉄骨造6万円 ~ 8万円360万円 ~ 480万円柱や梁に鉄骨を使用。木造より頑丈な分、解体に手間がかかる。鉄くずの処分費が発生。
RC造(鉄筋コンクリート造)8万円 ~ 12万円480万円 ~ 720万円最も頑丈な構造。コンクリート破砕用の大型重機と専門技術が必要。騒音・振動が大きく、大量のコンクリートがら(重い産業廃棄物)が発生するため高額になる。

60坪の延床面積から計算する解体費用シミュレーション

解体費用は「坪単価 × 延床面積」で大まかに計算できます。例えば、延床面積60坪のRC造住宅の場合、坪単価を8万円と仮定すると、8万円 × 60坪 = 480万円が目安となります。ただし、これはあくまで建物本体の解体費用の概算です。実際には、後述する付帯工事費や廃棄物処分費、諸経費などが加算されます。例えば、カーポートやブロック塀の撤去があれば、その分費用は上乗せされます。したがって、シミュレーションはあくまで参考程度と考え、正確な金額は必ず専門業者による現地調査と見積もりで確認してください。

都市部と郊外で変わる60坪の家の解体費用相場

解体費用は地域によっても変動します。一般的に、都市部は郊外に比べて費用が高くなる傾向にあります。理由としては、都市部では人件費や地価が高く、それが解体コストに反映されるためです。また、廃棄物処分場の立地が遠い場合、運搬費用がかさむことも影響します。さらに、都心部では道幅が狭く、重機の搬入や廃棄物の搬出が困難なケースも多く、作業効率が下がる分、工期が延びて人件費が増加する可能性も否めません。このように、60坪の家でも立地するエリアによって総額が変わることを認識しておく必要があります。

インシュアラからのアドバイス

RC造の解体費用は、同じ60坪でも木造の2倍近くになることがあります。この相場感を知らずに見積もりを取ると、提示された金額に驚いてしまうかもしれません。まずは「RC造は高額になる」という前提を持ち、その上で複数の業者を比較することが、適正価格での解体を実現する第一歩です。

60坪の家の解体費用を構成する内訳

60坪の家の解体費用は、単に建物を壊す費用だけではありません。その内訳は、仮設工事、廃棄物の処理費用、付帯工事など多岐にわたります。特にRC造の場合、廃棄物の量が多いため処分費の割合が大きくなります。見積もりを見る際は、総額だけでなく、これらの内訳が「明朗会計」で記載されているかを確認することが、適正価格を見極める上で非常に重要です。

解体費用の主な内訳は以下の通りです。

  • 建物本体の解体工事費用
  • 仮設工事費用(足場・養生など)
  • 廃棄物の処分費用
  • 付帯工事費用(外構の撤去など)
  • 整地・仕上げ費用
  • 諸経費(重機回送費・現場管理費など)

それでは、各項目を詳しく見ていきましょう。

建物本体の解体工事費用

建物本体の解体工事費用は、総費用の中心となる項目です。これは、重機や作業員を使って建物を構造通り(木造、鉄骨造、RC造)の方法で取り壊すための費用を指します。RC造の場合は、頑丈なコンクリートを破砕・圧砕する大型重機や、騒音・振動を抑えるための工法が必要となり、木造に比べて高額になります。この費用は、先ほど述べた「坪単価 × 延床面積」で概算されることが多いですが、建物の階数や形状によっても変動します。したがって、正確な費用を知るには、専門家による詳細な現地調査が不可欠です。

足場・養生シートなどの仮設工事費用

仮設工事費用は、安全かつ円滑に解体を進めるために不可欠な費用です。主な内訳は、足場の設置と養生シート(防音・防塵シート)の張り巡らせです。これらは、解体作業中の騒音や粉じんが近隣に飛散するのを防ぎ、作業員の安全を確保するために法律で義務付けられています。特にRC造の解体は、コンクリート破砕時に大きな音や粉じんが発生しやすいため、より頑丈な足場と厚手の防音シートが必要となる場合があります。60坪の家となると建物規模も大きく、周囲を囲む面積が広くなるため、仮設工事費用もしっかりと予算に組み込む必要があります。

廃棄物の分別・運搬・処分にかかる費用

解体費用の中で大きな割合を占めるのが、廃棄物の処分費用です。解体工事で出る廃棄物は、木くず、コンクリートがら、金属くず、プラスチックなど多岐にわたり、法律(建設リサイクル法)に基づき適切に分別し、許可を得た処分場へ運搬する必要があります。特にRC造の場合、大量のコンクリートがらが発生するため、この費用は高額になりがちです。不法投棄を防ぐためにも、業者が「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」を適切に発行・管理しているか確認することが重要です。適正処理がなされないと、最終的に施主(お客様)が責任を問われる可能性もあるため、注意が必要です。

カーポート・庭木・ブロック塀など付帯工事費用

付帯工事費用とは、建物本体以外に解体・撤去するものにかかる費用です。具体的には、カーポート、物置、ガレージ、ブロック塀、フェンス、庭木、庭石、浄化槽の撤去などが含まれます。これらは建物本体の見積もりとは別に計上されるのが一般的です。もし見積書にこれらの項目が含まれていないと、工事完了後に追加請求されるトラブルになりかねません。60坪の敷地となると、広いお庭や立派な外構が整っているケースも多いでしょう。現地調査の際に、どこまで撤去してほしいのかを業者に明確に伝え、見積もりにすべて反映させることが重要です。

解体後の整地・砕石敷きなど土地の仕上げ費用

解体工事は、建物を壊して終わりではありません。工事の最終工程として、土地の仕上げ作業(整地)が発生します。解体後の地中にはコンクリート片などが残っている場合があるため、それらを取り除き、重機で土地を踏み固めて平らにします。この「整地」までの費用が基本料金に含まれているのが一般的です。ただし、その後の土地活用(売却、新築、駐車場など)によって、仕上げのレベルが変わってきます。例えば、売却用に見栄えを良くするために「砕石敷き」を行う場合は追加費用となることが多いです。どのような状態での引き渡しを希望するか、事前に業者とすり合わせておきましょう。

重機回送費・現場管理費などの諸経費

解体費用には、工事そのもの以外に諸経費がかかります。代表的なものが「重機回送費」と「現場管理費」です。重機回送費は、解体に使用するショベルカーなどの重機を現場まで運搬し、工事終了後に運び出すための費用です。現場管理費は、工事全体の進捗管理、安全管理、近隣対応など、現場を運営するためにかかる費用を指します。その他、道路使用許可などの申請手数料も含まれる場合があります。これらの諸経費が「一式」とまとめられていると不透明になりがちです。信頼できる業者は、こうした諸経費の内訳もきちんと説明してくれるはずです。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

見積もりで最も重要なのが、この「内訳」です。総額だけを見て安い業者に飛びつくと、後から「付帯工事費」や「廃棄物処分費」が追加され、結局高額になるケースが後を絶ちません。当社は「明朗会計」を徹底し、内訳を詳細にご説明することで、お客様の不安を解消します。

60坪の家の解体費用が高くなりやすいケース

60坪の家の解体費用が、相場よりも高額になるケースには共通点があります。それは「作業効率の低下」や「追加作業の発生」を招く要因がある場合です。例えば、RC造という構造自体が要因の一つですが、それ以外にも立地条件や建物の状態が大きく影響します。見積もりが高いと感じた場合、なぜその金額になるのか、以下のケースに該当しないかを確認することが重要です。

  • 重機が入れない、道が狭いなど立地条件が悪い
  • 基礎面積が広い平屋である
  • 倒壊リスクがある老朽家屋
  • 地中埋設物残置物が多い
  • アスベストが使われている
  • 工期が長引いた場合

重機が入れない・前面道路が狭いなど立地条件が悪い場合

解体費用が高くなる典型的なケースが、立地条件の悪さです。例えば、現場の前面道路が狭く、大型の重機や廃棄物を運ぶトラックが入れない場合があります。この場合、小型の重機しか使えなかったり、重機が使えず手作業(手壊し)での解体が増えたりするため、作業効率が著しく低下し、工期が延びて人件費がかさみます。また、重機やトラックを近隣のコインパーキングに停める必要があれば、その費用も上乗せされます。RC造の解体は大型重機の使用が前提となるため、立地条件の影響は特に受けやすいと言えるでしょう。

平屋や1階部分が広く、解体ボリュームが大きい場合

同じ延床面積60坪でも、建物の形状によって費用が変わる点に注意が必要です。例えば「2階建てで各階30坪(合計60坪)」の家と、「平屋で60坪」の家を比較すると、一般的に平屋の方が解体費用は高くなる傾向があります。なぜなら、解体工事で費用に大きく影響するのは「基礎コンクリート」と「屋根」の面積だからです。平屋60坪の場合、基礎も屋根も60坪分の面積を解体・撤去する必要がありますが、2階建て30坪の場合はその半分(30坪分)で済みます。特にRC造の強固な基礎を撤去する作業は大変なため、1階の面積が広いほど費用は高額になります。

築年数が古く倒壊リスクが高い老朽家屋の場合

築年数が非常に古い老朽家屋の解体も、費用が高くなる可能性があります。建物が著しく老朽化し、倒壊のリスクが高い場合、通常の解体手順とは異なる慎重な作業が求められるためです。作業員の安全を確保するための補強作業が必要になったり、隣接する建物への影響を避けるために、重機を使わず手作業で少しずつ解体を進めたりする場合があります。これにより工期が長引き、人件費が増加します。また、旧耐震基準の古いRC造物件などは、予期せぬ構造上の問題が潜んでいる可能性もあり、追加費用が発生するリスクを考慮しておく必要があります。

地中埋設物や残置物が多く追加作業が発生する場合

追加費用が発生する最大の原因が、予期せぬ「地中埋設物」と「残置物」です。地中埋設物とは、建物を解体した後の地中から出てくるコンクリートがら、浄化槽、井戸、過去の建物の基礎などです。これらは現地調査の段階では発見が難しく、撤去には別途費用がかかります。また、室内に家具や家電、ゴミなどの「残置物」が多く残っている場合、それらの処分費用(一般廃棄物処理費)も追加で請求されます。解体業者が処分できるのは産業廃棄物のみです。事前にご自身で処分しておくことが、余計な費用を抑えるポイントになります。

アスベスト含有建材が使われている場合

解体費用が予想外に高騰する最大の要因の一つが、アスベスト(石綿)の存在です。アスベストは過去に耐火・断熱材として広く使われましたが、現在は健康被害が問題視されています。もし建物にアスベスト含有建材が使用されていた場合、法令に基づき厳重な飛散防止対策(レベル1~3)と特別な除去作業が必要となります。この調査費や除去・処分費は、通常の解体費用とは別に追加で数十万~数百万円かかるケースも珍しくありません。特に古いRC造物件では使用されている可能性があるため、事前調査が不可欠です。

引用:石綿総合情報ポータルサイト(厚生労働省)

雨天や近隣クレームにより工期が長引いた場合

解体工事は天候に左右されます。特に雨天や台風、積雪が続くと、作業の安全上、工事を中断せざるを得ません。工期が延びれば、その分、人件費や重機のリース費用がかさむ可能性があります。また、近隣からのクレーム対応によって工事がストップした場合も同様です。RC造の解体は特に騒音・振動が大きいため、近隣への配慮が不十分な業者に依頼すると、トラブルから工期遅延につながるリスクが高まります。工期遅延のリスクを減らすためにも、近隣への配慮を徹底し、天候にも柔軟に対応できる経験豊富な業者を選ぶことが重要です。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

「地中埋設物」と「アスベスト」は、解体工事の2大追加費用要因です。特にRC造はアスベストが使用されている可能性が木造より高まります。当社では、現地調査の段階でこれらのリスクを最大限洗い出し、事前にお客様にご説明することを徹底しています。不測の事態にも迅速に対応できるのが、自社施工・有資格者多数の強みです。

60坪の家を解体するのにかかる期間の目安

60坪の家を解体する場合、その期間は構造によって大きく異なります。特にRC造は解体に時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールが必要です。工期は費用にも直結する要素であり、解体後の土地活用や新築の計画にも影響します。なぜ工期に差が出るのか、その理由を理解しておくことで、より現実的な計画を立てることができます。

一般的な60坪住宅の解体工期は約2週間が目安

60坪の住宅解体にかかる工期の目安は、構造によって大きく異なります。最も解体が早い木造の場合、おおよそ10日~2週間程度です。鉄骨造の場合は、木造より少し長く2~3週間程度。そして、ご相談の多いRC造(鉄筋コンクリート造)の場合は、構造が頑丈なため解体に最も時間がかかり、3週間~1ヶ月以上を要することも珍しくありません。これはあくまで建物本体の解体にかかる期間であり、事前準備や後片付け、天候による遅延は含まれていません。計画を立てる際は、この目安に加えて予備日を考慮しておくことが賢明です。

【構造別】60坪の解体工期(目安)と作業内容

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構造60坪の解体工期(目安)工期が異なる理由・主な作業内容
木造10日 ~ 2週間程度比較的解体が容易なため、工期は最短。重機での取り壊しと、木くずの搬出がメイン。
鉄骨造2週間 ~ 3週間程度柱や梁(はり)の鉄骨を切断・解体する作業が木造より時間を要する。
RC造(鉄筋コンクリート造)3週間 ~ 1ヶ月以上最も工期が長い。頑丈なコンクリートを専用の重機(圧砕機など)で破砕・粉砕し、内部の鉄筋を切断しながら解体するため、非常に手間と時間がかかる。騒音・振動対策も慎重に行う必要がある。

構造・階数・立地条件によって変わる工期の違い

工期は様々な要因で変動します。まず「構造」です。前述の通り、RC造はコンクリートの破砕に時間がかかるため、木造や鉄骨造より工期が長くなります。「階数」も影響し、同じ延床60坪でも平屋より2階建て、2階建てより3階建ての方が、高所作業が増え、安全確保に時間がかかるため工期は延びる傾向です。「立地条件」も重要で、道が狭く重機が入りにくい場所では、手作業が増えたり、廃棄物の搬出に時間がかかったりするため、工期が延びます。これらの条件が組み合わさることで、実際の工期が決まってきます。

工期が延びると解体費用も増える理由

工期が延びると、解体費用も増加する可能性が高くなります。その主な理由は「人件費」と「重機のリース料」です。解体工事は、現場の作業員や重機のオペレーターの人件費が日々発生しています。また、使用する重機をリースしている場合、そのレンタル費用も日数分かかります。例えば、天候不良や近隣トラブルで工事が3日間ストップすれば、その3日分のコストが余計にかかる計算になります。特に自社で重機を保有せず、有資格者も少ない業者では、こうしたコスト増が直接見積もりに跳ね返りがちです。迅速な対応と自社施工が可能な業者を選ぶことが、コスト管理においても重要です。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

RC造の解体で工期が1ヶ月を超えるのは珍しくありません。工期が延びるほど、近隣の皆様にご迷惑をおかけする期間も長くなります。当社は自社車両と自社スタッフによる「迅速対応」で、無駄のない効率的な作業計画を立て、安全かつ最短での工事完了を目指します。

60坪の家の解体費用を安く抑える5つのコツ

60坪のRC造住宅の解体は高額になりがちですが、無駄な費用を削減し、賢くコストを抑える方法が5つあります。重要なのは、業者に任せきりにせず、施主(お客様)ご自身でできることを実行することです。少しの手間をかけるだけで、数十万円単位での節約につながる可能性もあります。見積もりを取る前に、ぜひこれらのコツを実践してみてください。

解体費用を賢く抑えるには、5つのポイントがあります。

  • 家具・家財・ゴミは事前に自分で処分する
  • 解体専門業者に複数社見積もりを依頼する
  • ハウスメーカー経由ではなく直接業者に依頼する
  • 梅雨や繁忙期を避けて工事時期を調整する
  • 建物滅失登記などを自分で行う

家具・家財・ゴミは事前に自分で整理・処分しておく

解体費用を抑える最も効果的で簡単な方法は、室内の残置物(家具・家財・ゴミ)をご自身で処分することです。解体業者が処分するのは「産業廃棄物」であり、家庭ゴミや粗大ゴミなどの「一般廃棄物」は別途処分費用がかかります。この一般廃棄物の処分を業者に依頼すると、割高な費用を請求されることがほとんどです。まだ使える家電や家具はリサイクルショップに売却したり、自治体の粗大ゴミ収集を利用したりして、解体工事が始まるまでに「空っぽ」の状態にしておきましょう。これだけで、数十万円の追加費用を防げるケースもあります。

解体専門業者に複数社見積もりを依頼する

解体費用を適正価格に抑えるためには、必ず「相見積もり」を取りましょう。最低でも3社程度の解体専門業者に依頼し、見積もりを比較検討することが重要です。1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。複数の見積もりを比較することで、60坪RC造の解体相場が分かり、不当に高い業者を避けることができます。ただし、単に総額が安い業者を選ぶのは危険です。見積もりの内訳が詳細か、必要な工事(アスベスト調査など)が含まれているか、そして対応が迅速・丁寧かどうかも含めて総合的に判断してください。

ハウスメーカー経N経由ではなく直接業者に依頼する

新築への建て替えを伴う解体の場合、ハウスメーカーや工務店に解体も一括で依頼しがちです。しかし、これは費用が高くなる典型的なパターンです。なぜなら、ハウスメーカーは自社で解体を行わず、下請けの解体業者に発注するため、そこに「中間マージン(紹介料)」が上乗せされるからです。このマージンは、時に解体費用の2~3割にも達することがあります。解体費用を安く抑えたいのであれば、手間を惜しまず、ご自身で直接、信頼できる解体専門業者を探して依頼する「分離発注」が最も確実な方法です。

梅雨や繁忙期を避けて工事時期を調整する

工事の時期を調整できるのであれば、解体業者の閑散期を狙うのも一つの手です。一般的に、解体業界の繁忙期は、新年度や決算期前の12月~3月頃と言われています。この時期は業者のスケジュールが埋まりやすく、価格交渉が難しくなる可能性があります。逆に、梅雨の時期(6月~7月)や夏場(8月)は、雨天による工事の中断を嫌って工事が少なくなる傾向があり、閑散期とされることがあります。業者の手が空いている時期であれば、価格交渉に柔軟に応じてもらえる可能性が高まるでしょう。

建物滅失登記など自分でできる手続きは自分で行う

解体工事が完了した後、法務局で「建物滅失登記」を行う必要があります。これは、建物がなくなったことを法的に登録する手続きで、解体後1ヶ月以内に申請が義務付けられています。この手続きを業者や土地家屋調査士に代行してもらうと、数万円の代行費用がかかります。しかし、この登記申請はご自身で行うことも可能です。法務局の窓口で相談すれば、必要書類や書き方を教えてもらえます。少しの手間はかかりますが、数万円の費用を確実に節約できるため、ご自身で挑戦してみる価値は十分にあります。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

この5つのコツの中で、最も費用対効果が高いのが「2. 相見積もり」と「3. 直接依頼」です。特にハウスメーカー経由の中間マージンは非常に高額です。当社のような自社施工の専門業者に直接ご依頼いただくだけで、品質を落とさずに大幅なコストダウンが可能です。これが、当社が「業界最安値」水準をご提供できる理由でもあります。

60坪の家の解体費用で使える補助金・ローン制度

60坪、特にRC造の解体となると費用は高額ですが、その負担を軽減できる公的な制度が存在します。それが「補助金」や「ローン」です。解体工事は、地域の安全や景観の改善にも寄与するため、自治体が支援制度を設けている場合があります。全額自己資金で賄うのが難しい場合でも、これらの制度を知っていれば選択肢が広がります。まずはご自身の物件が対象にならないか、情報収集から始めましょう。

自治体の老朽危険家屋解体補助金をチェックする

解体費用を抑えるために、まず確認したいのが自治体の補助金制度です。多くの市区町村では、倒壊の危険性がある老朽化した家屋や、管理不全な「特定空き家」対策の一環として、解体費用の一部を助成する制度を設けています。補助の対象となる建物の条件(築年数、耐震性、立地など)や補助金額は自治体によって様々です。例えば、特定の地域(不燃化特区など)であれば、より手厚い支援が受けられる場合もあります。所有する物件がRC造であっても対象となるか、まずは物件所在地の役所のウェブサイトや窓口で確認してみることを強くお勧めします。

引用:空き家対策に関する補助制度(東京都都市整備局の例)

空き家解体ローン・リフォームローンを利用する方法

補助金の対象にならなかった場合や、補助金だけでは費用を賄いきれない場合、金融機関のローンを利用する方法があります。近年、空き家問題の深刻化に伴い、多くの銀行が「空き家解体ローン」や、使途に解体費用を含められる「リフォームローン」を取り扱っています。これらは一般的なフリーローンよりも金利が低く設定されている場合があります。ただし、融資を受けるには審査があり、担保や返済計画が必要です。解体後の土地売却益で返済する計画なども含め、まずは取引のある金融機関に相談してみるとよいでしょう。

解体前に「売却」という選択肢も比較検討する

もし解体後の土地活用に具体的なプランがない場合、「解体せずに売却する」という選択Cも検討する価値があります。つまり「古家付き土地」として現状のまま売り出す方法です。この場合、高額な解体費用を負担する必要がなくなります。買主側が、リフォームして住むか、解体して新築するかを自由に選べるため、一定の需要があります。もちろん、更地にして売却する方が高く売れるケースも多いため、一概には言えません。解体費用と、古家付きで売却した場合の査定額、更地で売却した場合の査E額を不動産会社に相談し、どちらがご自身にとってメリットが大きいか比較検討することが重要です。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

補助金制度は、自治体によって内容が大きく異なり、申請期間が限られていることがほとんどです。「知らなかった」では手遅れになることも。当社は地域密”着の業者として、こうした行政の動向にも常にアンテナを張っています。解体のご相談と併せて、補助金活用のアドバイスも可能ですので、お気軽にお声がけください。

60坪の家の解体工事の基本的な流れ

60坪の家の解体工事は、単に建物を壊すだけではなく、多くのステップを経て完了します。特にRC造の場合は、木造よりも工程が多くなる場合があります。事前の準備から各種手続き、近隣への挨拶、実際の解体作業、そして工事完了後の手続きまで、一連の流れを把握しておくことで、施主(お客様)として何をすべきかが明確になり、不安なく工事を見守ることができます。

解体工事は以下の流れで進みます。

  1. 現地調査・見積もり・近隣挨拶
  2. ライフライン停止と足場・養生
  3. 建物本体の解体と廃棄物の分別・搬出
  4. 地中障害物の確認・撤去と整地
  5. マニフェスト確認と建物滅失登記

現地調査・見積もり・近隣挨拶までの準備

解体工事は、まず専門業者による「現地調査」から始まります。業者が現地を訪れ、建物の構造(RC造)、広さ(60坪)、立地条件、アスベストの有無、付帯工事の対象などを詳細に確認し、正確な「見積書」を作成します。この見積もりにご納得いただけたら「契約」となります。契約後、業者は工事開始前に「近隣挨拶」を行います。解体工事は騒音や振動が避けられないため、事前に工事概要や期間を説明し、粗品を持って挨拶に回ることが、後のトラブルを防ぐために非常に重要です。

ライフライン停止と足場・養生などの仮設工事

いよいよ工事開始ですが、まずは建物の解体の前に準備作業を行います。施主(お客様)には、電気、ガス、水道、電話、インターネットなどの「ライフライン」の停止・撤去手続きを、工事開始前までに行っていただきます(水道は解体中の粉じん飛散防止で散水用に残す場合もあります)。業者は、工事の安全と近隣への配慮のため、「仮設工事」として足場を組み、建物の周囲を防音・防塵効果のある養生シートで覆います。この準備が、RC造の解体では特に重要になります。

建物本体の解体と廃棄物の分別・搬出

仮設工事が完了すると、いよいよ「建物本体の解体」が始まります。通常、内装材(畳、窓ガラス、建具など)を手作業で撤去した後、重機を使って建物を上から下へと解体していきます。RC造の場合は、コンクリートを破砕する大型重機(圧砕機など)を使用します。解体と並行して重要なのが「廃棄物の分別」です。木くず、コンクリートがら、鉄筋、プラスチックなどを現場で細かく分別し、種類ごとにダンプトラックで適正な処分場へ「搬出」していきます。この分別作業が、リサイクルの推進と費用の透明性につながります。

地中障害物の確認・撤去と整地作業

建物本体の解体が終わり、地上部がなくなると、次に行うのが「基礎」の撤去と「地中障害物」の確認です。RC造の頑丈な基礎を重機で掘り起こし、撤去します。その際、基礎の下に以前の建物の基礎や浄化槽、コンクリート片などの「地中障害物(地中埋設物)」がないかを確認します。もし発見された場合は、見積もりとは別に追加費用となりますが、お客様に確認の上で撤去作業を行います。すべての障害物がなくなり次第、重機で土地を平らにならす「整地作業」を行い、工事は完了に近づきます。

マニフェストの確認と建物滅失登記の手続き

すべての解体作業と整地が完了したら、お客様に現場を確認いただき「引き渡し」となります。この際、業者から必ず受け取ってほしいのが「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」の写しです。これは、廃棄物が法律に基づき適正に処理されたことを証明する重要な書類です。そして、施主(お客様)ご自身で行う最後の重要な手続きが「建物滅失登記」です。工事完了後1ヶ月以内に、法務局へ建物を解体した旨を届け出る必要があります。これを怠ると10万円以下の過料に処される可能性があるため、忘れずに行いましょう。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

この一連の流れで、施主(お客様)に行っていただくのは「STEP1」の業者選定と契約、「STEP2」のライフライン停止、「STEP5」の滅失登記(代行も可)です。それ以外の実務はすべて業者が行います。だからこそ、工事の全工程を安心して任せられる、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要なのです。

60坪の家を解体する前に押さえておきたい注意点

60坪のRC造という大きな資産の解体を決断する前に、知っておくべき注意点があります。解体工事は高額な費用がかかるだけでなく、一度解体してしまうと元に戻すことはできません。また、近隣との関係性や法律が絡む問題でもあります。「安ければ良い」という考えで業者を選んでしまうと、後で大きなトラブルや追加費用に見舞われる可能性があります。後悔のない解体工事にするために、以下の点を必ず押さえてください。

契約前に、以下の点をチェックリストとしてご活用ください。

  • 「安さ」だけで解体業者を選んでいないか?
  • 見積書の内訳と単価は細かくチェックしたか?
  • 産業廃棄物管理票(マニフェスト)について説明はあったか?
  • 解体後の土地活用プラン(税金対策)は考えているか?
  • 近隣トラブルを防ぐ対策(挨拶、騒音対策)は万全か?

「安さ」だけで解体業者を選ばないことの重要性

解体費用を抑えたいというお気持ちは当然ですが、「安さ」だけを基準に業者を選ぶのは非常に危険です。相場よりも極端に安い見積もりには、必ず理由があります。例えば、必要な安全対策(足場や養生)を省略していたり、廃棄物を不法投棄して処分費を浮かせていたりする可能性があります。特にRC造の解体は専門的な技術と設備が必要です。安さに釣られて未熟な業者に依頼した結果、近隣トラブルや不法投棄が発覚し、最終的に施主(お客様)が追加費用や法的責任を負うことになっては本末転倒です。

見積書の内訳と単価を細かくチェックする

複数の業者から見積もりを取ったら、総額だけでなく「内訳」を詳細に比較してください。信頼できる業者の見積書は、「仮設工事費」「建物本体解体費」「廃棄物処分費(種類別)」「付帯工事費」「諸経費」など、項目ごとに単価と数量が明記されており「明朗会計」です。逆に、「解体工事一式」といった大雑把な見積もりを出す業者は注意が必要です。何が含まれていて何が含まれていないのかが不明確で、後から「これは別途費用です」と追加請求されるトラブルの原因になります。

産業廃棄物管理票(マニフェスト)の確認ポイント

解体業者との契約前に、廃棄物処理法に基づき「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」を適切に発行・管理しているかを確認しましょう。マニフェストは、解体で出た廃棄物がどこでどのように処理されたかを追跡する伝票です。悪質な業者は、このマニフェストを偽造したり、そもそも発行せずに不法投棄したりすることがあります。廃棄物の不法投棄は、業者だけでなく排出事業者である施主(お客様)の責任も問われる重大な犯罪です。工事完了後には、必ずマニフェストの写し(E票など)を受け取り、適正処理を確認してください。

引用:マニフェスト制度(環境省)

解体後の土地活用プランを事前に考えておく

建物を解体した後、その土地をどうするのか(売却、新築、駐車場、更地のまま所有)を事前に決めておくことが重要です。なぜなら、活用プランによって整地の仕上げ方法が変わる可能性があるからです。また、解体して更地にすると、翌年から「住宅用地の特例」が適用されなくなり、土地の固定資産税が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。解体するタイミングと、その後の活用計画をセットで考え、税金面でのシミュレーションもしておくことが、無駄なコストを支払わないために不可欠です。

近隣トラブルを防ぐための挨拶と騒音・粉じん対策

解体工事で最も避けたいのが、近隣トラブルです。特にRC造の解体は、木造に比べて騒音・振動・粉じんが大きく、クレームにつながりやすい側面があります。トラブルを防ぐ最大のポイントは、業者が行う「事前の近隣挨拶」と、徹底した「現場の安全・環境対策」です。工事開始前に業者が丁寧に工事内容を説明し、理解を得ているか。そして、現場では養生シートを隙間なく張り、こまめに散水して粉じんを防いでいるか。こうした「近隣への配慮」を誠実に行う業者を選ぶことが、施主(お客様)の安心にも直結します。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

解体工事は「ご近所付き合い」そのものです。特にRC造の解体では、騒音・振動対策と、誠意ある近隣挨拶が欠かせません。当社は「近隣への配慮」を最重要事項と考え、経験豊富な日本人スタッフが丁寧に対応します。お客様が解体後もご近所様と良好な関係を続けられるよう、細心の注意を払って工事を進めることをお約束します。

60坪の家の解体費用は専門家に相談して計画的に進めよう

60坪の家、特にRC造の解体は、構造の複雑さ、廃棄物の多さ、高額な費用など、木造解体とは異なる専門知識と経験が求められます。相場を理解し、費用を抑えるコツを実践することも大切ですが、最終的には「どの専門家に任せるか」が成功の鍵を握ります。信頼できるパートナーを見つけ、綿密な計画のもとで工事を進めることが、後悔のない解体を実現する一番の近道です。

信頼できる解体業者に相談するメリット

信頼できる解体業者に相談するメリットは、単に適正価格で工事を行ってくれることだけではありません。豊富な経験に基づき、お客様の物件(60坪、RC造)の特性や立地条件を考慮した最適な解体プランを提案してくれます。アスベスト調査や補助金申請、建物滅失登記など、専門知識が必要な手続きについても的確なアドバイスが期待できます。何より、解体工事で最も重要な近隣への配慮を徹底してくれるため、施主(お客様)は安心して工事を見守ることができます。不安な点を何でも相談できる、良きパートナーとなるでしょう。

㈱インシュアラに依頼する強み

私たち、㈱インシュアラは、お客様の不安に寄り添う解体をモットーとしています。60坪クラスのRC造のような難易度の高い解体こそ、当社の専門性と経験が活かされます。解体実績1,000件以上で培ったノウハウと、有資格者による「自社施工」が当社の最大の強みです。

当社の強み

当社の強み

  • 解体実績1,000件以上の信頼
  • 中間マージンなしの「業界最安値」水準
  • 追加請求のない「明朗会計
  • 有資格者による「自社施工
  • 迅速対応」と「近隣への配慮」の徹底
  • 安心の「日本人スタッフ対応」と「自社車両多数保有

自社車両と経験豊富な日本人スタッフが「迅速対応」することで、中間マージンを徹底的に排除し「業界最安値」水準の「明朗会計」を実現しています。工事で最も重要な「近隣への配慮」も徹底し、安心してお任せいただける体制を整えています。

㈱インシュアラ代表取締役社長 金松裕基

60坪のRC造解体は、業者選びがすべてと言っても過言ではありません。費用、技術力、近隣対応、すべてにご納得いただける業者をお選びください。㈱インシュアラは、その名の通り、お客様の信頼にお応えすることを第一に考えています。お見積もりは無料です。他社様の見積もりと比較するためだけでも構いませんので、ぜひ一度、当社の専門家にご相談ください。

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