【画像で解説】40坪の木造住宅解体は何日かかる?工事の流れと内容をわかりやすく解説

監修者

株式会社インシュアラ 代表取締役
金松 裕基

株式会社インシュアラ(信頼の解体レスキュー)の代表取締役社長であり、同サイトの監修者を務める金松裕基氏。 建物解体、内装解体、店舗解体を主な事業とし、その豊富な経験と専門知識を活かして「信頼」のサービスを牽引しています。代表として、また業界の専門家として、安全かつ高品質な解体工事の実現に尽力し、顧客からの厚い信頼を得ています。

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「木造住宅を解体したいけれど、工事は何日かかる?」「毎日どんな作業をしているの?」
解体工事は“ただ壊す”だけに見えますが、実際は安全確保・近隣配慮・搬出計画を組み立てながら段階的に進めます。

この記事では、40坪の木造住宅の解体工事(日報:着工〜完工まで6日)を例に、工程の流れと各作業の意味を、初めての方でも理解できるように解説します。

目次

まず結論:40坪の木造住宅解体は「約4〜7日」が一つの目安

木造住宅の解体工期は、立地(道路幅・私道・搬出距離)、建物構造、基礎の種類、残置物の量、近隣環境で変わります。
ただし今回の実例では、以下の流れで6日で完工しています。

  • 1日目…仮設・安全対策(足場/私道保護)
  • 2日目…平屋(建物本体)解体+搬出
  • 3日目…上屋解体(躯体の本格解体)+ガラ搬出
  • 4〜6日目…基礎撤去→搬出→整地→清掃(仕上げ)

工程の全体像:木造解体は「4フェーズ」で理解すると分かりやすい

フェーズ目的主な作業
① 仮設・準備安全確保/近隣配慮/道路保護足場、養生、私道の保護(縞鋼板など)
② 建物本体(上屋)解体木造の建物を撤去平屋解体、上屋解体、分別、搬出
③ 基礎撤去地中・地盤面まで撤去基礎あげ(基礎撤去)、搬出
④ 仕上げ次工程に引き渡せる状態に整地、清掃

この順番で進めることで、工事の安全性・スピード・周辺影響の低減が両立できます。

【着工1日目】足場組立/私道の縞鋼板設置(準備と安全対策)

足場組立

解体工事の初日は「壊す」ではなく、まず安全を作る日です。
足場を組む目的は、次のとおりです。

  • 高所作業の安全確保(転落防止)
  • 落下物・飛散物対策(近隣への影響を抑える)
  • 作業効率の向上(動線を作る)

特に住宅地では、粉じん・破片・騒音への配慮が求められるため、足場と養生は工程品質そのものになります。

私道 縞鋼板設置

私道や狭い進入路がある現場では、重機・ダンプの出入りで路面が傷みやすくなります。そこで行うのが縞鋼板(しまこうはん)の設置です。

  • 目的…私道や舗装の保護、段差の解消、タイヤの沈み込み防止
  • 効果…近隣クレーム予防(路面破損・泥汚れの抑制)、搬出がスムーズになる

「私道がある=工事が難しい」ではなく、初日にこうした段取りをしっかり組むことで、トラブルを大幅に減らせます。

【着工2日目】平屋解体/解体材搬出(建物本体の解体)

平屋解体

ここから建物を実際に解体していきます。
木造の場合、解体は基本的に「分別しながら壊す」ことが重要です。

  • 木材
  • 石膏ボードなど内装材
  • 金属類
  • ガラス類
  • 断熱材・プラスチック類

これを混ぜてしまうと処分費が上がり、現場も危険になります。
スムーズな解体は、分別=安全とコストの両方に効くのがポイントです。

解体材搬出

解体材は現場に溜めすぎると危険です。
そのため解体と並行して、随時搬出して現場を“軽く”保ちます。

  • 搬出が早いほど、次の作業スペースが確保できる
  • 現場が整うほど、事故リスクが下がる
  • 結果として工期短縮につながる

【着工3日目】上屋解体/ガラ搬出

上屋解体

「上屋(うわや)」は、建物の地上部分(家そのもの)を指します。
2日目で進めた解体をさらに進め、柱・梁などの構造部分を撤去していく工程です。

ここでのポイントは、倒し方・崩し方の管理です。

  • 倒れる方向
  • 落下物の範囲
  • 立入禁止区画
  • 重機の旋回範囲

住宅地では特に、周囲の建物や塀、電線などの近接物に配慮しながら進めます。

ガラ搬出

ガラ(解体で出た廃材)を搬出していく工程です。
上屋解体はガラが一気に出るため、搬出が詰まると工事全体が止まります。
つまり「解体」と「搬出」はセットで回すのが基本です。

【着工4〜6日目】基礎あげ/ガラ搬出/整地/清掃(仕上げ工程)

基礎あげ(基礎撤去)

木造住宅でも、最後に残るのが基礎コンクリートです。
これを撤去して初めて、土地を更地として引き渡せます。

  • ベタ基礎/布基礎など、基礎の種類で作業量が変わる
  • 地中障害物(古い浄化槽・配管・井戸など)が出る場合もある

見積や工期がブレるポイントでもあるため、現地調査が重要です。

ガラ搬出

基礎撤去で出たコンクリガラを搬出します。
基礎ガラは重く、搬出回数が増えやすいため、車両段取りが工期を左右します。

整地

更地として引き渡せるように、地面を均して転圧し、見た目と安全性を整えます。
この整地の質が、次工程(新築・駐車場・売却)での印象と作業性に直結します。

清掃

清掃は「おまけ」ではなく、完工品質そのものです。

  • 釘・ガラス片の回収
  • 私道・道路の泥落とし
  • 近隣側溝の確認

解体工事は最後の印象が強く残るため、清掃と片付けの徹底がクレーム抑止にもつながります。

これから解体する人が知っておくと安心なポイント

工期は「道路条件」と「搬出条件」で大きく変わる

私道・狭小道路・ダンプの待機場所がない現場は、段取りが工期に直結します。今回のように初日に縞鋼板などで準備しておくと、工程が安定します。

“残置物”が多いと別工程になりやすい

家具・家電・生活ゴミ・庭石などが多いと、解体の前に撤去作業が必要になることがあります。早めに相談するほど、費用と工程を整えやすくなります。

最後は「整地と清掃」で品質が決まる

更地は「建物が無い」だけでなく、次に使える状態であることが重要です。整地のレベル感は業者によって差が出やすい部分です。

まとめ|木造40坪の解体は“準備→上屋→基礎→整地”で6日完工

今回の実例は、40坪木造住宅を以下の流れで進め、4〜6日目で仕上げまで完了しています。

  • 1日目:安全・近隣・道路保護(足場/縞鋼板)
  • 2〜3日目:上屋解体+搬出(建物を撤去)
  • 4〜6日目:基礎撤去→整地→清掃(更地として完工)

「どのくらいで終わる?」「費用はいくら?」は、現地条件で変わります。
だからこそ、工期と費用をブレさせないためには、工程を理解し、段取りの強い業者に依頼することが重要です。

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